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ミシガン放浪記 (2004.10〜2004.11)


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11/29/04
    某学生さんのDoctor defenseが12月の上旬にあるんだけれど、最近、ようやくD論が書き上がったらしい。何ページあるのか分からないけれど、とにかく分厚い。電話帳(Yellow pages)みたいだねぇ、と言ったら笑われてしまったけれど、本人曰く、「電話帳と同じくらい(中身は)つまらない」とのこと。書くのは大変だけれど、その後ほとんど利用されることがないと言う意味では、日本の大学のD論と同じなのかもしれない。とはいえ、これも一種の通過儀礼だから、仕方がないんだけれど。

11/26/04
    サンクスギビングの翌日は早朝からセールをやるようで、テレビでも「Early birdは得をする・・・」といった類のCMがテレビで流されていた。特に欲しい物があるわけでもない私にはあまり関係ない・・・と思っていたが、当日の目覚めた時間を見てびっくり。すでに周囲が薄暗くなった夕方5時前。早朝セールと半日も時間のズレがあるようでは、通常の営業時間のモールにだって行けるかどうか疑わしい。でも一番得なのは、何も買わずに質素な生活を送る事(?)だから、無理して早起きする必要は、私には無さそう。

11/24/04
    ついに降りました、初雪。昨年に比べればちょっと遅いのかもしれないけれど、夕方から雨が雪に変わり、1cmくらいの積雪に。某学生さんは、「サンクスギビングの時期に合わせて雪が降るなんていいじゃない」と言っていたけれど、私にはとてもそうは思えない。晴れていて、スキーに行けるというなら話は別だけれども・・・。それはともかく、久々に雪の上を歩いたらからなのか、急に(?)歩行困難になってしまった。しばらくは、転ばないようにゆっくりと歩くしかないのかな?

11/22/04
    大学内にあるWendy'sに行ったら、妙なお知らせが。ちょっと前にフロリダを襲ったハリケーンのために、十分な量のトマトが確保できないとの理由で、「ハンバーガーにトマトを入れろ」と言わない限りはトマトなしのバーガーになるそうだ。日本だと、材料が手に入る限りはそのまま、その後は全てトマトなしバーガー(または販売中止)になるんだろうが、アメリカ式はちょっと違う。ちなみに、みんながトマトを入れろと言ったらどうなるんだろう?結局は、表示を出すほど深刻な事態でもない、と言うことなのかもしれない。

11/20/04
    今日がミシガン大にとってはフットボールの最終戦だったのだが、今回の相手はライバル校のOSU。昨年はホームだったから勝ったけれど、今年は危ないんじゃないか・・・と思っていたら、案の定、イヤな展開になり負けてしまった。幸い、その後の試合でIowa大Wisconsin大に勝ったおかげで、Big Tenタイトルと共に、Rose Bowl出場権は確保したけれど、なんだかなぁ・・・という気がしないでもない。今年は確かに谷間の年なんだろうが、もう少しピリッとして欲しいと感じたのは私だけではないだろう。

11/18/04
    大学のすぐそば(敷地内?)にあるEspresso Royaleは、ライバル店のスターバックスに行くよりも近くて便利だから(安いのもあるが)・・・と、ここのところ日に1〜2回通っていたら、一部の店員さんは、私が何を飲むのかをおよそ察するようになってきた。大学の周辺には様々な国の人がいるはずだけれど、変なアジア人が毎日のようにコーヒーを飲みに来たら、欧米人よりも記憶に残ってしまうのかもしれない。でも、何も言わないうちにレジを打つのはちょっとやめて欲しい(笑)。

11/17/04
    最近何人かの学生さんが、相次いで携帯電話を使い始めた。日本にいると、持っているのが当然だが、ミシガンでは携帯を持っていない人が意外に多くいるので(むろん少数派だが)、今まで何とかやって来られたのかもしれない。そのうちの一人は、「これで世界の流れから遅れずに済む」とか言っていたけれど、私に言わせれば、「これでラボにかかってくる(あなた宛の)私用電話を取り次がずに済む」と言うのが正直なところ。彼女あての電話には、今後、"She is not here now!!"って答えることにしよ〜っと(^_^;)。

11/15/04
    ちょっと前に、大学のそばに「Teriyaki Grill」と言う店ができた。どう見てもアメリカ人が経営してそうだし、お世辞にも客の入りがいいとは思えなかったんだけれど、意を決して挑戦することに。Teriyaki beef & veggieを頼んだところ、値段は$5.50(+tax)程で、案外やすい。むろん、味はアメリカナイズされていたが、よく考えてみると、韓国人経営の日本料理屋で食べるそれと大して変わらない(しかも値段は倍)。コストパフォーマンスを考えれば、案外、妥協範囲内かもしれない(アメリカに来て悪食になっただけ?)。

11/13/04
    ミシガンリーグという建物の中にある大きなテレビで、アメフト(MSU vs. Wisconsin大)を放送していた。日本にはなじみがないが、これらの大学はMichigan大と共にBig Tenと呼ばれる区分に属するため、特に、ここまで全勝のW大の勝敗は、M大の人にとっては気になるところ。事実、W大がTDを決めたときは、あちらこちらからため息が聞こえてきたくらいだから。しかし結果的には、MSUが金星を挙げてくれたおかげで、W大・M大共に9勝1敗。来週の最終戦の結果次第だが、今回もRose Bowlに出られるかも?

11/12/04
    今に始まったことではないけれど、私の所にも、どこからかDMが送られてくる。ただし、宛名が"Current resident"とか"Our neighbor"となっている所がポイントで、必ずしも私の名前が、どこかに登録されている訳でもなさそう。住所さえ存在すれば、いくらでもDMの発送ができると言う意味で、送る方にとっては合理的だが、日本では通用しないやり方かも?私はあなたの隣人ではない・・・、と感じるけれど、どこかで仕入れた名簿をもとに、変なデータベースに名前を登録されるよりはいいかもしれない。

11/10/04
    化学科の建物の地下には自動販売機があるのだが、いつの間にか、センサーが設置されていた。要するに、真ん中の自販機の上にある白い物(赤い矢印)がそうなのだが、人が来ると、自販機のディスプレーが明るくなる。これも、省エネの一環なんだろうが、アメリカのエネルギー消費を考えれば焼け石に水。大学の建物の空調を工夫した方がよっぽど効果的に思える。もっとも、これも、ペプシ宣伝活動と捉えれば、理解できないこともないけれど(コカコーラの自販機にはセンサーがない)。

11/8/04
    Weather Channelを見ていたら、新潟での地震(余震)の映像を流していた。「世界の天気」のコーナーの前のスポット映像なので、ほんの一瞬だったが、ゆれているのはよく分かった。しかし、画面の下には"Northern Japan"との表示。アメリカ人にとっては、新潟がどこにあろうと、大した問題じゃないけれど「新潟は北にあったんだっけ?」と一瞬考えてしまった(笑)。むろん、あの場所を一語で表すのは簡単ではなさそうだし、冬は寒いから北なのかもしれない・・・と言うことで、今回は納得することにしました。

11/7/04
    外を歩いていると道を聞かれることがよくある。しかし、普段、車に乗らない私が、「デトロイトに行くにはどうすればいい?」なんて聞かれたって、答えられるはずがない。大学病院なら、「あっちだよ」と指差すことはできるけど(自信はないが、救急車をよく見かけるので)。しかし今回、例によって真夜中に歩いていたら、「タバコ持ってない?」と女の人に声をかけられた。「小銭をくれ」というホームレスは時々見かけるが、これは初めての体験。アメリカにはタバコの自販機がないから、切れたら、もらうしかないのかな?

11/5/04
    図書館での話。関係ありそうな3つの論文を、本を広げて探したところ、一つ目の論文はドイツ語で書かれていた。次は解読可能な英語だったのだが、あまり研究には関係がなかったのでパス。ここまで来れば、オチも分かるだろうが、最後はフランス語だった(T_T)。両者とも、化合物名は英語に似ているから、何となく想像できるのだが、内容を把握すると言う面ではもはや絶望的。大学で習ったはずのドイツ語はまだしも、フランス語の方はラボのカナダ人(でも英語圏出身)に教えてもらうしかなさそうだ。

11/3/04
    選挙関連のテレビを見ていたら勝った候補にチェック(レ点)を入れて当選を表していたが、日本とはちょっと違う点が新鮮に感じられた。確かに、(当)とは書けないんだけど・・・。それはさておき、某学生さんが、Kerryが勝った州+カナダを「United States of Canada」、Bushが勝った州を「Jesusland」と塗り分けた風刺漫画(→北米大陸の地図)を見せてくれた。保守的なBushに対する皮肉が込められているだけに、笑ってしまった。これ、日本にいるとピンと来ないかもしれないので、分かる人向けと言うことで・・・。

11/2/04
    私には直接関係ないが、今日は大統領選の投票日。すでに投票を済ませた教授や学生の一部が胸に「I voted」と書かれたシールを貼っていたのが印象的だった。ある学生さんが、これからKerryに投票する・・・と言いながら、夕方帰ってしまったところを見ると、選挙に関する関心や投票率は日本の若い人達とは比べ物にならないくらい高いのかもしれない。もっとも、アメリカ一国と言うより、国際社会で最も大きな発言力を持つ人間の一人を選んでいるわけだから、そうじゃないと困るんだけれど。

11/1/04
    ちょっと前のことになるけれど、S研究所の「のび太くん」から、「日本に戻ってきてください」とのお達しが。確かに、考えてみると、11月に入ったと言うことは、ミシガン生活もすでに13ヶ月が経過。何を得たのかさっぱり分からない割には、時間だけは経つのが早い気がする今日この頃。それはさておき、そろそろ、色々と考えねばならない時期であることは確かなんだけど、面倒な手続き(と実験?)は嫌いでねぇ・・・。一年前を顧みると、ちょっとした書類を一枚作るのでさえ、億劫になりますね。

10/31/04
    ハロウィーンの日と言うこともあり、妙な格好をした人々が時折視界に入ってくる一日だった。しかし私は、こんな日に、3種類の有機合成を平行して進めていたものだから、頭の中が徐々に混乱し、次に何をすべきかが、だんだん分からなくなってきた。混乱するのは脳みそがちょっと足りないからか、単に忙しいからかは問わないにせよ、こんな事なら、カボチャに生まれ、目や口を彫ってもらった方が幸せだったかも(笑)。カボチャの頭は空っぽだろうが、へらへら笑っているだけだから。

10/30/04
    何気なく、テレビのチャンネルを変えていたら、ボーリング大会を中継していた。ボーリング大会の割には後ろにたくさんの観客がいるし、ずいぶん大きなボーリング場だなぁ・・・と思っていたが、なんと、普通の野球場に2〜3個のレーンを設置して、大会を運営していたというのが事の真相。確かにボールは重たいから風の影響は無視できるだろうが、こんな事、日本人には思いつきそうにない。でも、アメリカだから、レーンがちょっと傾いていたりして(笑)。

10/27/04
    決して、ワールドシリーズのためではないが、ラボのメンバーと飲みに出かけた。その中の一人が、今日に限って(?)、辛口トークを連発していた。「◎◎は自分勝手だ」とか「△△のために時間を取られるのはイヤだ」なんて言う言葉は、彼の普段の行動からはあまり見えてこないが、やはり、色々不満が溜まっているらしい。最後は、勢い余ってしもねたトークまで出てきたので、ちょっと面白かった。今日は月食だったから、そのせいで彼の思考回路が狂ってしまったのだろうか(笑)。

10/26/04
    どういう訳か知らないけれど、ここのラボの講演会が開催された。普段ネクタイなんか締めないボスが、まともな格好をしていたことからも、それなりにちゃんとした講演会だったことは容易に理解できるが、ボスの恩師まで呼んでいたことにはちょっとびっくり。講演自体は、万人向けに近かったせいか、細かい話は全て省略されていたが、私が作ったいくつかの化合物も、スライドの片隅(?)に登場していた。まだまだ投稿できるレベルの結果ではないとはいえ、多少はラボにも貢献できていると思いたい。

10/24/04
    最近、ボスが色々な装置を買い込んだらしく、ラボが手狭になってきた。しかし彼、新しい部屋もうまく手に入れたらしく、一番奥にある部屋の壁に穴を開け、ドアを取り付けるという。そんな一連の作業に伴い、私の机も別の場所へ移動することに(9/11/04の変なガスともお別れ!)。フードと机の距離が以前よりも短くなったので、実験の効率は上がったが、今度の机はちょっと小さいので、片付けが苦手の私にはいささか困ったことに。大きな机が欲しければ、教授になるしかないんだろうけど、一体何年先になることか?

10/22/04
    あるレストランに行ったら、日本人グループが食事をしていた。いろいろな会話が聞こえて来たのだが「(近くの寿司屋の)TOTOROでさえ、ビールを置いてないからね・・・」と言うのが印象的だった。なるほど確かに、root beerはあっても、ビールを飲まさない店は案外多いかもしれない。普通のアメリカ人は、バーには子供を絶対に連れて行かないそうだから、寿司屋でオヤジが酔っぱらって・・・と言うのも、御法度なのかもしれない。何事にもいい加減に見えるアメリカ人だが、一般常識はわきまえていると言うことか。

10/20/04
    ラボのとあるポスドクと、Red SoxとYankeesの試合を見ながらバーで飲もう・・・と計画していたのだが、彼のルームメイトが急に風邪を引いたらしくキャンセルに。しかし、結論から言えば、Yankeesびいきの私がバーに行かなかったのは正解か?2回の時点で6-0と、前半で早くも敗色濃厚だったから。野球のシーズンが終わったからには、佳境に入ったNCAA AFに頭を切り換えた方がよさそう。特に、今週末のPurdue戦はMichiganが正月のRose Bowlに出場するためには、とても重要な試合のはずだから。

10/17/04
    内容はともあれ、こんな日記を1年間書き続けたということは、連載回数もそろそろ170〜180回位になっているはず。アクセス解析の結果が示しているように、このHPを見ている人は日に高々10人だから、世間に与えるインパクトファクター(IF)はほとんどゼロだけれど、私自身の備忘録という面では、意外に機能している気がする。事実、一年前の感想に、完全には賛同できなくなっているから。日本にいるとあまり感じないことかも知れないけれど、感覚を麻痺させるには、ほんの少しの時間さえあればいいようです。

10/16/04
    いつの間にか、紅葉から落葉のシーズンに変わりつつあるようで、町中を歩いていても、落ち葉がたくさん目に付くようになった。それもそのはず、最近は天気があまりよくないと言うこともあるけれど、日中ですらあまり気温が上がらない(10℃ちょっと?)。まして、今日に至っては、ちょっと風も強いので、日中の体感気温(wind chill)はおよそ0℃。東京より1ヶ月冬の訪れが早いから当然なのかも知れないけれど、すでに季節は冬になったように感じられる。でも、暦の上では未だ「夏時間」、って知っていましたか?

10/14/04
    ここのところ、アパートの地下室のを改装するため、コインランドリーが使えなかったのだが、ようやく復旧。どうせ、適当に壁を塗り直すくらいだろうと高をくくっていたけれど、実際には、洗濯機を外に運び出し、床もきれいにしたらしく、見栄えだけはよくなっていた。日本では、管理費を取っても、何をどう管理しているのか分からない(お金だけ取られている?)ことが多いけれど、ここでは家賃が高いなりに、努力している事だけは認識できる。本当はもう少し家賃を下げて欲しいけれど、無理な相談か。

10/13/04
    ちょっと前に、ラボの共用品を注文する係にされたものだから、毎日のように、私宛に荷物が届く。某試薬会社など、まとめて一つの箱に入れて送ってくれればいいのに、個別に発送してくれるから、一度に数個の箱を受け取ることもしばしば。それを見ている学生さんは、「毎日がクリスマスだねぇ〜」なんて、人ごとのように言ってくれるけれど、実際にはいい迷惑。本当にサンタクロースが持ってきてくれるんだったら、少しは実験を忘れさせてくれるような物を頼んでみようかな?

10/11/04
    文献をコピーするために、珍しく、図書館に行ってみた(普段はネットでDLしてしまう)。午前1時頃だというのに、案外たくさんの人がいたのにびっくり。とはいえ、みんながまじめに勉強しているかといえば、必ずしもそうではなく、アジア系の学生が集まり、小さなコミュニティを作っているように見えた。PCを持ち込んでメールを打ったり、コーヒーを飲んでいたりした人がいたことを考えると、ネットカフェと同類の物として利用しているのかも知れない。個人的には、静かにさえしていてくれれば構いませんが・・・。

10/9/04
    とあるステーキハウスにて。アメリカ人女性が孫3人と、箸を使ってサイコロステーキを食べていたのだが、真ん中あたりをつかんで肉を挟もうと悪戦苦闘(?)していた。特に子供ときたら、鉛筆を持つような位置で箸をつかむものだから、到底、肉を口にできるはずがない(笑)。「もう少し箸の上の方を持った方がいいですよ」と言ったら、そんな上を持つのかと驚いていたけれど、可動領域という面からすれば当然のこと。でも、アメリカ人の多くのがそんな使い方しかしていないのは、毎度のこととはいえ、見ていても面白い。

10/8/04
    こちらのスターバックスでは、コーヒーのサーバー(?)が空になっているために、5分くらい待たされることが時々あるのだが、そんな時は、案外、お金を取らないことが多いように思う。そもそも日本だったら、空になるなる前に補充するのだろうが、「タダでもいいや・・・」とは、客の心をうまくつかんでいるような気がする。これが経営方針なのか、アメリカ人気質なのかは、分からないけれど、下手にマニュアル通りに応対されるよりは、多少いい加減でも人間味のある店員(?)の方が、好感が持てますね。

10/6/04
    最近、合成した化合物の構造を調べるためにX線回折装置を使っている。原理は簡単、要は、結晶にX線を当て、その回折スポットをCCDで検出するだけのもので、いい結晶が得られた場合には、たくさんのスポットが現れる(右図参照)。しかし、こんな実験ばかりしているためか、家へ帰る途中、ふと目に入った夜空の星たちが、一瞬、これらのスポットのように見えてしまった。実験のしすぎか、夜更かしのしすぎか、は問わないにせよ、不健康な生活を送っていることだけはほぼ確からしい。

10/4/04
    ここ1-2週間の間に急に寒くなってきたように感じる。ちょっと前までは半袖で外出できたが、キャンパス内でみかける学生の服装がTシャツ→フリースへと瞬く間に変化したように、9月と10月の境目は単なる月の境目である事以上に、季節の変化という面で大きな分水嶺になっているのかもしれない。分水嶺なんて言うと、そこへは二度と戻る事ができないといった感覚で捉えられてしまうかもしれないが、この変化は、何か大切な物(←温暖な気候)を失ったような気持ちにさせられてもおかしくない事のように思える。

10/2/04
    HAPPY ANNIVERSARY!!こんな表現が本当に適切かどうか分からないが、何はともあれ、ミシガンでの生活が二年目に突入。この一年で何を得たのかについては、渡米当初の目標はほとんど何も達成されていないことに失望感を感じてしまうだけなので、あえて考えないようにしているけれど、何か少しは変わったと思いたい(I hope...)。ちなみに、いつ帰ってくるの〜?という質問も多々あるんだけれど、これは本人ですらよく分かっていない問題。そのうち帰ると思うけど、いつにしようかな?

10/1/04
    先日、某学生さんのデータミーティング(D論の予備審査)が無事に終わったことを受け、ボスを含めみんなで飲みに行くことに。新たな学生さんが入ってきたこともあったのかもしれないが、珍しく(?)ボスが全額負担してくれた。それはさておき、ビールのおつりに2ドル札が含まれていた。その存在は知っていたけれど、初めてだったのでまじまじと眺めていたら、ボスが、2ドル札をあげるからその分実験しろ・・・と、プレゼントしてくれた。一体どれだけ働けば、彼は満足するのだろう?

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