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England 訪問記 #3

 市内観光の二日目。ロンドン塔と大英博物館も重要だったのですが、ラボの旧メンバーとの再会も私にとっては大きな目的の一つでした。

[London #1] [London #2] [London #3] [Swanage #1] [Swanage #2]


5/1/12
    相変わらず時差ぼけが抜けていないようで、変な時間に目が覚めた。それでも、8 時前には起きて、出かける準備をする。最初に行ったのはロンドン塔。結論から言ってしまえば、昔のお城なのだが、塔と言う程の高さは感じられませんでした(残念・・・)。これも、昔の要塞だったのでしょうから、単に高ければいいという物でもないのでしょうが。

    11-13 世紀にかけて建てられただけあって、中世以降の建築物と比較すると、技術的に成熟しているとは言い難いレベルでした。私が持つヨーロッパの古い建物のイメージによく合っていたけれど・・・。もっとも、その時期から、セント・ポール大聖堂ができるまでの600 年の間で飛躍的に建築技術が進歩したことを賞賛すべきなのだろうか?

    ロンドン塔の内部には、昔から王室で使われてきた物が展示されていました(その多くは撮影禁止)。王冠などは、値段が付けられない物であることを考えると、約20 ポンドの入場料は、決して高くなかったのかも知れません。

    その後は、ラボの昔の知人に会うためにEuston の駅へ移動。見た目はあまり変わらず、元気なようでした。なお、駅の様子も写しておきました(地下鉄の構内とは若干雰囲気が異なる)。

    駅で軽く昼食を取った後は、大英博物館へ(入館無料とは知らなかった)。どんな物が展示されているのか楽しみだったのだが、古代の物(メソポタミアの頃の物やギリシャ神殿など)はなかなか見応えがあります。ただ、見方を変えれば、イギリスが力を誇っていた頃に、全てを根こそぎ盗んできたとも言えるわけで、それが良かったのかどうかは議論の分かれるところかもしれません。ギリシャ人よりは、しっかりと管理してくれそうだけれど・・・。ちなみに日本関連の展示物は、期待したほどではありませんでした。土偶が置いてあったのは良かったけれど、あとは、それほど珍しくもなく(イギリス人にとっては珍しいのかも知れませんが)。ボストン美術館の方が上?ただ、入れなかった三菱商事ギャラリーには、著名な作品が保管されていたのかも知れません。

    博物館から、再びバッキンガム宮殿方向へお散歩。今回も衛兵が立っていました。思い起こしてみると、同じような格好をした人が、ロンドン塔にも立っていたのだが、同じ訓練を受けていたのだろうか。

    さて、いい時間になってきたので、夕方以降のプランを相談。手頃なショーがあれば・・・と言うことになったが、友人の帰りの電車の時間を考えると、ちょっと無理。結果的に4 時過ぎから、パブに行ってビールを2-3 杯飲むことになりました。お腹が空いてきたので、どこかに移ろうと言うことで、彼の電車の駅のそばまで移動し、近くのパブへ。食事のメニューを見たのだが、どんな物なのかよく分からない・・・。イギリス人曰く、English breakfast がいいんじゃないか(消去法と言うこと)と言うので、それにしてみたが、今回の旅行で食べた中で一番まずい代物でした(↑)。歩き疲れて眠くなったので、友人を見送った後は、ホテルに戻って寝る事に。

 

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