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No more moving

〜 No more moving 〜

 LA に移ってきた直後からずっと噂されていたことではあるが、やはりラボが移転することに。これが最後の引っ越しになって欲しいなぁ・・・と願いつつ、その様子を書き留めておくことにします。 ちなみに前回(2005-6 年)の移転作業はこちらに。


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5/5/12
    かなり遠回りをしたが、ついにLAX に到着。入国審査はすんなりと終了。審査官に"Welcome home, Sir" と言われたが、祖国に戻ったような感覚はない。そう感じるのは、やはり、日本に戻った時だけでしょう。その後は手荷物を受け取り、税関審査。私は何も聞かれなかったが、一緒に行った学生は、ここでもつかまっていた(運が悪いのか?)。面倒だったのは、国内線のチェックイン。アメリカでは国際線から国内線に乗り継ぐときに、全てのセキュリティーチェックをやり直さねばならない。当然、荷物も再度預けることになるため、国際線からの乗り継ぎでも、スーツケースは課金対象。しかし、ファーストクラスにアップグレードしてしまったのでその半額以上は手荷物の輸送代金に相当。差額が$20 なら、悪い話ではないかな?SFO 到着後は電車で大学のそばのホテルに移動。重い荷物と共に移動したので、結局、空港からチェックインまで約2 時間。成田から実家に戻る時間に匹敵?もっとも、OAK 経由でも一時間半近く掛かるだろうけれど・・・。

 

(この間、イギリスをふらふらする・・・)

 

4/28/12
    引っ越し業者が11 時頃に来ることになっていたので、それまでに、ほとんどの物をすぐに積み込めるくらいの所まで箱詰めをし待っていたのだが、来る気配がない。12 時前になって、あと10 分くらいで着くという電話が来た。部屋の様子を見た業者曰く、(あまり荷物がないし大半は箱詰めされていたので)これは楽だと言っていたが、傷つきやすい物を毛布でくるんだりしている内に、結局一時間以上経過。書類にサインをするまでの時間を加えると、1 時間半ほど掛かったように思う。その後、アパートのチェックアウトのためにオフィスに行ったが、皆さん出払っていたのか閉まっていた。仕方がないので50 M 程離れた知人宅にスーツケースを預け、ちょっと時間をおいてから再度出直すことにした。オフィスに行ってやったのは、鍵を返したこと。それから念のため、Berkeley 近辺に新しくアパートを決めた知人の家の住所を教えのだが、それ以外にやることはあるのかと聞いたら、特にないけど、握手をして別れのご挨拶・・・という。と言うわけで、拍子抜けするくらい簡単に終わってしまった。後は、空港に行って、飛行機に乗るだけ。
    さて、空港へは一緒にイギリスに行く学生の婚約者が車で連れて行ってくれた。特にやることもなかったので、バーに行ってサラダとビールを注文。その後はセキュリティーチェックを済ませて搭乗。乗った途端に睡魔が押し寄せてきたので、いつ離陸したのか記憶にはない・・・。

4/27/12
    事実上、今日がUCLA の最終日。しかし、朝からtelecon。その後、電気とガスを解約。ネットでできるとは知らなかった。便利な世の中になった物です。

4/26/12
    本来は明日までの予定だったが、業者はいつの間にか全ての荷物をトラックに移してしまったらしい。前回ほど、仕事の様子を見ていたわけではないので、大型装置がどのように梱包されたのか一抹の不安も残るが、丁寧に扱われていると信じることにしよう。

4/25/12
    一昨日、leasing office に引っ越しの日程に関するメールを送ったのだが、それに関して反応がなかったので、オフィスに行ってみた。引っ越し前の部屋のチェックについて聞いたところ、私のように5 年以上いる場合は、仮にどれだけ綺麗に使っていようとペンキは塗り替えるし、絨毯も張り替えるので、inspection にほとんど意味はないのだそうだ。現に、下の階の部屋は洗面台とかも入れ替えているから、私の場所も、大改修になるのでしょう。彼が言うには、inspection が重要になるのは半年しか住んでいないような場合だけのようである。

4/24/12
    今日から、実際に荷物を運ぶ業者が実験器具のパッキングを始めた。どうせ、事前にいくら仕分けをしたつもりでも、いくつかの器具はしばらくの間行方不明になっちゃうんだろうな。決して、業者のせいというわけではなく、引っ越しにはつきものという意味で。なお、今回は、個人の荷物も同じ業者が扱うので、いくつか段ボール箱をもらって帰ることにした。それから、ケーブルテレビと火災保険の解約を済ませた。

4/23/12
    ラボの秘書と電話で話したところ、私の身分(=給料の出所)は、引っ越し後もしばらくはUCLA にあるとのこと。なんだか所属の変更がすんなりできるのかよく分からないが、あまり考えないことにしよう。

4/19/12
    試薬を運ぶための業者がやってきた。3 人がおよそ半日かけて、ラボ内の全ての試薬を樽のような物に詰めていった。ちょっと話を聞いた限りでは、必ずしも化学を専攻していたわけではないようだが、安全関係の勉強はちゃんとしているらしい。

4/18/12
    三日目の今日は、大部分の実験装置を分解した。ポンプの類は、オイルを全て出し、周囲をきれいに拭き・・・。言わずもがなだが、どのケーブルがどこに繋がっていたかも確認しながらやるので、時間が掛かる。後日、無事に組み立てられるといいがどうなることか?

4/17/12
    大掃除の二日目。ラボにある試薬整理でほぼ一日をつぶす・・・。

4/16/12
    今日から、ラボの大掃除を開始。個人の実験エリアを片付け、あまり重要ではないサンプル等を処分することに。ついでに、ここ数年間でため込んだ論文(印刷物)も思い切って処分した。最近はあまり印刷しないようにはしていた物の、平積みすると、およそ2 M 程。何本の気を切り倒してきたのかと考えると、ちょっと罪悪感も?

4/14/12
    予定では、1-2 時の間に来るはずだったのだが、いきなり11 時頃に電話が掛かってきて、今アパートの入り口の前にいるという。まぁ、昨日、一部の人のアパートチェックが急遽キャンセルになったので、結構いい加減な面もあるだろうなとは思っていたが、案の定・・・。チェックそのものはすぐに終了。大した荷物もないので、簡単でしょう。

4/12/12
    引っ越し業者から、土曜日に、家にどのくらいの荷物があるか確認したいので、アパートを見に来るという電話が掛かって来た。

4/3/12
    イギリス行きの飛行機のチケットを予約した。4/28(土)の夜の飛行機で出発するので、その日の午前中に、家の荷物を引き取ってもらうのがよさそう。LA に戻ってくるのは翌週の昼過ぎ。よって、そのまま北に移動してホテルに泊まる事を決断。

3/29/12
    途中色々あったのだが、ようやく、最終的な日程が確定。こちら(ラボ)の積み込みが終わるのが4/27 で、4/30 にBerkeley で荷物を受け取ることに。もっとも、私はイギリスにいるので、受け取りの時は不在なのですが・・・。

3/26/12
    荷物をしばらく保管しておくのは問題ないとのこと。ということは、慌てて家探しに行かなくてもいいと言うこと?

3/22/12
    噂によると、ラボの引っ越し業者が、個人の荷物をまとめて運んでもいいと言っているらしい。そうすると、個人の引っ越しの手続きがかなり楽になる。ただ、問題は、5 月の頭にイギリスへ行くので、荷物を運んでもらっても、受け取れない可能性が・・・。と言うわけで、ラボの責任者に頼んで、業者にしばらく荷物を保管してもらえるかどうか確認してもらった。

3/20/12
    誕生日だというのに、LBL へ日帰り出張。我々が使う予定の部屋をどのようにセットアップするか、実際に工事をする人達と打ち合わせをするというのがその中身。安全担当、配管担当、電気担当のようにいくつかのチームの人が入れ替わり立ち替わりやってきて、様々な質問を投げかけてきた。ちなみに、航空券代はOAK 往復で$370 ほど。SFO だと$100 ほどだというのに、高すぎ?

3/10/12
    LBL の人が、ラボの装置の詳細を再確認したいと言うことで、出張ついでに立ち寄った。私は彼が何をチェックしたのか知らないけれど、本人曰く、有意義だったとのこと。

3/6/12
    個人の引っ越しについてどれくらいお金が必要か調べては見た物の、航空券代は予約時期によって結構変わるもの。あれ、意味があったのかなぁ・・・というのは、ラボの大半の人間の考え。もっとも、LBL の方で、government's price で航空券を予約できるという話しもあるけれど・・・。

3/3/12
    置いていくことに決めた装置の代替品を買うかどうかで、見積もりを取らねばならないのだが、以外に選択肢がないことに気付いた。一部の会社は既に製造を取りやめているし、別の会社の仕様では、我々が想定している測定ができない。かといって、トラブル続きの装置に80K も払うのもばかばかしいし・・・。

2/28/12
    現在使っている装置の一部は、ボス個人の研究費で買った物ではないので、移転に際して手放すか、市場価格を負担する必要があるらしい。どうやって市場価格を算定したのか知らないけれど、結構な金額に。結局、ほとんどの物は置いていくことに。トラブル続きだった一部の装置をそこに含まれているというのはいいニュースかも知れない。

2/14/12
    引っ越し費用の見積りについて、メールが戻ってきた。私の荷物の量だと、人員二人にトラック付きで時間当たり$75 とのこと。トラックで移動している時間は、その半額(2 時間で$75)。なので、積み込みと荷下ろしに合計4 時間、移動に6 時間かかると仮定すると、チップを含め$600 超?
    すっかり忘れていたのだが、外国人の多くは、ビザのトランスファーをする必要があるのでした。その手続きには、ボスに今後も給料を払う事を示す手紙(Appointment letter)を書いてもらう必要があるのだが、その手紙を書く前に、給料の原資となる研究費をUCLA からBerkeley へ移す必要があるとのこと。問題は、予算を移す手続きが済むには、あと一ヶ月は掛かりそうだと言うこと。つまり、最悪の場合、ビザ関連の書類がそろわないために、謀らずとも不法滞在になる可能性があるらしい。
    Appointment letter が出ないことにはもう一つ問題があって、大学の宿舎への入居を希望する場合、やはり、その手紙がない場合は、(入居の順番待ちのリストには名前を載せてもらえても)仮に空室があっても入居の許可が下りないらしい。

2/13/12
    家探しと引っ越しにかかるお金の見積もりを出せと言う指令が出ていたので、ネットでいくつか引っ越し業者を探してみた。どんな金額になるのか分からないが、適当に引っ越し予定日を送信したら、どれだけ荷物があるのか調べろという。しょうがないので、荷物の総量がどれ程になるか調べたところ、トータルで250 CuFt (2 m3 弱)。案の定、それほど多くないが、見積額の方は?

2/9/12
    個人の引っ越しに関する情報。四月の半ばに家探しをして欲しいとのこと。これはミシガンからこちらへ来たときと一緒。しかし、今のラボのメンバーは、各自で引っ越し業者を探し、北へ移動しようと目論んでいる模様。と、それはいいのだが、問題は、引っ越し(家探しを含む)に使える予算は、一人当たり$1000 程しかないらしい。私自身は$1000 以内に収められるかも知れないが、家族持ちはおそらく無理。言い換えると、私の元に回ってくるのはせいぜい$7-800 なんじゃないかという気がする。何か釈然としませんな。

2/8/12
    こんな事(↓)を書いていたら、どうやら、ボスが4/30 にラボを空にして、翌5/1 に現地で荷物を受け取れと言いだした。何時に引っ越し業者が作業を終えるのか分からないけれど、ちょっと楽観的すぎるんじゃないかと言うのが、ミシガンでのパッキング風景を見た者の率直な感想。ついでに言うと、個人の引っ越しはいつ済ませればいいのか?

2/6/12
    移転の日取りが5/10 頃になるんじゃないかという噂を耳にした。この調子で少しずつ遅れていくのでしょうな。前回もそうだったので、驚くには値しないけれど。

2/2/12
    何人かの学生は、正式にBerkeley から受け入れ許可をもらったようである。その一方、その理由までは知らないが、LA に留まる(研究室を変える)ことを決めた学生もいるとのこと。受け入れ許可は必ずしも卒業を意味しないので、後者の方が良かったなんて事になる可能性も?

1/27/12
    その後、一部のラボだけでもすぐに移れるようにする、と言うことで話がまとまりつつある模様。どうやら、4 月の半ばを目処にUCLA の装置や備品を発送。二日後に、Berkeley で受け取り、すぐにラボのセットアップに入るという方向でまとまりそう。ただ、事実上、その間に自分自身の引っ越しもせねばならないので、最終決定までは、もう一悶着ありそうな予感。

1/19/12
    未だ引っ越しがいつになるのかはっきりしないが、受け入れ側からの、準備にあと9 ヶ月くらい掛かると言うメールを見たボスが激怒(?)。そりゃそうだ、どんなに遅くなっても、新年度(9 月)に間に合わないようでは話にならない。

1/4/12
    昨日から、ボスが正式にLBL へ異動してしまったので、DOE とのミーティングのついでに、LBL へ行くことに。しっかりと部屋を吟味したわけではないが、実験をするには良さそうな場所である。ただし、研究所内(とUCB-LBL の間)を行き来するにはバスを使わねばならず、そのバスも8時前には終了。車やバイクがない場合には、一般的な社会人らしい生活(8-20 時)を余儀なくされそうな場所である。

12/15/11
    LBL から、装置の配置図の原案が届いた。色々チェックしていた割には、なんだか余りこちらの意図が伝わっていなかった模様。仕方がないので、修正案を提示。

12/7/11
    UCB/LBL の人々との話し合い。現地のラボのマップを見ながら、どこにどんな装置を入れればいいかを話し合う。それから、現在のラボにある大型装置を一通り見せ、どんな付属品(ガスボンベなど)が必要になるかを説明。結局、一日では終わらず翌日に持ち越し。

12/1/11
    案の定、下の使節団の予定が変わり、12/7-8 に来ることになったそうだ。

11/29/11
    UCB/LBL の人達が、12/2 に、今のラボの様子を見に来る(どんな物を運び込むのか直に見る)というので、先日予約したベトナム行きをキャンセル・・・。

11/23/11
    最初にそんな話しを聞いたのは、2-3 年前だろうか?今日、ボスが公にUC Berkeley への異動を正式にアナウンスしたので、これからその様子を書き留めてみることにする。ちなみに、私にとっては、二度目の引っ越し・・・。

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