HOME >>
不定期日記 (2013.9〜2013.10)


<< Prev. Next >>

10/30/13
    数日前からOutlook 経由でUCLA のメールが読めなくなった。一応、設定を少し見たけれど理由までは分からず。しかし、真の問題はここから。Zimbra サーバーのメールをコピーするためのソフトを入れたら、今度はOutlook 自体が立ち上がらなくなってしまった。ソフトを削除してもだめだったので、復元ポイントを使用してみたが状況は変わらず。結果的にメールは全てwebmail で見ねばならなくなってしまった。セキュリティ強化のための設定変更なのは分かるが、ここまで操作性が悪くなるなら改悪と同じ。早く解決策を見つけ出さねば。

10/28/13
    何度か出張を繰り返すうちに、立て替え払いの額が増えてきた。そろそろ払い戻してもらおうと思い立ち、領収書をチェックしたところ、案の定、結構な額になっていた。既に完了した分で$3600、それに加え来月の出張の立て替え分を加えると総額$6000 超。これ、院生の手取りの約3 ヶ月分?道理で銀行の残高が増えないはずである。もっとも、銀行に預けても殆ど利子はつかないので、不良債権化しない限りは立て替えでも結構。むしろ、カードで支払い、そのポイントを貯める方が、銀行の利子より高利率と言えるかもしれませんな?

10/27/13
    ラボのBBQ の最中に、某PD が、royal family に税金を投入するのはとんでもない、と言いだした。彼の国には王室は存在しないようだが、王族の生活費に対する国民負担は大きすぎると言うのがその理由のようだった。日本の皇室費用も税金でまかなわれているが、国民一人あたりの年間負担額にすると高々150 円。皇室(宮家)の生活費に限ってみれば、5 円にすぎない。皇室の役割を考えれば、文句を言うレベルの額ではない。日本に数年間住んでいたのなら、もう少し日本における皇室の位置づけを知っていてもよかったのに。

10/25/13
    (一応、承前)Ph.D を取るとは言っても、大学によって学生の質に差があるのも事実。Program Director の彼が言うには、ある大学では筋の悪い研究を続けていたため、プロジェクトのかなり早い段階(初めの数ヶ月)で打ち切ったという。確かに、UCB の学生は、そのプロジェクトが何を求めているのか理解しているので研究も進めやすいのだろうが、中ランクの大学だったら?MIT やUCB など、一部の大学や研究機関に予算が集中しているのは事実なのだが、研究遂行能力(納税者を納得させる)という意味ではやむを得ないのだろう。

10/24/13
    DOE の人の話。Ph.D を取る人の数に比べ、アカデミックポジションが絶対的に不足している事に加え、一般企業も景気に合わせて人員をカットしたり採用をやめるので、学位を取った人の就職先を供給しきれない事を危惧していた。そんな事態が続くと、科学技術の進歩の面で大きなマイナスになるので、何とか出来ないものかと、前エネルギー庁長官とも話をしたそうだ。ちなみに前長官、ベル研にいた9 年間の間、ノーベル賞につながらないような研究はするなと言われていたとか?最近の「短時間で業績を・・・」とはかなり違いますな。

10/23/13
    今日は毎月恒例の避難訓練の日だった(ウソ)。今回も誤作動だったのだが、消防車が来るまで外で待機。階下のスーパーの店員も慣れた物で、15 分手終わると客らしき人に説明していた。しかし、これだけ度重なると、外に出てこない人も増えているのではなかろうか。現に、中に入っていいよ、と言われると時を同じくし、出勤の用意完了と言った身なりの人がコーヒー片手に出て来たので。オオカミ少年のような事態になる可能性は低いだろうが、あの警報音が聞こえたら、あきらめて外に出る潔さだけは持ち続けていたい物である。

10/21/13
    ボスが一年ほど使っていたイスを、体に合わないからという理由で新調したため、古い物が私の所に回ってきた。ところがこの社長イス、庶民の私には豪華すぎ、座っていても落ち着かない。そもそも背もたれを倒すとフラットシートになるなんて、飛行機のファーストクラスに乗っている気分である。まぁ、座って映画でも見ていられるならいいけれど、仕事向きのイスとはちょっと違いますな。ちなみに、ネットで似たようなイスを探してみたが、意外に安い。仕事のお持ち帰りは毎度の事なので、快適な仕事環境のため自分用にも買おうかな?

10/19/13
    「スターバックスが暴利」 中国メディアが非難、と言う記事があったが、暴利は日本も同じでしょう。日本のgrande はアメリカのshort と同サイズなのに値段は倍。その差を知っていれば、日本のスタバに行くのがばからしくなると思うけれど?ただ、ベトナムのCoffee bean でも、コーヒー代が異様に高かった事を考えると、初めから、金は金持ちから取る(庶民は相手にしない)戦略だったのかも?人件費が安くないと成立しないやり方のような気もするが、国が豊かになれば客数も増えるから、利益はむしろ増えると言う魂胆なのだろうか?

10/18/13
    論文の査読中に、コピペ部分を発見。決して、目を皿のようにして探したわけではないのに。英語力に難のあるアジア人が筆頭著者になると、そういう頻度が上がるのか?日本人(学生)が書いた論文では、そのような事態に遭遇した事はないが、どうせ、似たようなものでしょう。若手研究者が気づかねばならないのは、あからさまなコピペを含む論文を見ると、その論文のアイディアや結果が優れていても、どこからどこまで信じていいか分からなくなる点。こればかりは、何度か査読をやらされないと理解できないのかもしれないけれど。

10/16/13
    ラボのHP に新しく入ってきた院生(5 人)を載せるため、現在のサイトを参考にして、必要な情報と写真を送ってくれと頼んだのが数日前。しかし、写真、CV 、研究テーマ、出身校のすべてを送って来たのは一人しかいなかった。皆さん、賢そうな顔をしているんだけど、注意力は散漫なのか?◆昨日、某学生が、政府のごたごたに乗じ株を買い、後で売れば儲かると言っていたが、債務の上限問題は寸前で回避。結局、彼は何も買わなかったようだけれど、元手がないとねぇ・・・。仮に私がまねをしても、「稼ぐ」には至らないのでしょうな。

10/14/13(祝)
    今日は体育の日ではなく、Columbus Day と言う祝日。◆政府閉鎖と債務上限期限に関連し、ミーティングがあったらしい。前者に関しては、現在LBL にある資金をやりくりすることで、11 月中旬までは何とかなるそうだが、その後は、他の研究所と同様閉鎖を余儀なくされるとの事。問題は後者の方で、もし、債務の上限問題が回避されない場合は、今週の木曜からLBL も閉鎖。閉鎖後は、最低限の安全管理者だけに、入所を認めるらしい。電気は使えるので、装置を止める必要はないが、仕事はすべてUCB でやらねばなりませんな。

10/13/13
    割とにぎわっているOakland の韓国料理屋に行ってみた。ちょっと待たされたのだが、ここを片付けたら案内できると言われ、テーブルを見ていたところ、男性の店員がいくつもの皿を大きなトレーに移している時に女性の店員が、キムチと焼いていない豚肉の載った皿だけを取って厨房の方に・・・。どうせ、この店に限った事じゃないとは思うけれど、そういう事なんでしょうね。でも、そうとは知らずに、一度客に出されたものを食べさせられる事もあると考えると、また行こうという気にはなりにくい。やるならもっとうまくやってくれないと・・・?

10/11/13
    こちらに帰ってきてから、朝夕の気温が以前に比べ低くなってきた事に気づいた。紅葉という意味ではMD 州の方がきれいだったものの、UCB 界隈も本格的な秋に入っていたのでしょう。◆あまり気は進まないのだが、ある装置の調整を開始。そこまでしなくても一応データは取れるが、測定に時間がかかりすぎるので。ただ、自分で本当に調整しきれるのかと問われると、些か心許ない。装置を作った会社の人も「うまくいかなかったので○○した・・・」とこぼしていた事があったので。本当は、そういう事こそ、買う前に知りたかったのに。

10/9/13
    Chicago 経由で遠路はるばるやってきた割には低調と言わざるを得ないworkshop だったが、それも今日でおしまい。今回に始まった事ではないが、研究費の出所の望む研究をしているのだろうか自問自答してしまう二日間だった。研究のフェーズがTRL6 に近づいていると言う意味では、大学でやる研究と多かれ少なかれ温度差が生じるのはやむを得ない気もするけれど、いいんでしょうかねぇ、こんな事で。◆ちなみに、政府閉鎖のため、政府系の一部の人は欠席。さらに、昼食も自腹。お茶会のバカども、余計な事をしやがって(笑)。

10/7/13
    プロジェクトがらみのworkshop に出るためにMD 州にやってきた。ちなみに最寄りの空港はBWI なのだが、会場との間にはかなりの距離が・・・。タクシー代に$130 もかかってしまった。◆運転手はずいぶん話し好きで、日本の凋落が語られるようになって久しいが、日本は再び中国を抜く事が出来るのか、という質問をぶつけてきた。私の感じるところを説明しておいたが、分かってもらえたのか?会話自体は楽しんでいたようだったけれど。◆ただその彼、話をした限り、中国と韓国の(企業名の)区別が出来ていないようだったんだけど。

10/6/13
    後輩の結婚式に出るためにEvanston へやってきた。スケジュール上、周囲を散策する時間まではとれなかった物の、ミシガンに似た町並みは昔を思い出させるに十分。◆式は、こちらではごく普通のスタイル(たぶん)。私はやりたいとは(やる事があるとは?)思わないけれど、たまに出席するにはいいかもしれない。なお、UCLA 時代の知り合い10 人ほどにも再会。わざわざ、出かけた甲斐がありました。◆面倒だったのは、現地における移動。東京での結婚式とは違い、空港からタクシーを乗り継がねばならないので、高くつきますな。

10/4/13
    ラボの大掃除の三日目。必死にやった訳でもないので、とてもきれいになったとは言えないが、もう二度と使わないであろうPC などを処分できたので、それなりに満足。◆UCSD の先生が講演のためにやってきた。ずいぶん前に話をした事はあったが、もう覚えていないかな思っていたが、一応私の名前も覚えていたようだった。話の内容は、特に目新しいという訳でもなかったが、さすがにうまくまとめられていました(ジョークもうまく交えていた)。アメリカでやって行くには、このレベルの発表が出来るようにならないといけないのでしょうな。

10/3/13
    政府閉鎖の影響はどこに?と思っていたが、某省庁の人々にメールを出したところ"I am on furlough." という自動返信メールが届いた。意外にも、メールや電話が使えないらしい。彼らが休んでも、国民の大多数には影響がないからねぇ。◆次に来るのは10/17 の債務上限期限の問題?アメリカの不毛なやりとりを勧める気はないが、日本も債務の上限を設定し、何らかの形でサービスを止めないと、俺たちは神様だと信じている輩がつけ上がるのではないか?今頃になって上限を決め(消費税を3% 上げ)ても、と言う気はするけれど。

10/2/13
    今日で、在米11 年目に突入。当初の予定は一年だったので、大幅に予定が狂いましたな。もっとも、9年前に日本に戻っていたところで、日本で人間らしい生活ができたとも思えないので、今日は、長期滞在の道を選んでよかったという事にしておきましょう。◆今日からラボの大掃除。レポート等がたまっているのに掃除で時間を潰されるのは納得がいかないが、文句を言っても始まらない。レポートと掃除、どちらの質を落とすかを考える事にしよう。◆ノーベル化学賞の発表まで一週間?知っている名前も挙がっているが、誰の番かな?

9/30/13
    ここ数日の間に、政府の暫定予算が可決されなかった場合にラボはどうなるのか、と言う内容のメールが幾つか流れてきた。予算が成立しなくても、当面は通常通り仕事をしましょうね、とは書かれているが、この調子では、影響が無しでは済まないでしょう。でも、もう勝手にしてと言いたくなるのは、ホワイトハウスが共和党のせいだと言い張っているため。こうなる事は何ヶ月も前から分かっていたのに政府+議員は何をしていたのか?オバマ政権のレームダック化以前の問題でしょうな。まぁ、日本の原子力政策も似たような物だけど。

9/29/13
    来週の結婚式のために、泥縄式にスーツを買いに出かけた。そもそも、前回買ったのは日本にいた時だから、10年以上前。年に数回しか着る機会がなかったとはいえ、長い間流行遅れの物を着ていた事になりますな。本音を言うと、スリムになりすぎた最近のスーツは、私の好みには反するのだが、学生の頃、当時のはやりのゆったりとしたダブルのスーツを着ていれば、無理もない事でしょう。なお10年の間に、その値段は1.5 倍になったような気がしたが、そんなもの?為替の影響もあるので、単純比較は出来ないと思うけれど。

9/27/13
    朝、ボスから今日の夕方に飲みに行けるかと言うメールが来ていた。水曜日にもグループで軽く飲みに行ったのに何でまた?と思っていたら、私の在米10 周年のお祝いとのことでした。数日前にそんな話をしたから覚えていたのだろうが、それを祝ってくれるとは、いい話じゃないですか。◆結局、総勢6 人でシャンパンやワインを飲みながら談笑。なお10 周年なので、ラボでの思い出を10 個挙げろと言われたので色々考えてみたものの、10 大ニュースを選ぶのは意外に難しい。時間のある時にこの日記欄を読み直さねばなりませんな。

9/25/13
    昨夜、10:30 過ぎに火災報知器が鳴りだした。また誰かが建物内でたばこを吸ったんだろうか?迷惑な話だが、アラーム音があまりにうるさいので、本当の火事ではないと思っても、外に出るしかない・・・。そして今朝、8 時過ぎにまた火災報知器が。このアパート、平均すると月に一度はこんな事があるようだが、これが同一犯による人災なら強制退去、誤作動でも修理してもらいたいところ。◆ちなみに、朝8 過ぎとはいえ、パジャマ姿で外に出て来た学生っぽい人々が予想外に多くいた。こちらにも、夜型の学生が多くいるのだろうか?

9/23/13
    通りを歩いていたら、思いがけずAT&T に遭遇。せっかくなので、新しく出たiPhone がどんな物なのか、買う気もないのに触ってみる事にした。5s の外観は予想通り、私の持っている5 と大して変わらない。一方、何かと話題になっている5c は、想像通り(?)安っぽく感じられた。私は買わないだろうな。もっとも、普段から電話にカバーを掛けて使っている人にはいいと思うけれど。◆気になったのは店員の愛想が薄気味悪いくらいよかった事。新機種を売りたくってしょうがないんだろうけれど、私には2 年契約の縛りがあるからねぇ・・・。

9/21/13
    父親からのメールにオレオレ詐欺らしき電話が掛かってきたと書いてあった。すぐに気づいたそうだが、身近な所にも電話が来るとはねぇ。今度似たような電話が掛かってきたら、話を合わせてみたい、と言っていたので、忘れた頃に、詐欺のふりをした電話をかけてみようかな?◆今朝は珍しく強い雨が降っていた。もっとも、あと一月半ほどで雨季になるので、いやでも傘をさす機会に恵まれるのだろうが・・・。◆休日を利用して、たまった仕事を片付けようと思ったが、思うように進まず。やはり仕事を週末に回してはいけないのでしょうな。

9/20/13
    昨日は、M2 になったばかりの学生が発表したのだが、出来ますな。ボスも、Berkeley の学生の多くは、最初の方向性さえ示せば後は自分で何をすればいいか見つけ出す能力があると言っていた。それに比べ、ベトナムの学生は、常に次に何をすればいいかと聞く(言ったところで従わないんだけれど)。これでは、学位を取っても、自立した研究者になるれるはずがない。何か根本を変えねばならないのでしょう。ボスは共産主義がまずいんじゃないかと言っていたが、仮にそうだとしても、これは我々に解決できる事でもないのでねぇ・・・。

9/18/13
    iPhone の新しいiOS がリリースされたので入れてみたが、なんだこれは・・・と言うのが感想。初めだけかもしれないが、以前より使い勝手が悪くなっている。そんな話を学生にしたら、その手の記事を読んだ事があると言っていた。そうと知っていれば、もう少し待ったのに。◆よくなったのは、電卓が電話のロックを解除せずに使えるようになった事くらい?これこそ、はじめから付いているべきだったんだけど。◆問題は、gmail の一つが、なぜか設定ファイルを開き、OK し直さないとアクセスできないこと。OS とApp のどちらの問題なのか?

9/17/13
    旧メンバーが遊びにやってきた。彼は最近イギリスから韓国に戻ったのだが、海外での生活が長かった事もあり、娘二人は、韓国の学校にあまりなじめていないとのこと。そりゃ、おとなしく授業を聞いているのがいい生徒、なんて言う定義は、アジアでしか通用しないのだろうから。◆その彼と、ご飯を食べに出かけたのだが、しばらく見ないうちに潰れてしまった店が幾つか。食べた事のある店も含まれていたのはちょっと残念だが、もう手遅れ。◆ビールにワイン、それにしてもよく飲みました。こんなに飲んだのは久しぶりかもしれない。

9/15/13
    隣のラボの人々と、NFL のゲームを見に行く事になった。Raiders は、私が大学に入った頃は強かったのだが最近は・・・。と言う事で、目的は、ゲームそのものより、その場の雰囲気を楽しむ事とtailgating 。ところが、BART の駅を出て周囲を見渡したところ、人々のもつ雰囲気が、普段大学内で見かける人の物とは全く違う。アメリカ人でも刑務所に来たような錯覚に陥る、と言うくらいだから、普通の日本人が迷い込んだら、帰りたくなるかもしれない。ゲーム自体は単調で、特筆すべきプレーもなかったのだが、勝ったのでよしとしましょう。

9/13/13
    UCLA から知り合いがやってきた。明日、面接があるので立ち寄ったそうだ。でも、そのプレゼン資料は手直ししないと・・・と言うレベル。思うところは伝えたが、修正して面接に臨むのだろうか?◆大学で予期せぬ人に遭遇。京都にいるはずなのに、と思ったら、学会ついでに立ち寄ったとのこと。ゆっくり話をしたわけではないが、元気にやっているようで何よりである。◆それにしても、このパソコンの辞書はなかなか賢くならない。日本語を打つ頻度もだが、ゼロからの教育なので・・・。新人教育と同様に、気長にやるしかないのでしょう。

9/12/13
    昨年に比べると、今年、アパートに入居した学生は元気がよろしい。というか、些かうるさい事も。学期が始まったばかりだからなのだろうが、これはいつまで続くのか?◆ラボの学生が盲腸になったらしい。身近なところ(=ラボ)での患者は二人目。でも、ネットで見る限り、実際に手術に至る人はそう多くはなさそう。私は一生無縁で住むかな?◆新しいiPhone が発表されたが、もはや驚きはないですな。すでに完成型に近づいてしまい、開発する側にとっても、短期間で改良できる点は少なくなってしまったのだろう。ちょっと残念ですが。

9/10/13
    ベトナムの学生を見ていて感じること。成果の出ている学生の方が、定期的に進捗状況をメールで送ってくる事が多いので、ゼミの発表を聞いていてもコメントする事はあまりない。一方、迷走している学生は、何を言っても無駄状態。結果的に、最近、二極化が顕著になってきたように思う。本当は、後者の学生に前者の仕事の一部を割り振り、成功体験と共に研究の進め方を学ぶ機会を与えたいのだが、その手の提案にも難癖をつけてくる。卒業後に研究者として自立する事の方が大切なのだが、それはプライドが許さないのでしょうな。

9/8/13
    2020 年のオリンピックは東京開催ですか。7 年後に東京に住んでいる事があれば見に行こうかな?◆ここを見ると、過去にどの都市でオリンピックが開催されているかが分かるが、開催経験のある国の数は意外に少なかったようである。IOC が欧州の人間に牛耳られている事を考えれば、日本の実力は高く評価されているのがよく分かる。◆特アの一部の人々は、日本の招致のニュースを聞き残念がっていたとか?そこまで嫌うならボイコットすればいいのに。参加したところでテコンドーは競技種目から外れているかもしれないけれど。

9/6/13
    数週間前に査読依頼が来ていた論文は、その装置の特殊性ゆえ、普通のラボで追試をするのは極めて難しいと言う代物だった。根拠もなしに、その結果が信用できないとは言えないので、測定結果の正しさを証明出来るのであれば受理してもいいんじゃないかというコメントを編集部側に送り返しておいた。本音を言うと、私のコメントに対しどのような返答が戻ってくるのかに興味があったのだが、(もう一人の査読者がノーと言った事もあり)エディターの下した判断は却下。せっかく、実験結果の信憑性を知るいい機会だったのに残念。

9/4/13
    おそらく5-6 年ぶりにcredit score を見たのだが、あまり変わっていなかった。劇的に上がるような生活もしていないので、無理もないのだが、将来のAPR のことを考えると意図的にローンを組んだ方がいいのかな?まぁ、家を買う身分になる事があるとも思えませんが。◆ここにいるとそんな感覚はないが、南CA 州でも電気代が徐々に上がっているらしい。その理由は原発を止めたからだとのこと。これから冬に向かう日本だが、彼らはいつまでやせ我慢を続けるのだろうか?まぁ、国民が「空気」を変えればお上も追随するだろうが。

9/2/13(祝)
    今日は労働者の日でお休み。さすがに、この祝日を迎えるのも10 回目となると、ちゃんと覚えていられるようになりますな。アメリカには今だによく分からないマイナーな祝日(?)が幾つかあるけれど。◆ちょっと前にもらった「春鹿」という日本酒を飲んでみた。さっぱりとした味だったが、ちょっと甘口。アメリカ人にはこれくらいの方が合うのだろうか。◆遅れに遅れている論文をぼちぼち書いているのだが、なかなか進まず。何もないところから始めねばならないという点で、草稿の手直しをするのとはちょっと違いますな。さて仕事に戻るか。

9/1/13
    ちょっと前にPh.D. を取った共同研究者から、論文の草稿が送られてきた。基本的に、学生時代の仕事をまとめたものだが、共著者になるであろう私にもよく分からない点がたくさんある。端的に言えば「そこで何を言いたいのか」を意識して書いているとは思えないと言うこと。もちろん、分かりやすい論文を書くのはいつになっても難しいが、学位を取ったからには、自立することを考えてて頂かないと。まぁ、これは、あまり手直しに時間をかけたくない私のいい訳とも解釈可能?かなりの時間が必要ならば、名前を抜いてもらった方が・・・。

<< Prev. Next >>