ハリケーン体験記 #3
直撃は勘弁・・・、なんて思いながら、テレビのハリケーン情報を見ていたのですが、一向に北に進路を変える様子はなく、New Orleansに近づいてきました。
[脱出開始] → [シカゴに到着] → [シカゴで一泊] → [総括]
ついに・・・ (8/28/05 〜 8/29/05)
夜から未明へと時間が経つに連れ、風雨はさらにひどくなりました(暴風雨の音で目が覚めた)。今まで、雨は上から下に降る物だと思っていましたが、風に煽られた雨粒が、全方向に飛んでいるように見えました。正直言って、こんなにひどい暴風雨は見たことがありません。建物が揺れるようなことはありませんでしたが。
夜が明けてから外を見てびっくり。ある程度予想はしていましたが、昨日まで乾いていた道路や駐車場に水がたまっていました。
停電になり、テレビからの情報が全く入らなくなってしまった後は、ハリケーンがどのように進んだのか分かりません。本当は、ハリケーンの目も見て見たかったのですが・・・。
雨は止んだが・・・ (8/29/05)
ホテルの中にも水が入ってきていましたが、砂袋の効果が多少はあったのか、何とか歩ける状況でした。しかし、停電のためにロビーは薄暗く、カウンターにも従業員らしい人影はありませんでした。なお、ホテルの従業員が清掃や排水作業を全く行っていなかったのが印象的でした。結果論から言えば、これは正しい選択だったわけですが・・・。
道路の一部が浸水しているとは言え、その水位もたかだか膝下程度だったので、この時点では、明日は外に出られそうだ、と感じていました。が、翌日になって、これがとんでもない誤りだったことに気が付くことになります・・・。
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