?だからという訳でもないが、久々に、髪を切りに行った。短くしてくれと言ったためか、予想以上に短くされてしまったのだが、美容師曰く「別人になったわけじゃないよ。」◆髪はそのうち伸びるので、その長さは大した問題じゃないが、ラボの人の中には、10 歳若返った、などと失礼なことを口にした輩も。◆美容室で自分の顔をまじまじと見ながら感じたのは、やはりこれは日本人というより
10/15/10
長らく研究を続けていれば、共同研究者の数も増えるものだが、その中には、何人かの
困ったちゃんが紛れている。相手が端的に使えない場合はいいが、なまじ相手が面白い化合物を作ってしまうと、データの解釈を巡っての意見の相違が大きな問題になることも。共同研究=お互いの専門分野が違う事を意味するだけに、一度意見が割れたらその後が大変。先方は、私がなかなか納得しないと感じているようだが、私如きを説き伏せられなければ、論文を世に送り出せるはずがない。必要なのは、想像力ではなく、その
根拠ですぞ。
10/14/10
すっかりと見落としていたことに、現在使中のinfoseek による無料サーバーの提供サービスが今月末で終了する模様。6-7 年お世話になっていた分際ゆえ文句は言えないが、代わりのサーバーを探さねばならない事には変わらない。とは言え、最近はドタバタしている事に加え、大学に籠もりっきりでは書くネタもない。サイトを閉鎖するには手頃ないい訳とも言えそう。今後も期待しています・・・と言う希有な方は至急連絡して下さい。一人もいなければ、このまま今月末をもって消滅。google にはしばらくキャッシュが残るでしょうが(笑)。
10/13/10
某学生は、日本人はロボット好きという偏見があるようで、日本人は、階段の上り下りにもロボットを使うはずだ、などと訳の分からないことばかり言っている。私は興味もないが、少なからずTransfomers の類に影響されているのだろう。家に何台ロボットがあるんだ?と聞かれたので、お掃除ロボットはあるが、操縦可能なロボットはあるはずがないと言ったところ、Roomba はカウントしていいとのこと(笑)。家の広さを考えれば、お掃除ロボットの普及率はアメリカの方が圧倒的に高いと思うのだが、まぁ、初めに結論ありきなのでしょうな。
10/11/10(祝)
こちらはコロンブスの日だが、彼だって、500 年後にこの地に現れていたら単なるテロリスト。評価すべき事は、彼がアメリカ大陸を「発見」したと言う事よりも、他人より先にやり遂げた事なのでしょうな。◆なおこの日、日本では体育の日だし、カナダではThanksgiving day。様々な国が別々の祝日を持つとは興味深いことだが、あまり数が多いと混乱しそう。◆先日、日本にやってきた船長(人民解放軍の海軍大佐?)も、500 年前に到着していれば、缶政権だってボロを出さずに済んだのに。彼にとっては、恨めしい漁船だったに違いない。
10/10/10
釣りなのだろうが、こんな話があるらしい。Twitter の検索機能なんてたかが知れているので、現実にははげの人が言うような情報統制は存在しないのだろうが、そんな噂が広まるというのは問題。つまり、人々を疑心暗鬼にさせてしまうくらい、民主党が信用されていない事を意味するのだから。仮に、民主党がこっそりと処理しようと目論んでいる(?)案件(外国人参政権、重国籍法案、国会法改正、住民基本法)ばかりが、検索できないとなれば、日本政府も中国と大差ないと言うことになるが、意外に笑えない冗談のようなので・・・。
10/8/10
コンビニで見かけた口げんか。店員の言葉が聞き取れなかった客が、何を言っているか分からないと文句を言ったところ、店員曰く、外国から来たから英語は完璧じゃない。それを聞きなんと言い返すのかと思ったら、意外な反応が。出身地は関係ない、相手の顔を見てはっきりと話せと言っているだけだと。その後も彼は、一人で(隣にいた私に対し?)彼のワイフも外国人だから・・・、と言っていた所を見ると、単に正面を向いて、大きな声で返事をして欲しかったのだと分かる。それ位なら、英語のセンスがない私でもできるかな?
10/6/10
ノーベル化学賞に関する個人的な感想を述べるなら、順当な選定だったと思う。もらい損ねた人には反論されるかも知れないが(笑)。◆日本人が受賞したのはめでたい事だが、研究成果が実用化された頃に受賞する人が多い現実を顧みれば、現在の日本の科学技術のレベルが高いのではなく、30 年前の研究が再評価されているにすぎない。昨今の基礎研究への取り組みを見れば、日本からの受賞者は間違いなく10 年以内に消えるでしょうな。2番なんて論外で、断トツの一番にならない限り、候補者になることだってないのだから。
10/5/10
NY Times によるとAmazon の電子書籍の値段はハードカバーの本より高い事があるらしい。本の価値を出版経費(紙代・輸送費等)ではなく中身に求めるのであれば、媒体による値段の違いは存在しないが、私を含めた一般人は電子書籍の方が安いに決まっていると信じて疑わないので、両者の価格が近い事でさえ納得しがたいものである。結局、Kindle をお手頃な値段で出したために、値引き分を本に上乗せしないと元が取れないと言う事なのだろう。ビジネスモデルとしては理解できるが、ゲーム機とソフトの関係みたいなのは・・・。
10/3/10
ここのところ、同じ電話番号から何度も繰り返し電話がかかってくるので、ネットでその番号を検索してみたら、あるのですな、その手の情報をまとめたサイトがいくつも。結論から言うと、電話の主はサービスの悪いTW Cable で、ほぼ間違いなくセールス(ここを見るとTW 側の主張は違うようだが・・・)。既にどう見ても安いとは言えないプランを押しつけているくせに、今度は何を?もっとも、私は怪しげな電話番号からの電話は全て無視するので、大した問題ではないけれど、仮に勧められてもHD TV の契約をする予定はありませんぞ。
10/2/10
毎年書いていることではあるが、2003 年のこの日にミシガンに到着したのでした。元々、一年間の滞在予定だったので、日本のアパートは解約せず、車も産総軒の駐車場に放置。◆結果として長期滞在が良かったのかどうかは、本人にも分からずじまい。こちらで得た物も多いと思うが、日本にいたら得られたであろう物も少なくはなかったんじゃないかという意味で。◆とはいえ、これから日本に戻り、毎日満員電車で通勤せよと言われたら?「・・・。」当面は、自称国際的な研究者として、アメリカに居座り続けることになりそうである。
9/30/10
先日、知人がアメリカの市民権を取得した。そんな話が出ると、どうするの、とよく聞かれるが、日本は二重国籍を認めていないので・・・。◆その一方、私の周りには、4 通のパスポートを持っている人も。そんなに持っていても使い切れないだろうと思うが、特に、地政学的に弱い立場にいる国の人々にとっては、有事の際に移住(避難)しやすい条件を整えておく事も必要なのかもしれない。◆日本が、重国籍を認めたら?米国籍を狙う日本人より、真の国籍を取得しようとするなりすまし日本人の方が数多く出るような気がするが・・・。
9/28/10
アメリカに来て程なくして買ったドライヤーが突然動かなくなった。7 年近く使っていれば仕方がないと言うことで、Bestbuy へ行くことに。◆ドライヤーを見つけた後に、店内をふらふらしていたら、ちょっと前に話題になった3D テレビがあることに気付いた。メガネをかければ簡単に立体視が出来るが、予想以上に目が疲れる。これは売れないんじゃないかと言うのが私の直感。◆ドライヤーの箱をよく見たら、ionic technology と言う、ニセ科学っぽい文字があるのに気付いた。ちなみに、ネット上では肯定的な意見も意外に多くあるようで。
9/26/10
下の続き。私は必ずしも強硬策を採るのがいいとは思ってない。自民党政権時代は国外退去が外交方針だった事を考えれば、「強気に出た結果、紛争になっても構わない」と言えるだけの軍事力を保持していないのであれば、従来の方針を貫く方が無難。そもそも外国人を拘留すると言うことは、相手が同じ事をした時に、解放しろと言えなくなるのだから。漁業で違法操業が問題になるのは、中国のみならずロシアや韓国も一緒。策もないのに無謀にも外交面で点数を稼ごうとした故(?)の顛末とは、得てしてこんな物だとは思うけれど。
9/24/10
尖閣諸島の一件は起きるべくしてきた事のように感じる。船長の釈放に対する感情論は些細な問題だが、日本には中国と外交交渉をして勝つための技術もなければパイプすらない事が改めて確認されたのは、残念で仕方がない。もっとも、有事の際にどう対処すべきか、政府と民主党がまともに研究していない故の当然の帰結ではあるけれど。外交は気分や直感では出来ないし、強気(船長逮捕)に出るなら、最後まで突っ走る(自衛隊を島に送り込む位の)覚悟が必要。缶政権なら、官房機密費で賠償金を払っちゃいそうだけれど。
9/23/10
共同研究者がラボにやってきた。彼曰く、ちょっと前にNHK のガッチャンで彼のラボが紹介されたそうで、その映像の一部を見せてもらった。取材スタッフは、ラボに5 日間もいたというから、結構本格的な取材だったのかも知れないが、実際に放送されたのは10 分前後?うまくまとめられていたのですが。◆興味深かったのは、番組が放送された直後、日本の大学から共同研究に関する問い合わせが幾つかあったと言う点。研究成果を(誇張しながら)手っ取り早く宣伝するには、ネットよりもテレビや新聞を使わねばならないのですな。
9/21/10
ボスの口ぶりからすると、最近のラボのアクティビティには必ずしも満足していない模様。確かに、積極的に実験をしている人が限られている事に加え、泥沼にはまりそうな実験を続けている人もいる状況を鑑みれば、その気持ちはよく分かる。とは言え、本人があれだけ対外的な仕事に追われていれば、学生をうまく懐柔するのはほぼ不可能。今まで順調に歩んできたとはいえ、今後も同等の成果を出し続けるのは簡単ではない。ある意味、今が踏ん張り時だと思うのだが、どうするんでしょうねぇ(と、他人事のように語ってみた・・・)。
9/19/10
先日届いた おもちゃをいじってみた感想。本を読む事に限った場合、その値段($139)を考えれば一応合格点。むしろ、このサイズと重量を維持したまま、これ以上性能を向上させるのは難しいように思う。一方、期待外れだったのは、pdf の表示。読み込みはいいのだが、画面をうまくスクロールできないので、集中して論文を読むのは難しい。その点ではApple に分があるが、iPhone は小さすぎるし、iPad は重すぎる。全てを一台で賄うにはもう一回り 小さいiPad がよさそうだが、私の性格からして複数の端末を持ち歩く事はないでしょうな。
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9/18/10
某中国人曰く「中国の
人民解放軍が強いとは思わない」とのこと。そりゃ、表向きは共産党の軍隊ですから・・・と言う事ではなく、共産党が彼らにとってに都合のいい情報をうまく宣伝しているのだろう。ついでに言うと、中国人の多くは、日中戦争についてもよく勉強している。中国人に反論するための知識(?)は、私も人並み以上だろうが、やり合うのは簡単じゃない。外人相手の不毛な論争を勧める気はないが、日本の学校も、もう少し自国の歴史(
日教組の好きな自虐史ではない)をしっかりと教えねばならないのはほぼ確からしい。
9/16/10
荷物が届く予定だったので、家で待っていたのだが、誰も来ない。ずっと待ち続けるのもいやなので、諦めてそろそろ出かけようと思っていたところ、意外にも「配達に行ったけれど・・・」と言うテキストが、携帯に届いた。ずっと家にいたのにそんなはずないのだが、後々考えてみれば 業者の主張する配達時間に、誰かが数軒先のドアをノックしていたのは事実。まったく、小学生のお使いじゃないんだから・・・。◆某旧メンバーが突然ラボにやってきた。余計なストレスから解放されたのか、生き生きとしていたように見えたのは気のせい(笑)。
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9/15/10
何だかドタバタしているうちに、日本では民主党の代表選やら日銀の介入があったようで。私が民主党に期待しているのは早く割れる事だけなので、今回のすぐには分裂しそうにないという結果は期待はずれ。◆いくら使ったのか知らないけれど、介入規模は、過去の
実績を勘案すれば数兆円?今回は一応効果があったようだけれど、全ての国が通貨安を望んでいる現状では、結局、介入した分だけ海外の投資家に献上、となるような気が。◆そもそも、デフレ下の
実効為替レートを見る限りは、決して行きすぎた円高とも言えないので。
9/13/10
ちょっと前に開催された、中学校の同窓会の写真を入手した。無論、私が欠席したのは言うまでもないが、写真を見て認識できたのはせいぜい半数。色々な意味で、長い年月が経過した事を示しているように思う。興味深かったのは、女性の方が、当時の面影が残っている人が多かったこと。見方を変えれば、疲れ果てている男性諸氏の顔は、幾分くたびれてしまったと言うことなのだろうか?彼らがどんな生活を送ってきたのか知る由もないが、毎日通勤電車に揉まれて数時間を浪費していたら、それは無理もないことだと思うけれど。
9/11/10
邪魔な髪の毛を押さえるために、ちょっと前にボスがくれた、帽子を被っていたら、本人も意図せぬ好意的なコメントがいくつか聞こえてきた。◆中国では緑色の帽子を被る事は、「妻を寝取られた男」を意味しているようで、ラボの男性中国人は緑の帽子には、拒絶反応を示していた。まぁ、独身の私は、仮に中国にいても気もする必要はないだろうけれど。◆最近結婚した中国人の学生に、帽子を被らずに済むよう気をつけてねと、いらん助言をしてみたら、彼女は大丈夫だ、ときっぱり。私もそう思うけれど、相手はボストンにいるので。
9/9/10
アメリカでも、政府系の機関が人を雇うのは難しい(人事承認に時間がかかる)ようで、一部の業界では、関連する政府系組織がお金を出し合って会社を作り、その組織へ研究者を派遣しているらしい(つまり採用にかかる時間の短縮)。年金等の面では正式な公務員の方が部があるようだが、その分給料は高いとか?私が理解した範囲では、彼らの扱いは限りなく正社員に近いようで、日本の派遣社員より厚遇されている。某国の独立行政法人も参考に・・・と思ったが、そんな会社は天下りの巣窟になると批判されるのでしょうな。
9/7/10
仕事ついでに先日利用した個人タクシーの話。彼は、通常、夜7 時から朝7 時まで働くそうだ。効率よく稼ぐために、近距離(20 分以内)の依頼は断っている結果、一日当たりの売り上げはおよそ$400 になるらしい。なお、雨の日は、一般に利用者が増えるだけでなく、道路も空いている(ポリスですら運転したがらない)ので、LA のように毎日天気がいいのは必ずしもありがたくはないとのこと。ついでながらTESLA の販売店のそばを通った際、彼曰く「電気自動車はおもちゃみたいだから嫌い。」私には価格の方が問題なのだけれど。
9/6/10(祝)
こちらは労働者の日で表向きはお休みだが、私にとってはいつもと変わらぬ月曜日。◆先日の新聞に書いてあったのだが、アメリカの都市部では、独身女性の年収は独身男性よりも高いのだそうだ。高い教育を受けている事がその必要条件になるようだが、比較的恵まれた年収が、結婚への意欲を低下させているのは、潜在的な問題であるとも。と言うことは、地方から都市部に出て行っても逆玉に乗るのは難しいのでしょうな。◆もっとも、最近は住宅価格とローンの問題で、仕事を求め都市部へ引っ越すのも難しいらしいけれど。
9/4/10
今週から、NCAA のアメフトシーズンが始まった。昨シーズン、出だしは4 連勝したものの、その後大失速したミシガン大、今シーズンは、QB を変えたおかげで初戦は勝利。来週のND 戦が一つのポイントでしょうな、今シーズンの実力を見極めるには。◆なお、来シーズンからBig Ten に新たに2 チームが加わるため、二つにdivision を分けるらしい。それでも1943 年から続いている、最終のOSU 戦は、両校が別グループに分けられた後も無事に続くそうで。その辺の空気をちゃんと読んでくれるとは、NCAA も捨てたものじゃないですな。
9/2/10
Workshop はお昼で終了。まずは、先月口座を閉じられてしまった 銀行(偶然にも会場の隣)へ行き、口座を解約。その後は、Workshop の参加者に勧められたのでMetro を使いthe National Mall に行くことに。DC へ行ったという証拠写真を撮るだけなら数時間もあれば十分だが、数ある博物館を見て回るには時間が足りず、某先生に勧められたうちの一つ、Natural History 博物館を選択(無料という事すら知らなかった)。展示を見れば、彼が勧めた理由はすぐ分かる。鉱物関連の展示があれだけ充実している博物館は希だろうから。
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9/1/10
今回のworkshop は、主催者の性格上、 war fighter のような言葉が飛び交っている。更にその 会場は、セキュリティー対策なのか、携帯の電波が殆ど入らない。もっとも、ピリピリした空気を感じる、なんて事はなく、建物内のトイレの備品を見れば、やはりDC なのかな?と感じずにはいられない。◆発表は、適当に済ませたものの、練習にかけた時間に比例した出来だと言うのが本人の感覚。それでも、nice talk と言ってもらえるとなると、これは単に日本語の「お疲れ様(=社交辞令)」を意味していると解釈せねばならないのでしょうな。
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