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不定期日記 (2023.1〜2023.2)


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2/28/23
    ここのところ、モロッコで買った紅茶を飲んでいる。空港価格であったことを鑑みても結構な(法外な?)値段だっただけあって、期待以上の味だった。無論、モロッコ産だったからと言いたいわけではなく、単にお金を出せばおいしい紅茶が手に入るという事だが。しかし、こんなものに慣れてしまうと、階下のスーパーで売られている味も素っ気もないお茶は飲めなくなりそう。紅茶専門店にでも行けば何か良さそうな茶葉は手に入りそうだけれど。◆ちなみにこのモロッコ茶、残念ながら、海外向けの販売はしていなようである。何でだろう?

2/26/23
    先日受け取ったメガネの慣らし運転をしているのだが、なんだか微妙。遠方を見る分にはいいが、近距離(PC のモニタ)だと裸眼や5 年前に作ったメガネの方がまし。◆作った時に、物が歪んで見える(ので、デザインなどをしている人には向かない)と言われていたのだが、実際に(マグカップ等)円形のものが歪んで見えると発狂しそうになる。メガネとはそういう物なんですかね。従来の物は、そうなかったので。◆一方、利点は外にいるとレンズが黒くなること。レンズ越しに色の変化をはっきり自覚できる訳ではないが、得した気分に。

2/24/23
    最近見つけた、生麺タイプの豚骨ラーメンというものを食べてみた。製造元は中国系の会社のようなので期待していなかったが、期待に違わず、面白い商品だった。弾力のある麺を作ろうとしたのか、輪ゴムを茹でているんじゃないかと思うくらいの伸縮性(ゴムラーメン?)。出来上がった時には、素麺みたいになっていたけれど。スープの味はおよそ想像通りで、値段からすれば妥協範囲内。総じてみれば、このレベルなら、$1 で買えるサッポロ一番の豚骨ラーメンでいいかなという出来栄え。まともなラーメンは、外で食べればいいので。

2/22/23
    コロナ以降家賃が上昇したか否かの調査結果をTwitter 経由で発見。全米の地図を見る限り、上昇した地域と下落した地域がランダムに散らばっているようで、私の眼には、何か単純な傾向があるようには見えない。◆この辺りは、統計上は6% 程下がっているらしい。もっとも、下がっているのはビジネスエリアに直結している場所(端的に言えば高すぎた家賃の調整?)で、学生が住む地域の家賃がそこまで下がっている気はしませんが。事実、昨年の更新でも、家賃は若干上がっていたので(インフレを考慮すれば下落ともいえるが)。

2/20/23(祝)
    こちらはPresident day ゆえ祝日扱い。◆どうやらトイレを掃除してくれるロボットが存在していたらしい。あると便利なのだろうが、ペーパータオル等の補充ができ、階段等の段差を乗り越えられない限り、建物内のトイレ掃除を完全に任せるには時期尚早か。エレベータ−を勝手に使えるくらいには賢いのだろうが。◆昨年のストライキ後、何かと人員削減をもくろむUC だが、ゴミの収集は人手に頼っていることを考えると、現状では化学科にロボットを導入するだけの十分な利点なさそう。ゴミ拾いが不必要なデパートには適しているかな?

2/19/23
    久々に日系スーパーへ行ったのだが、以前は歩道上に散在していたはずのホームレスのテントなどが消え、周囲がきれいになっていた。行政側が重い腰を上げ、彼らをシェルターへ移動させたのだろうか?新しいビルを建て始めていた場所もいくつかあったので、工事のために立ち退きを迫られた人々がいる可能性は否定できないけれど。◆相変わらず、品揃えはいまひとつで、いくつか買えずに終わったものも。商品の供給状況がいつになっても改善しないとなると、(できれば大量購入は避けたいが)Amazon に頼むしかなさそう。

2/17/23
    最近のラボにおけるパーティーの余興を見るに、スマホを用いて何か(クイズの投票や対戦型ゲームなど)をする、といったものが増えてきたように感じる。この1-2 年で急激に変わったのは、新たに入った院生がGeneration Z になったからなのだろうか。その手の物に長けている人が一人いれば、仕組みは十分に変えられると捉えると、サービスを提供(アプリを作成)する側の変化もありそうだが。◆ついでに言うと、PC のオンラインゲームで遊んでいる人も(男女問わず)そこそこいる模様。ゲームの地位は日本より高いのかもしれない。

2/16/23
    C&EN によると、IJHE が、同誌の論文を十分に引用しなかった投稿論文を却下していたらしい。査読者が文献を精査し注文を付けることはあるし、査読者によってはさりげなく自分の論文を引用するよう提案することもある。しかし、本文中にもあるように、上記の点が却下の主要因になるはずがない。最終的に判断を下した編集者が、一体何を考えていたのか興味津々。なお、私見ながら、IJHE には箸にも棒にも掛からぬ論文が掲載されることも多い。間接的なIF 操作の前に、平均的な論文の質を上げることが必要だと思うのだが・・・。

2/14/23
    モロッコにいた間(飛行機の機内食を含む)、バルサミコ酢とオリーブオイルをサラダにかけて食べる機会が多かったこともあり、こちらに戻ってきてからも使い続けるようになった。ドレッシングを買うよりおそらく安いし、手もかからないので便利。結果的に、生まれてから昨年までに消費したバルサミコ酢と同じくらいの量をこの一か月で消費したのではなかろうか。ついでに言うと野菜の消費量も増えたような気がする。ビールの接取量もそこそこあるので、今年に入ってから健康的な生活をしている、などとうそぶく気はさらさらないけれど。

2/12/23
    今日は、普段テレビを見ない私がテレビをつける数少ない日の一つである(Super Bowl LVII, Chiefs vs. Eagles)。得点は拮抗し、点の取り合いになったので素人目にも楽しめた。ただ、終了間際の反則(とそれに続く時間を浪費するためのプレー)が結果的に試合を決定づけることになったのは少し拍子抜け。ハーフタイムショーはRihanna でした。知っている曲が流れてくると、時代の流れにかろうじて乗っている気になれるので一安心。でも、彼女がこれによる直接的な報酬を受け取っていないとは知りませんでした。有名ななのかな?

2/11/23
    F-22 がアラスカ上空で新たな飛行物体を撃ち落としたそうで。今回の物は中国から飛んできたとは断定されていないらしいが、かの国ならやりかねない。人騒がせはほどほどにすべきだと思うが、余計なお世話か。◆一つ目の気球は直径60 M という事だが(モロッコで乗った気球は直径10 M 前後のはず)、B-747 並みの大きさだったらしい。1 トンはあろうかという機材をそれなりの高度まで持ち上げるには、必要となる浮力も大きくなるが、隠密調査には不適なサイズ?大胆不敵にも隠そうとすらしなかったというのが本当のところか。

2/9/23
    ユニオンからのメールに、ストの妥結結果を受け、大学側が人件費を圧縮するために、クラスのサイズを増やす(TA の数が減る)、大学院の定員を減らす、再任用を控える、などの手段を選ぶのは不当だと書かれていた。いやいや、今更何を言っているのか。予算総額は変わらないのに人件費が増えるなら、頭数を減らすしかないし、大学側がストの妥結前に、そのあたりの算段を整えていないはずがない。ユニオン側は大学側の努力や誠意が足りないと言っているが、足りないのはユニオン執行部の頭のような気がしてなりませんな。

2/8/23
    ここのところ、ご飯を炊いても水っぽいことが多くなった。炊く前に15 分ほど水に浸し、早炊きモードを選ぶと、通常モードとほぼ同じ時間でまともに仕上がることが分かったため、水っぽくなるのは、釜ではなく、中蓋のパッキンが痛んでしまい、加圧できていないためであると予想(10 年近く使っているので仕方がない)。調べたところ、こちらでもZojirushi の中蓋が$30 程(送料込)で買えることが分かった。新しい蓋を使ったところ、水を若干多めに加えてみたものの、自然な炊き上がりに。炊飯器の買い替えは、当面の間必要なくなりました。

2/6/23
    近所のラーメン屋のメニューの一つにチーズが乗った辛口ラーメンがある。チーズとラーメン?と思ったが、人気メニューらしいので、挑戦してみることにした。結論から言うと、決してゲテモノ感はなく、うまくまとめられていた気がする。古典的なラーメンとは別の料理として食べるなら、これもありですかね。◆プレオープン時に食べたはずの餃子を食べようと思ったが、メニューから消えていた。味、コスト、人気、調理の手間など、どこに問題があったのか定かではないが、ラーメン屋らしくないですな(ついでに言うとビールもないけれど・・・)。

2/4/23
    バスタブのシャワーヘッドをホースのついた物へ交換しようと思い、Amazon で適当なものを買ったのだが、継ぎ手部分の直径が家にあるレンチよりほんの1 mm ほど大きく、取り外せず。仕方なく、大学から大きめのレンチを借りてくることにした。◆普段のガス管の接続と変わらないので、作業そのものは簡単。しかし、使い道の分からないパーツがいくつも箱の中に残ってしまった。今のところ水漏れもみられないので、あまり気にはしていませんが。◆ホースがあるとバスタブの掃除(つまり、お湯で洗剤を流す作業)は少し楽になるかな。

2/3/23
    二日前(水曜日)にラボの某メンバーからコロナ陽性だったという連絡が来た(月曜日は陰性だったらしい)。彼とは火曜日に30 分(?)ほど立ち話をしていたので、昨日に引き続き念のため自宅待機(自宅検査をするにも早すぎる)。彼は典型的なコロナの症状が出ているようだが、私は何もなし。お互いマスクはしていなかったが、立ち話中も最低限の距離は取っていたのでうつされずに済んだのか?◆昼間も家で過ごす度に、隣人が結構騒がしいことを思い出す(壁が薄い)。日付が変わる前には静かになるので、許容範囲内ですが。

2/1/23
    ラボのゼミの際に、ボスが最近話題のChatGPT を使って論文のイントロ等を書かないようにと言い出した。参考にはできても、引用する論文までは指定してくれないから、非現実的?Perplexity なら根拠となる論文等を参照してくれるので、インチキするならこっちかな。◆これらのAI サイトに、答えられそうにない質問を投げたら、案の定、それっぽいが間違った答えが戻ってきた。要するに、論文の下書きにAI を利用するのはかなり危険だということ。AI の力を借りるにしても、英文添削や翻訳サイトあたりに留めるべきなのでしょうな。

1/30/23
    メガネを作るため、大学の眼科に併設されているお店へ。言われるままに、適当に選んでいたら、総額が$1200 弱。フレームが$300 以上だったのもあるが、遠近両用の調光レンズに反射防止加工をお願いしていたのがその理由?しかし、日本とは異なり、かなりの部分が保険でカバーされるので、持ち出しは1/3 で済むことを知り一安心。なお、レンズの加工に必要なのか、日本ではお目にかかったことのない器具を用いた追加検査も実施。要は、こちらでは、メガネ作製も医療行為に当たるという事なのでしょうな(処方箋も要るので)。

1/28/23
    あまり信頼していない某装置、測定を始めようとしたのだが初期化途中で停止。思い当たる問題点を確認し直したのだが、事態は改善せず。しかし、直接関係ないはずのパーツをばらして繋ぎなおしたらなぜか動くようになった。正直、なぜ直ったのか理解不能。壊れたままであるよりはいいけれど。◆山の上のラボから、政府の財産として区分されている装置の状況確認をするよう通達があったのだが、そのリストを見るに、2 割程の装置が修理不能で放置されていることに気づいた。一年前はこれらの大部分が正常に動いていたのに。

1/26/23
    ミーティングのため、某先生の部屋に行ったが、学生が時間になっても現れなかったので雑談に。その際に、Lewis が1895 年にサインをしたNernst(1895 年に出た理論化学の本で、Lewis はNernst の教え子)を見せてくれた。どのようにしてそんな古い本を手に入れたのか聞いたところ、Pitzer の名のついた特別教授になった先生の間で代々受け継がれているそうで、彼も、いずれは次の人に託すつもりだとの事。なお、新装版はAmazon でも買えるようだが、日本語訳の有無は知りませぬ(どちらにせよ、読まないと思うので・・・)。

1/24/23
    トヨタはEV に興味なさそうと言った話を耳にするが、その度に日本ではやっていけても(ハイブリッド車だけでは)欧米に通じないように感じる。もちろん、EV にも充電用のインフラ整備、バッテリー性能、価格など問題はあるが、先日乗ったUber の車が、行きも帰りもEV だったことを考えると、CA 州を含む一部の地域ではEV 化に抗うのはもはや不可能。白物家電や半導体業界と同じ運命をたどることを避けるには、資金に余裕があるうちに、EV 関連の投資・研究を進める必要があるのではなかろうか(既に手遅れという説もあるけれど)。

1/22/23
    短期留学生の送別会として日本人4 人で夕食を。料理はおいしかったのだが、(1) 主賓(と私)に殆ど接点のない話を続ける二人(←多少は主賓に気を使うべき)、(2) 大した額ではないので全額負担したが、「ご馳走様」の一言すら言わない人たち(←奢るのが当然と思われても困る)、(3) 二次会どうすると聞いたら、即座に「もう帰りたい」と口にした主賓(←幹事に謝意を示すことを含め、多少は言い方を工夫すべき)と、総じてみれば些か残念な集まりだった。院生時代の私でもここまで酷くなかったはずだが、最近はこれが普通なのか?

1/21/23
    延期されていたラボのXmas パーティーがようやく開催された(旧正月とは無関係ですが)。ボス邸へ行く前に何となく住所を検索したら、購入当時の価格や現在の予想価格などがたくさん出てきた。そこそこめぼしい物件じゃない限りネットには出ないのかもしれないが、やりすぎ感は否めない。◆現地に行くために使ったUber が回り道をしているなと思っていたら、ラボの秘書が乗り込んできた。こんな事もあるのですな。◆結局、午前3 時まで騒いでいたのだが、はじけすぎ(飲みすぎ)ちゃった女子学生数人はボス邸に泊まることに・・・。

1/19/23
    夕食をとるために外に出た際に、今日は寒いなと感じ携帯で気温を調べたのだが、意外にも昼間の東京と変わらなかった。日没後はさらに気温が下がる日本にはもう住めないかも?◆モロッコでプーフ(外側のカバーのみ売られている)を買ったので、中にいらない衣類などを詰めたのだが、詰め物がまだ足りないようで、半分つぶれた月餅にしか見えない。部屋のインテリアになるのはしばらく先になりそうですな。膨らますだけなら、バランスボールを詰めるという手もあるが、それだとちょっと違う(丸くなりすぎる)ような気がするので・・・。

1/17/23
    ここ二週間ほど雨模様の日々が続いていたが、雨期も一休みしたのか少し晴れ間がのぞいていた。干ばつと洪水を繰り返すのではなく、定期的に適度の雨が降らないものですかね。◆インフレのせいで12 個入りの卵が$4 以上していたのに、鳥インフルエンザも相まって、最近はその高級(?)卵がさらに値上がりかつ不足気味。事実、階下のスーパーでも、1 人1 パック限定になっていましたな。◆少し前に、卵10 個が100 円で買えるようになって欲しい・・・と言っていた日本人がいたけれど、彼らが見たら卒倒すること必至でしょうな。

1/15/23
    5 年ほど前に日本で作ったメガネが合わなくなって久しいので、大学のOptometry で簡単な検査をした(メガネを作るには処方箋が必要で、検査の予約も1 月半待ち)。端的に言うと、現在のメガネはパソコンを使うにはほぼ問題ないが、少し遠方を見るには不適だったらしい。作った頃はちゃんと見えていたような気がするので、ここ数年の間で、視力が悪化したのだろう。処方箋をもらうとメガネ屋の予約が入れられるが、これも2 週間待ち。検査のレベルが違うと言えばそれまでだが、日本でメガネを作るのとは大きく事情が異なりますな。

1/13/23
    モロッコで気づいたことなど。1) コーヒーと言えばエスプレッソ。アメリカーノを飲むならスタバへ。2) LV 等のコピー商品が大量に出回っている。3) カード決済は全てCMI という会社の携帯端末を利用している(レジにつながっていない)。ただし、地方は現金のみの場所が多い。4) 片言の日本語を含め、多くの人が話しかけてきた。日本人には好意的だが、中国人は相手に敬意を払わないと文句を言っていた。韓国の話は全く出ませんでしたな。5) ホテルのベッド、キングサイズではなくシングルを二つ並べているところが多かったのは謎。

1/11/23
    ホテルを出たのは午前7 時だったが、家に着いたのは日が変わった直後。さすがに疲れました。◆帰りの便はAir Canada だったのだが、フランス語がメインだったのは、モントリオールで乗り継ぎだったため?機内サービスはやはりUA より上。アメリカに住んでいなければ、UA なんて使わない人は多いでしょうな。◆カナダ経由でアメリカに入る場合、アメリカ入国審査は混雑緩和のためなのかカナダで実施。Global entry カードそのものを出せと言われたのは初めての経験。携帯していてよかった(普段はパスポートとGC しか使わない)。

1/9/23
    事実上、今日が最終日なので、電車で首都のラバトへ向かうことにした。カサブランカよりきれいで、(町工場や露店とは対をなす)ビジネスが成されているように見えた。いわゆるビジネスマンはあまり目につかなかったが。◆見どころは途中で建設が止まったハッサン塔ウダヤの要塞、それから、橋を渡った対岸にあるサレ。知人には、計画を立てて回った方がいいと言われていたが、トラムの乗り越しを繰り返してしまい、行き当たりばったりの散策に。それでも、予定していたところは全て回ることができたので良かったという事にしよう。

1/8/23
    あらかじめ聞かされていたと言ってしまえばそれまでだが、カサブランカは一般的な日本人がイメージするほど綺麗な場所ではなく、夜なら裏道に入るのは自殺行為といった感じの場所も多い(他の都市でとは趣が大きく異なる)。昔は綺麗だったはずという意味ではSF と一緒なのかもしれないけれど。◆唯一の見どころはハッサンII世モスク。これだけは一見の価値あり。ただし、塔の中には入れません(イスラム教徒のお祈りの場所は見学可)。◆映画に出てきたカフェを模したレストランにも行ってみた。サムは見かけなかったけれど・・・。

1/7/23
    出発は午後にしていたのだが、それまで特にやることもないのでタンジェ市内を軽く散策。南米の港湾都市と同様、昔の要塞の名残りがあるのは珍しくないが、そこに新しい建物を増設しているように見えたのが印象的だった。◆タクシーの運転手が、大西洋と地中海が交わる場所に連れて行ってあげる、と話しかけてきたので、その話に乗ってみた(実はケニトラで会った現地人にも勧められていた)。海の色が違うと言われたが、若干違うかなという程度。◆カサブランカまでは高速鉄道で2 時間ちょっと(約300 km)。あっという間でした。

1/6/23
    車で2 時間程かけシャウエンへ。1400 年代に建設された都市だが、壁の多くが青く塗られているため(昔は防虫目的があったらしい)、写真を撮りに来る人も多い。事実、同じツアーに参加していた女性二人組は、インスタ用と思しき写真を撮りまくっていた。◆フェズのガイドには、こちらの人は何となく悲しそうな表情をしていると言われたが、よく分からず。そうとも言えなくはないが、モスクの前で知人と談笑している姿からは、そのような表情は読み取れず。◆夜はタンジェに戻り、地元の魚料理を堪能。ホテルの食事よりいいですな。

1/5/23
    午後からタンジェへ向かう予定だったが、フェズでやることもないので、早めの電車で隣町のメクネスへ行くことにした。スーツケースがあったが、駅前のホテルで尋ねたら預かってくれた。◆実は昨日のガイドに言われたからなのだが、いざ来てみると、市内のかなりの名所が補修工事中で数年前から閉鎖中で、残念ながらまともに内部を見られたのはごく一部。◆半日歩き回った後は電車で移動。もともとのチケットは直行便だが鈍行だったので、ケニトラで高速鉄道に乗り換える切符を再度購入($15 の出費で乗車時間が一時間短縮)。

1/4/23
    ガイドに連れられてフェズのメディナを歩き回ることに。ツアーに参加したつもりだったが、なぜか、他の参加者はいなかった。◆このメディナ、私にとっては迷路以外の何物でもないが、彼はこの辺りで育ったそうで、観光ポイント等を熟知。のんびり写真を撮るには不向きだが、短時間で効果的に回るには頼もしい存在でした。ただし、連れていかれたお土産屋で散財しまくったのは想定外だったけれど。◆サッカーファンのようで、W 杯について色々話してくれたが、中には些か都合のいい話も(旧宗主国フランスに負けるよう頼まれたなど)。

1/3/23
    フェズへ向かうため、鉄道駅へ向かう。ONCF のサイト経由でチケットの予約ができず、気付かなかったのだが、実はフェズまで直行列車があったらしい。知っていれば、カサブランカで無意味な乗り継ぎで2 時間無駄にすることもなかったのに。もっとも、直行列車で7 時間座り続けるのも苦痛ではあるが・・・。◆特等の車両は6 人で個室をシェアするタイプ。予約サイトで見た座席はNEX のように2+1 列だったのに。またスーツケースも頭上の棚に乗せられない場合は足元に置くしかないのは難点。◆夜は14 年ぶりに旧メンバーとの夕食会。

1/2/23
    バスで4 時間ほどかけ、大西洋沿いの小さな港町エッサウィラへ。マラケッシュが首都だった時代に当時の国王が首都から近い場所に港を作ったとのこと(片道ラクダで5 日)。町の雰囲気はマラケッシュとは異なり、白い壁と青い扉の建物が多くある。同じような過程で作られた海外の港湾都市(チリのベルパライソなど)を思い出させますな。◆フィッシュマーケットでは、魚を買うとその場で料理してくれるが、時間の制約で断念。◆カードが使えない店が多いのは悩ましい(マラケッシュ以上にひどい)。もう少し米ドルを持ってくるべきでした。

1/1/23(祝)
    本年もよろしくお願いします(喪中なので簡素に)。◆日本でもほとんど見た記憶がない初日の出を見るために、気球に乗るというツアーに参加。マラケッシュの北東部へ一時間前後移動した岩石砂漠地帯がその場所。気球は業務用扇風機で膨らました後、熱風を送り込み膨らましていました。乗員は16 人に加え、操縦者とプロパンガス。その他の仕組みは、こちらを参照のこと。浮かんでいたのは一時間弱?少し雲がかかっていましたが、無事に初日の出も見ることができ、$200 分の価値がありました(他のツアーはどれも$50 前後)。

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