6/30/20
二月ほど前に触れた某雑誌の特集号用のカバーの絵を作成して編集部に送ったところ、要は「気に入らない」という返事が戻ってきた(それを見たボスは激怒)。過去に表紙を飾った絵は良くできているものの、どれも似ていて面白味に欠けると私には思えるが、編集部側にも彼らなりの言い分があるようで、メールの文面から察すると、歩み寄りの余地はほとんど無さそう。3D の
光った絵にしか興味がないなら、最初から教えてくれたら良かったのに。ただ、ラボも再開したので、今から別の案を出すのは(描けるけれど)遠慮したいかな。
6/28/20
最近、コロナの新規感染者が急上昇中。規制が緩和され、人々が集団で騒ぎ始めたことが原因か?ただ、感染者数は、検査数が増えれば増加するので、感染区域が爆発的に拡大しているかは定かではないけれど。◆ちなみに、全米の死亡者数を見ると、こちらは減少傾向にある(CA 州はほぼ一定)。感染者が死亡するまでには時間がかかるだろうから、収束状況の評価には、1-2 週間待つべきか。◆そういえば、知人が検査を受けたと言っていましたな。微熱が続くのは、仕事の再開により疲れが出たんじゃないかと思うけれど。
6/26/20
三密状態を避けるため、重い荷物を二人がかりで移動させねばならない時にはリフト(幾つかある中から、どれかを貸してくれるらしい)を使えというメールが山の上のラボから流れてきた。ただ、時間の調整が必要なのは分かるが、作業内容に関する安全プランを更新し、それらを使うためのトレーニングが必要になるようなので、申請者が出るかは疑問。さらに言うなら、ラボで働く人々の安全管理と言う意味では、何一つ間違っていないが、(ことさら狭い空間に押し込められた)装置を移動させる目的ではあまり使えないような気も・・・。
6/25/20
およそ一年前に納入された物の、周辺機器との接続がうまくいかなかった装置を直すため、業者の人とTeamViewer でやりとり。もっと早く解決すべき事だったのだが、手動で機器の設定を調整できたこととCOVID のせいでラボが閉鎖されたため結局こんな時期になってしまった。◆結果的には、何とか接続できたのだが、そこに至るまでに5-6 時間も浪費。エンジニアを呼んだら数$1000 取られることを考えると、先方もサービスとして対処してくれたので仕方がなかったのかな?◆来週から、溜まっていたサンプルの測定を始めねば・・・。
6/23/20
名前の流行り具合を統計的に調べた人がいるらしい。もちろん私でも、周りの人の名前から何となくその流行りを感じることはできるが、時系列に関する情報までは検知しにくい。たまたま目に留まったこのサイトでは、Karen と言う名がいつ流行り、更にそのピークの形状を他の名前と比べることで、それらの名前が今後どう廃れていくかを大雑把に図示していた。幾つかのよく目にする(教授または学生の)名前も試してみたが、私の感じる所となんとなく合っているような気がする。なお、どの名前も流行りの期間は50 年ほどなのですな。
6/22/20
いつ頃からか、洗髪後に排水溝に溜まる髪の毛の量が目立つようになり始めた。抜け毛の増加ではなく、髪の毛の長さが一定値を越えると詰まるように感じると言う意味だが(およそ20 cm が閾値?)。髪の毛の長さと詰まり具合の計算をした人が世の中にいるはずだと思い軽く検索したが見あたらず。逆に、短ければ詰まらないというのは誤解だと言う記述に出くわした。パイプ屋によると、パイプの中で髪の毛のかたまりの形状が流体力学的に最適化され、その表面に油脂が付着するとにより、更に水の流れが阻害されるそうである。
6/20/20
昨日になってようやくラボが部分再開された。当面は人口密度を三割程度に抑えるため、三シフト制でラボを運用。それでも生身の人間と直接会話ができるようになったのは一応、進歩。ただ、マスク越しに話をするので、人によっては何を言っているのかよく分からないという問題も。建物の中には、三密を避けるためのサイン(例えば、上り専用階段など)が至る所に貼り付けられていた。担当者の苦労に頭が下がりますな。その一方、CA 州の南側では新規感染者数が急増中。完全復旧より第二波の到来が先にならないといいのだが。
6/19/20
今日はカレンダーによるとJuneteenth day、要するに奴隷解放記念日である。歴史的には、Lincoln 大統領の奴隷解放宣言から遅れることおよそ二年半後の1865 年のこの日に、最後の抵抗勢力が籠もっていたTexas のGalveston 島で奴隷の解放宣言が読み上げられたことに由来する。CA でこの日が儀式上の祝日になったのは2003 年らしいが、この日の存在を昨年まで認識していたとは思えない。最近のBLM 運動がなければ、今年もスルーしていたかも?尚、私は参加していないが、この辺りでも様々な催し物があったようである。
6/17/20
久々に外に出たら、市内の高校に面した道路にBlack Lives Matter と文字が大きく書かれていた。これも最近の構造的な差別に対する抗議活動の一環だろうが、一週間ほど前のデモに前後して書かれていたとは気付いていなかった。◆教育機会に恵まれない中高生をサポートするため、ラボでお金を取り纏め、地元の幾つかの非営利団体に寄付したところ、その中の一つの団体から、お礼メールが来たそうである。いい大学に進学した卒業生が将来的に後輩をサポートするシステムを構築するのが目標とのことだが、その難しさは・・・。
6/15/20
ミーティング後の雑談中に、Google がメールやカレンダーから色々な情報を抜いていると言う話が発展し、メール入力時に文章をautocomplete してくれるのも迷惑だと口にした学生がいた。同様な考えを持つ学生は多いようで、英語でのメール入力が省力化されるならいいのではないか、という私の考えとは少し違う。もっとも、私が日本語入力をする場合には不要な代物ゆえ、純粋に語学の習熟度の問題とも言えるが。なお、このautocomplete にはどんな日本語訳が当てはめられているのか?以前は入力支援なんて言葉があったが。
6/13/20
自宅軟禁中に簡単に食事の準備をする方法がないものかと試行錯誤。ネットに出ている電子レンジを用いる料理法は便利な事もあるが、時に出来上がりに難あり。スープメーカーも使ってみたが、最終的な片付けまで含めると、格段に便利になったとは言い難い。圧力鍋は料理によっては時間を短縮できるが、私の場合は、洗うのが面倒な鍋の一つに過ぎない。全幅の信頼とその後の片付けの容易さを兼ね備えているのは、手元の器具の中では炊飯器だけ?めんどくさがり屋の私に適した方法は、やはり外食と出前なのだろうか・・・。
6/11/20
論文用の文献調査をしているのだが、測定した化合物の基本的な物性や測定・計算方法を併記していない論文の多いことに呆れている。補助資料(SI)の中のほんの1 ページも使えば済む話なのに。査読者の目が節穴であることにも苛立ちを感じるけれど。◆一部の文献は、グラフから数値を読み取る必要があるが、最近の数値化アプリは随分使い勝手が良くなっているようで、多少の時間はかかるが、数値化したデータから必要な物性値を割り出すことが可能に。本当は、NIST のデータベースが全てを網羅してくれると便利なのだが。
6/9/20
武漢でコロナが発生したのは昨年の夏から秋ではないかと考えている研究者がいるらしい。強い根拠と言えるほどの物ではないが、そんな仮説を導いた理由は、ネット検索の頻度が上昇したキーワードの幾つかがコロナの症状に関連していた事と、武漢の病院の駐車場の利用率が上昇したためだという。コロナとの因果関係はさておき、データの使い方がわかるという意味で面白い。もちろん、BCG 仮説などもその手の考え方の一つだろうが。◆今日聞いた話によると大学の再開は来週から。三ヶ月間の軟禁生活のリハビリは大変そう。
6/7/20
ちなみに、この雑誌、今回の一件に素早く反応。掲載された記事が編集部の意図する物ではないことを明確にすると共に、編集部の一部の人をクビにし、該当記事の査読者には、今後査読依頼を出さないと決めた模様。仮に同様の内容がBCSJ に出た場合、どうなるかなと考えるのも一興だが・・・。◆UCB にもunder-represented group 出身の学生はいるが、Berkeley が彼らにとって居心地のいい場所ではないようで、途中で辞めてしまう学生も多い。Anti-diversity への取り組みが、意識高い系の自己満足にならないといいのだが。
6/6/20
某雑誌が掲載した、多様性を否定する記事が厳しく非難されているらしい。過小評価されているグループ(女性や黒人)からの採用などを数値目標化すると、全体のレベルが下がり、不利益を被る白人が出るのは否定しないが、underrepresented group にいる人々が、従来は関連を持ち得なかった組織や集団に属することにより得られるであろう人的な繋がりや経験を得る機会を、(白人)社会の構造的な問題により奪っていいとは言い難い。この手の意見の論争は、多様化が定着するまでの過渡期において消えることはないでしょうが。
6/5/20
露点という言葉を(dew point の意味で)検索したら、変な写真が沢山出て来た。露という字から何となく想像はできたが、中国語のWiki の曖昧さ回避に関する記述を見て納得。実用性はゼロだが、少し勉強になりました。◆いわゆるデモに関連し、正午に車のクラクションを一斉に鳴らそうという企画があったらしい。要は、これなら三密を回避しながら抗議活動ができるという事だった模様。確かに言われてみれば、昼頃に何か鳴らしていたのがいましたな。ちなみにSF の領事館はむやみにデモに近づかないよう勧めているので、私は・・・。
6/3/20
某学生が、いかにアフリカ系の人々が差別されているか語ってくれた。彼らの命が軽く見られているのは事実だし、これが是正されねばならない事には同意する一方、社会的不公正を正しく理解するのは簡単ではない。日本のいじめはavoidance であってもdiscriminate ではないと言われれば、確かにそんな気もするけれど。ついでに言うと、運動に必ずついて回る暴徒化した抗議者の存在が気にいらない。店を破壊された人々に非があるのか?抗議活動が平和的になれば、この手の運動に対する私の印象は改善すると思うけれど。
6/1/20
散歩がてら付近をふらふらしたところ、スタバが営業を再開していた。店の入り口で注文を取るスタイルなので、店内で飲食できるわけではないが、これでも十分な進歩。◆週末のデモ対策のため、多くのATM は板で覆われ使用できず。市の中心部にあるTarget のような大型店舗も、万が一に備えて昨日と今日は臨時休業。主張するなとは言えないし、紳士的なデモもあるだろうが、総じて言えばデモこそいい迷惑。◆階下のスーパーはというと、こちらもガラス窓が全て板で覆われ、昼間でも店内は夜間営業のような雰囲気でした。
5/31/20
Minneapolis の白人警官によるGeorge Floyd 氏の殺害に関連し暴動が起きているのは知っていたが、この辺りでも抗議活動が行われているようで、近隣の一部の都市では夜間外出禁止令が発令されているらしい。私は昼間も家に籠もっているので、外出を制限されても困らないが、白人警官による黒人の殺害が定期的(?)に起き、そのたびに抗議行動が発生するという流れはもう十分。警察というより、個々の警官が、この手の負の波及効果を頭に入れてくれるとよさそうな物だが、白人至上主義者につけるクスリはないようで・・・。
5/29/20
来月から大学も再開されるはずだったが、再開するための細かい詰めの作業に時間がかかっているので、最低あと一週間は現状の生活が続きそう。それでも、周辺の店が営業を再開しだしてくれるのであれば、多少は正常化へ向けた変化を感じられるはず。◆おそらく、数日前の停電のせいで、光目覚まし時計が壊れていることに気付いた。停電のたびに時刻がリセットされるというクソ仕様のため、その使用頻度は週に数度だったけれど。LED ライトだから経済的だと思っていたが、別の場所が弱い可能性を理解しておくべきでした。
5/28/20
たまには違うものでも食べようというわけで、ちらし寿司の出前を取ってみた。写真を見る限り、かなり豪華に見えたが、実物はご飯の量が少なかったこともあり、値段に対する満腹感は今ひとつ。上に載っていた刺身自体はおいしかったけれど。なお、注文時には40 分程かかると言われたが、実際には20 分ほどで届いた。ご飯の上に魚を載せるだけなので、5 分もあれば作れるのかな?◆コーヒー豆を買いに行ったが、前回見つけた妥協範囲の品は売り切れ。別の豆を買って帰ったが、好みとは少し違う。なかなかうまくいかないようで。
5/26/20
暦通りに気温が上がり、この辺りでも80 F を越えた。暑くて仕方がないので、窓を開け天井についている扇風機を回していたところ、どこからとなく大麻の匂いが。アパート内は禁煙だが、タバコではないので吸っても構わんと嘯いている輩がいるのか、敷地外にいる人間が嗜んでいるのか定かではないが、いずれにしても、法に触れる行為であることには変わりない。アメリカなので、この程度の軽犯罪で逮捕拘留されることはないけれど。◆それにしても暑い。むろん、日本に比べれば涼しいし湿度も低いが、小生、耐熱性が無いので。
5/25/20(祝)
こちらはMeorial day でお休みだが、今更何の有り難みも感じない。むしろ、春分の日の少し前に始まった軟禁生活が、夏の訪れを告げるこの日まで続いているという意味で、家に籠もっているうちに春が終わってしまった事を認識すべき日なのかも知れない。春服を買って待ちかまえていた人にとっては、ことさら残念な日だったかも知れない。◆本来なら、ビール片手にBBQ をすべき日なのだろうが、現時点では家族(同居人)を越えて集まることは許可されていない。仕方がないので、一人で厚切り肉でも焼いて食べることにしますか。
5/23/20
共和党系の州に住む某知人のFB には、感染をおそれず、マスクなどもせずに生活する考えを支持するようなことが書かれていた。まぁ、彼が感染する自由を望むのは構わないのだが、本人が感染した場合に感染させる自由の行使をも主張するつもりなのだろうか。そもそもマスクの意味合いを理解してるとも思えないのだが・・・。とは言え、こういった人の存在が第二波の出現に貢献するのか、そして、第二波が来る場合、先日触れた州政権の政党間で死者数に有意の差が出るかについては、興味がないといったらウソになりますな。
5/21/20
Twitter に5/19 時点における、共和党系と民主党系の州ごとのコロナによる死者数が出ていた。これが事実ならば、両者の人口数はほぼ等しいものの後者の死者数が前者の8 倍近くある事になる。無論、人口密度が違うので、ひとたび感染が拡大した場合、多くの大都市が含まれる後者の州(NY, NJ, MA, CA など)における死者数が激増しても不思議ではないが、Tweet の主はTrump 信者のようなので、これを政治的に両党の政策の違い(SIP の有無)に結びつけたかった模様。そのように誘導するには些か無理があると思うけれど。
5/19/20
SIP 終了後、日常生活へと戻る段取りについて色々話が出始めているが、解除の翌日から美容室が営業を再開し、人々が髪を切りに行けるようになるわけではない。そんな話が脱線し、どうしても必要なら、共和党の知事のいる州へ行って来ればいいんじゃないかと言い出した人がいた。確かに、そのような州にいる知人にいわせると、彼らのラボはすでに6 割前後は稼働しているようなので、実現可能ではありそう。ただ、私はそこまでして髪を切りたいとは思わないけれど。ちなみに近くにある州は、UT、AZ、ID である(全然近くない)。
5/17/20
一月ほど前に電池を替えたばかりのCO センサーが再び電池切れサインを出してきた(ピーピーうるさい)。この数ヶ月で三度目の電池交換となると、もはや複数のスーパーで買った電池の全てが不良品だったとは考えられず、センサー自体の問題の模様。ネットで調べると、案の定、この手のセンサーは経年劣化するので保証期限は7 年間ほど。そろそろ壊れてもおかしくない時期だったようである。Amazon で見る限り、さほど高い物ではないが、取り付けのことを考えると、アパートのメンテに言って交換してもらう方が簡単なのかな?
5/15/20
ロックダウンが長引くと経済への影響が云々という話が、以前に増して語られるようになった気がする。実際はどうなのかと思い、カードの請求額の推移をみたところ、最近の利用額(主に食料品と家賃を除く固定費)は以前の1/3 近くまで落ちていた。一部のレストランで現金払いを強いられていた点を考慮すると、支出減はそれ以上?元々のパイサイズが小さいので、減少額自体はたかが知れているが、私と同様、多くの家庭が月ごとの支出額を1 割減らすと、国家レベルで見れば結構な額になるはず。一時給付金は使えという事かな。
5/13/20
SIP が始まってから徐々に夜更かしが進行し、日が昇ってから寝ていたが、更にそれが悪化し、そのズレが一回りした結果、ちょうど日付が変わる頃に眠くなるようになった。結果的に、最近は、毎日朝7 時前に起きるという近年では考えられなかった生活に。どうせ、そのうち体内時計が狂って変な時間に寝起きするようになると思うけれど。◆比較的規則正しい生活のリズムが維持できている理由の一つは、買い物に行くのが面倒で、久しくアルコール類を口にしていないため。なので、この生活、続いてもSIP が続くあと二週間程かな?
5/12/20
久々に階下のスーパーに買い物に行ったら、紙袋の深さが7 cm ほど伸びていた。察するに、コロナ禍によって、一度に買い込む量が増えたため、紙袋のサイズを大きくしたと言うことなのだろう。もっとも、(営業時間の短縮に加え)時間当たりの客数は明らかに減少しているので、一度に買う量が多少増えたところで、店舗としての売り上げ減を埋め合わせるには至らないと思うけれど。◆なお、某日系スーパーは、この大きめの紙袋をコロナが広まる前から使っている。袋が満杯になるほどの日本食を買い込んだことは未だ無いけれど。
5/10/20
先日も触れたコースの参加者の顔ぶれというかZoom 画面に表示されている名前を見るに、アラブ圏の人が多くいることに驚く。もっとも、地理的な距離から考えれば、それらの国々からの留学生が多くいるのは不思議ではないが、この辺りとは少し異なる人種構成は少なからず新鮮に感じる。なお、スラブ系やインド系と覚しき名前も多かったが、アジア系は中国人っぽい名前以外は見あたらず。無論、コースの聴講者が大学もしくはその近隣の人口構成に近い必然性はないので、私がZoom に騙されているだけかもしれないけれど・・・。
5/8/20
昔の共同研究者が音頭を取ってみた。いわゆる計算機演習のコース(もちろんZoom)なので、初心者が履修しても物になるとは思えないが、理論屋がどのように計算をしているか理解を深めたいというのが主な動機。◆現実は、Ubuntu やPython のインストールから躓いていた人は少数で、私は初日からドロップアウト気味。その後も、作成したコードのPC の保存先が分からなかったり、文字コードの問題でcsv ファイルが読み込めなかったりで、本題以外でもかなりの時間を浪費。コース終了までに何か得ることができればいいが・・・。
5/6/20
他のNational Lab の人とのミーティングで聞いたのだが、Denver のラボ(NREL)は先週から再開されたとか。Seattle のラボ(PNNL)はこちらの山の上の同様閉鎖中。しかし、CA 州内のSNL は一部再開になったのだとか。日常生活に戻れるのがいつになるかは、場所というか、その地域や施設の責任者の判断によるところが大きいのだろう。◆懲りずに新しいコーヒー豆を買ってきた。先月の最低だったコーヒーよりはましだが、コーヒーらしい味や香りに欠けるというのが正直な感想。コロナに冒され、私の味覚がおかしくなったのかな?
5/5/20
GW 中にアメリカに旅行する計画を立てていたけれどCOVID-19 のせいで流れてしまった人からメールが来ていた。それでも、状況が落ち着いたらこちらのワイナリーにも立ち寄りたいので、お勧めの場所があれば、ということだった。この状況だと、旅行は解禁されても、しばらくの間は二週間の潜伏生活を余儀なくされそうなので、旅行ができるようになるのは一年先になるんじゃないかというのが私の予感。◆つまり、私の一時帰国も一年後になるということになるが、日本に戻らねばできない幾つかの事は、どう対処するべきだろうか。
5/3/20
最近挽いているコーヒー豆は従来のPeets の豆よりかなり硬く、早晩ハンドミルを壊しそうな予感がしていたのだが、案の定、ハンドル部分のつまみが取れてしまった。形状から察するに、これは長めのピンがない限り応急処置の施しようもないが、そんな物が手元に転がっているわけでもないので、つまみ部分がないまま強引に手で回すことに。当たり前の話しながら、挽き終えるまでにかかる時間が倍増。それほどおいしい豆でもないので、素直に電動のものを使うべきか?もっとも、ハンドミルを買い換えても$20 程度だと思うんだけど。
5/2/20
ラボの学生の数人がZoom で言うに、在宅勤務(?)も最初の一月は長く感じたが、その後は案外時間が経つのが早く感じられるようになったとのこと。確かに、そうですな。私も、相変わらず曜日の感覚はあまりないものの、一週間が長いとは決して感じられない。人間は、状況が変わってもこうやって新たな状況に適応できると言うことなのでしょう、きっと。逆に言うと、再びラボが使えるようになる際にも、一月近くのリハビリ期間が必要なのだろうか。今のうちに復旧後のプランを立てておけば特に問題ないと思いたいが、どうなるか?