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LA に長期滞在 (2010.7〜2010.8)


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8/30/10
    およそ一年ぶりにIAD(DC)へ。その間に空港内が改装されたようで、いつもの巨大なバスの代わりに、きれいな地下鉄(?)が走っていた。◆DC に来る理由は、毎回ろくでもない事(観光とは無縁)なのだが、それでも周囲を見渡した限り、LA よりも遥かに緑が多く、感じのいい街である事を認めざるに入られない。政府系機関が多いから特別扱い・・・ということではないですよね。◆強いて文句を言うなら、ちょっと蒸し暑いこと。LA に比べれば、と言うレベルであり、東京の夏を知る身にとっては、この程度で音を上げてはいられませんが。

8/29/10
    一昨日から、バス停の前にバスカードの購入を勧める広告が出現。私が見たのは白い丸だが、Venice に行くと$1 札の絵が描いてあるとか?カードを買ってもらえば、安定した収入が期待できるのに加え、小銭の整理に無駄なコストをかけずに済むようになるのであろう。実際、バス代も近々$0.75 から$1.00 へと値上げされるようなので、経営状態はいいとはとても思えない。もっとも、バスの利用者の中には、そのバス代すら満額払え(払わ?)ないような人もいるので、慈善事業(=市からの補助金が必要)の面はあるかも知れないが。

8/27/10
    そう言えば、しばらく論文の査読依頼が来ない平和な日々が続いている、と感じた途端に、案の定、依頼がやってきた。タイトルから察すると面白そうなのだが、中身は?◆来週のworkshop のためのスライド作りの目処がようやく立った。今までほとんど関与していなかったプロジェクトだと、話を作るだけでも意外に時間がかかる。スライドの原案は、他の人からもらったというのに・・・。◆workshop の後は、締め切りが迫りつつあるproposal がお待ちかね。なかなか、身と心の両者が休まる時間は取れませんな(私に限った事じゃないが)。

8/25/10
    最近入ってきた学生はどうも話好き。よく言えば好奇心に満ちていて、どんどん知識を吸収しようとしているのだが、いやな言い方をすれば、他人の都合はお構いなし?もっとも、ラボの他の話好き人間が一緒に時間を潰しているようなので、彼らが今後も相手を続けてくれることを密かに期待(笑)。冗談はさておき、実験を始めたばかりのこの時期は、やる気に満ちているのがよく分かるが、仮に行き詰まった場合、やる気のレベルに変化は見られるのか?うまくテーマを変えていくだけの能力はありそうなので、心配はしていないけれど。

8/24/10
    教科書の電子化が議論されているようだが、小中学生に関しては時期尚早のように思う。電子化の問題と言うよりは、機械をすぐ壊すのだろうから、と言う単純な理由からですが。◆一方のアメリカでは、大学生の教科書を電子化しろという意見もある。こちらでは、古本の教科書が多く使われていることを考えると、電子化により価格を下げられるならば、学生も学期の終わりに教科書を手放す必要がなくなるかも?◆先日、新入生にキャンパス案内をしていた学部生は、iPad を使いながら説明をしていた。既にそんな時代なのですな。

8/22/10
    ちょっと前に見たサイトに、仕事はスタートダッシュ型で仕上げろと書いてあったのを、何となく思い出した。サイトが想定していた読者層はSE かもしれないが、私にとっても、あながち無視できる話ではない。上から降ってくる個々の仕事の締め切りだけを単純に考えれば、その多くは決して難しくはないのだが、それらに取りかかろうと考え始めた頃に、多くの場合、予期せぬ別の仕事が入るので。仕事の選り好みが可能な立場にいるならラストスパート型も許容されるのかも知れないが、大部分の社会人には、当てはまりそうにないですな。

8/21/10
    偶然ながら、CA 州でも風力発電をしていることを再確認。現在、風力発電で賄われているのは、総発電量の2% ほどらしいが、この程度の規模でもそれだけの量になるのであれば、10% 程度までなら、そのうち風力発電に切り替えられそうな気がする。ただ、見ているだけで目が回りそうなものをあちらこちらに建設されたら、迷惑ですが。◆最終的には、発電量が一定しないことが問題になるのでしょうな。様々な対策が練られているようだが、まだまだ、エコブーム(詭弁)の延長上にある創作物というのが、私の偽らざる認識である。

8/19/10
    今日からの二日間は、ラボ恒例の大掃除。以前に比べ、実験をする時間が激減しているという意味で、私の実験台を掃除するのに要する時間は大したことないが、事実上、二日間、デスクワークが出来るような状況にはない。要するに、仕事にならない二日間が、この慌ただしい時期に挿入されてしまったと言うこと。ラボがきれいになるに越したことはないけれど、一週間後の惨状を想像すると、毎度の事ながら、非生産的な作業だと感じずにはいられない。だからこそ、ボスからのピザかサンドイッチの差し入れがあるのかも知れないが。

8/17/10
    研究室脱走も今日で終了。夕方まで某所でふらふらした後は、LA へ向けて出発。◆移動距離が長いのは仕方がないが、今回は道路工事に邪魔をされたような気がする。日本と同様に、年度末だから補修+拡張工事をしていたのかも知れないが、高速の出入口を封鎖されるとナビ等があっても、どの方向に進むべきかを瞬時に判断するのは難しい。高速料金は無料だから文句を言うなと言うことなのだろうか?◆今回(4日間)の総移動距離は約1200 mi。それでも、その直線距離はLA-NY 間の半分ほどとは、アメリカも広いですな。

8/16/10
    当初の州内散策予定から大きく脱線し、とてつもなく暑い場所に行くことになった。暑いとは聞いていたけれど、これほどまでとは思わず・・・。ガイドブックをもっと信用するべきだったのだろうが、気付いた時には既に手遅れ。水だけは大量に用意しておいたが、これがなかったらミイラになれそう。だって温度計が指していたのは120 F(50 C、湿度も10% 程度)なのだから。こんな気温になる場所が世の中にあると言うことを実感するには十分だったけれど、こんなところで暮らす、いかなる生物にもなりたくない、と言うのが率直な感想である。

8/14/10
    ここ数日、思いがけない人々からメールが入ってきた。皆さん、色々充実した生活を送っているようで、うらやましい気がしないでもない。写真を送ってきた某氏など、以前に比べると随分明るい表情になっていたので。◆かくいう私も、overdue の仕事が幾つかあるものの、人間らしい生活を送るために、ラボから脱出中。まぁ、州内にいるわけですが、日本全土と同じくらいの面積の場所なので・・・。◆しかしながら、携帯が通じる範囲では、仕事関連のメールが入ってくるのが悩みの種。余りゆっくり出来ている気はしませんな、残念ながら。

8/12/10
    為替レートを見ると1 ドルが86 円?資産の80%(?)をドルで持つ私は、日本には帰れそうにありませんな。冗談はさておき、こんな状況ゆえ、日銀が何かと叩かれているような気がしないでもないが、現実には、日銀が介入したところで、他国にドルを売られて終わるような気がする。ただ単に耐えるにも限界があるならば、そろそろ、こんなレートでも繁栄し続けるための政策を政府が真剣に考える時期なのだろう。報道では、円高=悪なのかも知れないが、少なくとも、暴落して通貨の価値がなくなるよりは格段にいい状況にあるのだから。

8/10/10
    忘れないようにメモ。日曜日の朝、ミーティングのためにCaltech へ出かけたのだが、その最中に「どうやって時間のやりくりをしているのか」とボスに率直に聞いてみた。彼曰く、全てをこなすのは無理だから、優先順位をつけるとのこと。よく言えば賢いやり方なのだが、悪く言えば、やりたくない事は無視または丸投げ。事実彼は、必要な場合にしか教授会にも出席していないようなので。ただ、同様の事を私がやっていいのか、と自問すると、おそらく無理。だって、彼が拒否した仕事の一部は、必ず我々のところに回ってくるのだから。

8/9/10
    2-3 日前にポストに入っていたLADH からの手紙を見たら、code violation について書かれていた。3 回も違反を繰り返したと書かれているが、何の違反をしたのか皆目見当もつかない。不満があるなら異議申し立ても出来るが、10 日以内に$150 の(銀行が出した)小切手と共にせねばならない模様。それに、何の違反か分からないと言うには、いくら何でも高すぎる。仕方なく、アパートの事務所に行って話を聞いてみたところ、「あぁ、気にしなくていいよ」でお終い。違反があったのは、同じ建物にあるランドリールームだったそうである。

8/7/10
    LA times の一面は広島の灯籠流しの写真になっていた。今年は、Roos 氏が参列するという、日本側から見れば画期的な年だったのかも知れないが、アメリカ国民(の約60%)の持つ、原爆投下に対する肯定的な評価が覆ったわけではないし、今でもこんな考え方の人は明らかに存在する。むろん、核廃絶が成し遂げられるに越したことはないが、現状維持どころか、パキスタン、北朝鮮、イスラエルなど保有国が増えているのが現実。その意味では、旧社会党出身の市長が唱え続ける理想論は、どこまで相手にしてもらえたのだろうか。

8/5/10
    ガス代が引き落とされなかった事から、この一ヶ月の間に銀行口座が凍結された事には気付いていたのだが、電話をせねばと思っていたところ、先方からお手紙が届いた。休眠口座を凍結するのはCA 州の決まりで、銀行側の判断ではない。再開したければ、同封した紙にサインをして送り返せ、と書いてあったが、そもそもミシガンにいた時に使っていた銀行ゆえ、この辺りには支店すらない。解約するには、残高分のチェックを自分宛に振り出すのが簡単らしいが、書面を送り返すついでに解約手続きをするのが現実的なのでしょうな。

8/4/10
    これまたメモ。日本在住のアメリカ人に「日本人の英語の問題点」を聞いたところ、積極的に話をしない事だという。文法的に正しく話そうとするあまり、却って何も言えなくなるのをよくご存じで。おしゃべりな人ほど上達するのは、あながちウソではないだろう。それから彼は、英文和訳を中心に据えている日本の英語教育にも疑問を感じていた模様。なお、日本人が英語論文を書く場合、二つの文章をやたら接続詞で繋ぎたがる、と言っていたのが印象的だった。確かに、アメリカ人の文章には、繋ぎ言葉はあまり出て来ないのですが。

8/2/10
    忘れないようにメモ。またもやIP アドレスの競合問題が発生。大学はDHCP 接続なのだが、VISTA の設計ミスゆえ、私のPC では数ヶ月に一度必ず発生する。直感的には、手動でIP を割り当ててIP の重複を解除し、それからDHCP で繋ぎ直せばよさそうに思うが、サブネット マスクやデフォルト ゲートウェイ値が分からない。仕方がないので、ラボの他のPC の情報をipconfig で調べ、それらを拝借。結果的にローカルエリア接続は復活したのだが、ワイヤレスが依然として不調。なお、こんな解決法もあるとか?次回、試してみますか。

7/31/10
    NY Times に興味深い記事が出ていたのを知った。小さいとき(幼稚園)に、いい先生に出会い、いい刺激を受けた人々は、そうではない場合に比べ、成人してから高収入を得ている事が多いらしい。まぁ、あり得ない話では無さそうだが、その差はテストの点数には現れていないにもかかわらず、という点が印象的だった。なるほどねぇと自身の記憶を辿ってみたが、私の頭の中に当時の記憶は残されていない。強いて言うなら、並の先生に出会い、普通の教育を受けたのだろう。だって、私の現収入は、どう見ても平均以上ではないので。

7/30/10
    AZ 州の、不法移民と疑わしき人を逮捕できる法律がついに施行。以前から問題視されていただけにテレビでも話題になっているが、不法移民の総数はCA 州の方が多いので、本当に取り締まりたければ、近隣の州を巻き込まねば意味はない。結局、根底にあるのは、人種差別なのでしょうな。◆日本の例えば島根県でそんな条例が施行されたらどうなるのだろう?日本の警官は外国語で職務質問なんてしそうにないが、むしろ、近隣諸国から理不尽な抗議を食らい政府が困惑していそう。不法入国が悪いのだ、とは言えそうにないので。

7/28/10
    ネット上で、国債残高を揶揄してか一兆円記念硬貨を1000個、という表現を見かけた。一兆円の威力を把握できないだけに、そんな表現を見ると国の借金などたいしたことないような錯覚に陥るが、これは日本の大企業の一年間の売り上げに相当するはず。◆方や、そんな傾きつつある国家の予算編成をするセンセイ方は給料を日割りにするかを議論中?いくら節約できるのか知らないけれど、他にもっと大切な事があるように思う。国民感情を気にせねばならないのは、普段の仕事ぶりが余りにお粗末であるが故の顛末であろうに。

7/26/10
    時々ネットで見かける、Kindle 絶賛論(ただし本を読む場合に限る)や、最近Amazon の電子書籍の売り上げは紙の本を上回ったなんて話を聞くと、出版関連業界ではAmazon の独り勝ちのような錯覚に陥るが、2-3 日前に見た紙の新聞には、Amazon の利益は当初の予想を大きく下回ったと書いてあった。一見潤っているように見えても、独り勝ちの域に至るのは容易じゃないのだろう。Amazon も5 年程前は債務超過だった事を考えれば、既に十分すぎる躍進なのかも知れないが、iPad の存在を恨めしく思っているに違いない。

7/24/10
    数日前から家のそばでハンガーストライキをしている集団がいる(でも水は可、あと夜間の飲食もOK というレベル?)。そこでは、過去にもデモをしている人々を見た事があったのだが、Senator Feinstein の事務所の前だったのですな。で、肝心なストライキの理由は、アメリカの高校を卒業したがアメリカに不法滞在し続けている人々(良い子に限る)に、条件付きの永住権を付与しようという事らしい。このDREAM Act 法案は過去に否決されているが、サイトの存在が示すように、法案成立を願っている人も少なからずいると言うことか。

7/23/10
    ドタバタ続きの私の状況をあざ笑うかのようにゼミの当番が回ってきた。以前は二週間ほど前から徐々にスライド作成を進めていたのだが、もはやそんな時間は取れず。今回はほぼ丸一日で、いい加減な話を構築。準備に時間をかけずに済むよう、普段からまじめに考えておかないといけませんな。◆今日の発表に関連した論文が、偶然にも本日付で正式版として表に出たのだが、案の定、早速誤植を発見。それもゲラのチェック時には全く考えもしなかった所に。◆出版後の修正が密かに出来るよう、論文も完全電子化されれば・・・。

7/21/10
    昨日に続き、電話会議があった。相手が海外にいても相談できる点では便利だが、私はどうも苦手。声が聞き取りにくいのは仕方がないにしても、顔も知らない人と話をするのはあまり好きじゃないので。それに、毎回会議が始まる(全員の回線が繋がる)まで10-15 分無駄にしているような気が・・・。◆韓国からのお客さん(学生)に、韓国の軍艦が沈没した件について質問してみた。というのも、某記事()が気になっていたので。案の定、韓国人の多くは政府の公式発表を信じていない模様。一体、何が隠されているのだろうか?

7/19/10
    たまたま知ったのだが、アメリカの肥満度調査の結果が公表されたらしい。これを見れば、アメリカ人が年齢と共に巨大化していく傾向が容易に見て取れる。全体的に、南部の州の方が肥満度が高いようだが、年収と言うよりは、食生活に依存する面(人種間の差)が高いのでしょうな。なお、白人の肥満度は、全米全ての州で1/3 以下と書いてあったが、三人に一人が肥満だったら、それこそ問題なのではなかろうか(実際には、全米の大人の2/3 は太り気味以上に分類される)。ちなみに、肥満度の判定にはBMI を用いている模様。

7/17/10
    写真欄でも触れたが、不在で受け取れなかった荷物を取りに、Marina del Rey の集配所へ出かけることに。そもそも、配達予定日は12 日だったのに、その日は配達した形跡すらなし。どこがovernight 配達だ。Apt. office に預けてくれと言うメッセージも無視されたし・・・。と言うわけで、今後は極力FedEx を使わないようにしようと思っていたのだが、ついでに立ち寄ったマリーナはきれいだったので、怒りは半減。とは言え、ボートに乗って海に出た方が楽しそうだったのは明らか。私の年収で買えそうなボートは見あたらなかったけれど。

7/16/10
    1-2 ヶ月前に中学校の同窓会があると言う通知が実家経由で送られてきた。当然、参加予定はないのだが、併設されている掲示板を覗くと、見覚えのある名前の近況がアップされている事がある。その中で、高校まで一緒だった女の子が、今は国際結婚してヨーロッパに住んでいると言う(他者による)書き込みを発見。話をした記憶すら殆どないが、確かに当時から海外に行きそうな雰囲気はあったなぁ、と。一方の私の場合、誰一人として、私が海外へ行くとは予測はしていなかったような?人生、何が起こるか全く分かりませんな。

7/14/10
    通常三ヶ月に一度、quarterly report 作成のために忙しい時期が訪れるのだが、今回は、それに加え、annual レポートが重なってしまい・・・。そんな時期に限って、論文に目を通してくれ、とファイルを添付してきた人々がいたので、頭の中はちょっとパニック。何も全てが同時期に集中しなくてもいいだろうに。とは言っても、提出期限の直前に毎回ハラハラさせられる最大の理由は、おそらく共同研究者や出納担当者の思考回路が読めない事。お国柄なのか、それとも性格なのか、なかなか動いてくれない人はどこにでもいるものですな。

7/12/10
    ネット情報だが、生肉、生野菜はアメリカへ持ち込めないが、生魚は持込み可能らしい。肉と野菜は、それ自体が媒体となりウイルス等を持ち込む危険性があるが、魚は基本的に水の中にいるので、生魚として陸上を輸送する限りは、媒介の可能性が低いと言うこと?私には、危険度がゼロだとは思えないのだが。◆とは言え、本当に持ち込みが可能なら、日本からトロやハマチをお土産として持ってきてもらうのも可。そりゃ、この辺りの寿司屋でも食べられるが、築地で競り落とされた魚が翌日口に入るなら一度試してみたいものである。

7/11/10
    参院選の結果は、およそ予想の範囲内(期待外れもあるが・・・)。ただ、今回の結果を受けて、政界再編と息巻いている人がいる事には、あまり感心しない。政界再編は手段として必要かも知れないが、国民が望んでいるのは、現実味のある工程表に裏打ちされた政策を提示し、かつ実現すること。相変わらず、このような選挙結果になった本質を、政治家が全く理解していないのであろう。権力闘争に明け暮れていると、今回調子のよかった政党だって、次回は凋落の危機に瀕しますぞ、と私が言っても耳には入らないだろうけれど。

7/9/10
    前回髪を切った記憶があるのは、昨年の8月頃。その後、ほったらかしていたものだから、その長さは某学生にfeminine なんて単語を使わせてしまった程。数日前に髪を切ったところ、最近入ってきた学生に、もともと長髪人間だと思っていた、と言われてしまったのは無理もない。なお、髪を切るたびに「日系の床屋へ行くの?」と聞かれる事が多いように思う。わざわざそこまで出かける程のこだわりがあるなら、一年近く散髪しないなんて事はあり得ないと思うのだが。それに、すぐに伸びる髪なら、後日切り直せばいいのではないかと?

7/7/10
    論文のゲラを受け取ったのだが、予想以上にミスが多いのを見て、目が点に・・・。最近は、雑誌ごとに指定されたテンプレートを元に電子ファイルを作成し投稿するので、ゲラのチェックも当然簡単だったのだが、Word に打ち込まれただけのテキストを元に印刷用の原稿を作る場合は、今でもミスが沢山出るようですな。カメラレディ用の原稿を自分で作る手間と比較すれば、はるかにましなのだが、もう一工夫できないものなのでしょうかねぇ。そもそもこの出版社、あまりに沢山の部門がありすぎ、誰が担当者なのかもよく分からないので。

7/6/10
    相撲協会のごたごたは、なかなか収まらないようで。しかし、相撲取りが昔からやっていたであろう野球賭博を今頃になって問題視する一方、国家のGDP 損失にしか繋がらない朝鮮玉入れ業には無反応。お世辞にも一貫性は感じられませんな。結局、この騒動は貴乃花つぶしのためのお家騒動のようなものなのだろうけれど、それを国技とか、NHK は相撲を中継すべきか否か、と言った問題にすり替えているのは誰の仕業なのか。そもそも相撲は100% 真剣勝負でもないのだろうから、古風なプロレスとして解釈すればいいであろうに。

7/4/10(祝)
    アメリカ人程にあり難みを認識している訳ではないが、今日は独立記念日。昨年同様、知人宅へお邪魔し、色々ごちそうになることに。集まっていたメンツも昨年とほぼ同様だったこともあり、ある意味では、私にとっても年中行事になりつつありそう。もっとも、来年以降もLA にいればの話だけれど。◆昨年の記憶はないが、今年はパラシュートに身を任せた人が、星条旗と共に空中を落下していた。この手のパフォーマンスは、アメリカ各地で行われているのだろうか?◆日が暮れてからは、花火大会。毎年一度は花火を見たくなりますな。

7/2/10
    こちらは、独立記念日を控え、何となく気の抜けた時期(私だけ?)。もっとも、幾つかの報告書の締め切りが迫っているので、非アメリカ人の私は、楽しい週末なんて事を考えてはいけないのかも知れないが。◆知人からのメールで、日本には七夕と言う行事があったのを思い出した。小学生の頃は、学校で短冊を書かされた記憶があるが、当時の願いが叶った人はどれくらいいるのだろう?◆せっかくだから、どうせ叶わない願い。民主党政権の早期崩壊、日々の雑用からの解放、AT&T の3G カバーエリアの拡大。ん、夢がないって?

7/1/10
    日本では、消費税率をめぐりる不毛な論争が続いているようで。年収に応じ消費税額分を還付、なんて話を聞くと、総理が国家の将来より選挙の結果を案じているのは素人目にも明らか。ただ、課税で取りすぎた分を返還する際には銀行とは比べものにならない利息がつくので、弱者救済にはもってこいと言う説も?◆LA では世帯収入が低い場合、公共料金の一部が安くなる。日本でも国家が直接援助せず、間接的に補助する仕組みが出来れば、政治家も選挙のたびに公約を変えずに済むのに・・・、と言ってはいけないのでしょうな。

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