England 訪問記 #5
事実上、今日がSwanage というかイギリス滞在の最終日。ミニ学会の終了後、付近を散策してみました。翌日は、LAX を経由してSFO へ。
5/4/12
実は、ホテルから歩いてすぐの所に海があります。ただし、砂浜は少なく、断崖も多いので、海水浴向けではなさそう(水温までは知らないが、これも高くはなさそう?)。
海辺から、今度は丘へ登ってみました。緑の芝生はおそらく人間が植えたのでしょうが、イギリスのゴルフ場のイメージを彷彿とさせるような雰囲気でした。
そこから更に、小さなお城を目指して散歩を続けました。残念ながらこのお城、かなり改築されてしまっていたのか面白味には欠ける物でした(歴史的建造物には見えなかったという意味)。
このお城と城壁は、中世にイギリスがフランスと戦争をしまくっていた頃の名残なのでしょうか?それを確認するには、近いうちに歴史の勉強をし直さねばなりませんな。ちなみに、ラボのイギリス人に何でフランスと戦争をしなくなったのかと聞いたら、フランス以上にドイツとの間に問題が生じたからじゃないかとのこと。真偽の程は知りません。
5/5/12
帰りの車の中でも、周囲の景色を眺めていたのだが、(住みたいとまでは思わないけれど)一生に一度は見ておいて損はないような景色が次から次へと。この手の景色を見ていると、イギリスのゴルフ場の設計に通ずる面があるように感じてしまう。無論、意図的に設計したと言うことではなく、自然を利用したらそうなった・・・、という感じなのでしょうが。
空港の近くになって、運転手がどこのターミナルに行くかと問いかけてきた。Terminal 1, 3, 5 だと分かった途端、彼が、客を降ろす場所が複数にわたる場合は24 ポンドの追加料金が掛かると言い出した。何でそんなに払わねばならないのか納得できなかったので、遅れてきたんだから、それくらいは値引きしろと言い返したら、怒り出した。しばらくの言い合いしたのだが、値引きに同意する気のなかった彼は、ボスに電話をかけ相談していた(彼の態度には納得していないが、正直にフェリーの件を説明していた事は評価する)。結局、我々一行が追加料金を払うことはなかったけれど、その後、タクシー会社が、追加料金をミニ学会の責任者に請求したかどうかまでは定かではない。でも、空港内のターミナルで、追加料金を取るなよ・・・。
あまり気分の晴れない状態で帰りの飛行機のチェックイン済ませようとしたら、入国時とは打って変わり、出国管理の担当者に、様々な質問を浴びせられました。今回の滞在中は何をしていたのか、どこに宿泊したのか、どこで働いているのか、何をしているのかなどなど。UCLA にいると言ったら、それはどこにあるのかと聞かれ閉口してしまった。そもそも、どんな答えを期待していたのかも分からなかったので。ハリウッドとSanta Monica のそばだが、ダウンタウンには遠いと言ったら、それ以上は聞かなかったけれど。あれは一体何だったのか?セキュリティーチェックの後は搭乗ゲートに入る前にサイドチェックが。今回は、私は何もなかったが、一緒にいた学生がなぜかつかまり、ボディーチェックは言わずもがな、手帳の中まで確認されていた。やり過ぎのような気もするが、オリンピック対策なのか?オリンピックに向けたスタッフの訓練と、何かを企んでいそうな人がいた場合に、街中にある監視カメラの映像を解析し、そこからテロ情報等を抽出するのだろうか?いずれにせよ、気分の悪い出国手続きだったことは言うまでもないでしょう。
帰りの便はAA 運行だったので、特別なサービスは無し。やはり、アメリカ系の航空会社のサービスは、今ひとつですな。機内では半分くらいはねていたけれど、残りの時間は、パソコンのバッテリーが切れるまで、プロポーザルと格闘。何でこんな事をせねばならないのか・・・。で、アメリカでの入国管理はすんなりと終了。しかし、同行していた学生は、税関でカバンを開けられていました。彼にとっても運の悪い一日だったのでしょうか?
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