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不定期日記 (2019.9〜2019.10)


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10/31/19
    私にとってはどうでもいい行事だが、今日はHalloween である。変な格好をした学生が一人くらいいるかと思ったが、皆さん意外にまじめ(?)なようで、ラボの中では見つからず(キャンパス内の学部生はその限りではない)。ただ、普段犬を連れてきている某PD は、彼の犬を蜘蛛に仮装させていた。◆領事館から在外選挙アンケートが届いていたのを思い出した。設問自体は簡単だったが、それらを集計したところで意味のある結果が出るのかについては大きな疑問が。在外選挙の利用頻度くらいしか分からないんじゃないのかな?

10/30/19
    ある装置の測定データが解析ソフトでCSV に変換できない点の解決依頼をしたら、変換に特化したEXE ファイルが送られてきた。彼からのメールにろくに目を通さず、使い方のファイルを見たところ、バッチファイルが無いと使い勝手が悪そうだと判明。これならすぐにできると思ったが、学部生の頃に学んだ知識はほとんど全て頭から抜け落ちていました。それでも、ネットで復習しながらまともに動く物を作成。◆その後メールを読み直したら、ドラッグ&ドロップでよかったとのこと。道理でコマンドラインで使うには不向きだったはずである。

10/28/19
    先日、どうしようもない質問を送ってきた会社の人から、今度はラボでどのような地震対策をしているのか問い合わせがあった。その手のことは、彼らが学生だった頃にも、大学の安全管理の一環として、講義のようなものがあったはずだし、仮に無くても、適当にネットで調べれば何か見つかるはずだが?◆そんなことを考えながらスーパーに行ったら、Earthquake なるワインがあったので買ってみた。私には、地震と名付けてしまう感覚は理解できないが、earth breaking とでも言いたかったのでしょう、きっと。そんな味ではなかったけれど。

10/27/19
    韓国にいる知り合いの先生の息子が日本の大学に通っているのは知っていたが、彼から再びメールが来て、息子が同じ大学の部の学部に(編入ではなく)入り直したいので、日本語で書かれた志望理由を手直しして欲しいと頼まれた。意味は分かるがおかしな表現がちらほら。私の英語も似たようなレベルだと思うが。◆初めからやり直す理由(現在の学部の先生に編入試験の受験を止められる)もメールに書かれていたが、本当なのかな?ネットに出ていた編入による合格率の低さの方が、そのことを暗示していたのかも知れないが。

10/25/19
    二週間ほど前に停電騒ぎがあったばかりだというのに、再び計画停電のお知らせがやってきた。アパートの辺りは何もないと思うが、キャンパスと山の上のラボは間違いなく閉鎖でしょうな。文句を言っても仕方がないが、いい迷惑。◆大学の周りの住民がイライラさせられている理由の一つは、PG&E からの情報が二転三転し、何を信じればいいのか全く分からない点。後日訴えられないように全ての可能性を文面に入れようとしているのだったらやめて欲しい。もっとも、ここはアメリカなので、色々言っても無駄だとしか思えないが・・・。

10/23/19
    大学から、定期的に安全関連のビデオ講習を受けるように催促メールが送られてくる。その中身は特に以前から大して変わっていないのだが、一部の教材が、英語だけではなく、中国語とスペイン語でも提供されていることに気付いた。まさかこれ、字幕ではなく吹き替えって事はないでしょうな(中身までは見ていない)。この大学に来る学生はたいてい最低限の語学力を有しているので、特に専門分野に限っては外国語版を作る必要性は低いはずだが、安全第一、を実践するため、念には念を入れてと言うことだったのだろうか・・・。

10/21/19
    共同研究先の人から、セライトを用いた分離操作に関する質問メールが送られてきた。どうやら、彼が大昔に学生実験でやったカラム分離操作にしては、論文の実験方法の欄があまりに簡潔すぎると考えた模様。いちいちメールで返信するのも面倒だと多い軽く検索したら、具体的な実験手順がYoutube に全て出ていた。これなら、いわゆる有機合成になじみのない人でも、簡単な操作なら簡単にまねできそう。便利な世の中になりましたな(無論、本音は、くだらない事に余計な時間を費やさずに済むので大助かりと言うことですが)。

10/19/19
    普段使っている香水(オードトワレ)がなくなりつつあるので、新しい物を注文した。利用頻度は極めて低いが、そんな私にも売り込むため、今回も販促用の物が同封されていた。小さな容器に入れられた従来のサンプルとは異なり、今回は、紙を剥がすとそこから香りが漂ってくるタイプのカタログ。ただ私の鼻では、すでに幾つもの香りが混ざったカタログの臭いをかいでみてもその違いはよく分かららず、結果的に購買意欲の増長には繋がらず。従来のサンプルより、安く配布できるとは思うが、宣伝費に見合った効果はあるのだろうか?

10/17/19
    昨日の事故、濃硝酸を空の廃液タンクに入れた際、(おそらく内部に残っていた微量の)有機物と濃硝酸が反応し、加圧状態になったプラスチックのタンクが破裂した事による物らしい。某PD の顔には薬品によるやけどの跡が見られたが、本人曰くそのうち治るだろうとのこと。◆実際にどんなことが起きたか昨日はよく分からなかったが、改めてその経過を聞いてみると、ラボの中では随分適当な話が作られていたと言わざるを得ない。結果的にニセ情報が拡散されていく過程をかいま見る事ができたのは、一応、いい経験になるのかな。

10/16/19
    ラボにいたら、ポンと言う破裂音のあと、某PD のうめき声のような物が耳に入った。状況から察するに、何かが破裂した拍子に薬品が顔に掛かった模様。彼女はすぐに、水道水で顔を洗い始めたが、それでは不十分だと感じたのか、セーフティーシャワーを頭から浴び、飛散した薬品を洗い流してしまった。不謹慎ながら、頭から水をかぶる光景を見たのは初めてだったので、目が点に。◆その後の私の役目は、飛び散った薬品とシャワーの水の後始末を依頼するためEH&S(というかUCPD)に電話をかけ、担当者とのやりとりでした・・・。

10/14/19(祝)
    今日はコロンブスの日である。ラボは平常運転なので、祝日に因んで何かが催されたわけではありません。◆ネットを見ていたら、忘れ去られてしまったMLB のスター達が紹介されていた。確かに、懐かしい名前がちらほらと思っていたら、この人も出ていました。来期はどうするのか?西武に行くと言う噂も流れているようだけれど。◆最近Berkeley にできた丸亀うどんに行ってみたところ、行列ができていた。並んでまで食べる気にはならないので、すぐにU ターン。開店時に混雑するのは一風堂と同じだが、年末までには落ち着くでしょう。

10/12/19
    家のそばの公園を通りかかったら、アメリカの先住民の人々を祝福し、彼らの歴史や文化とふれあうための催しである、Indigenous Peoples' Day が開かれていた。週明けの月曜日がColumbus day であることを考えると、この時期にそのような祝日を設定したのはBerkeley らしい。代表者の挨拶を聞くところによると、実はこの催し物、毎年この場所で開かれてたらしい(←全く知らなかった)。音楽に合わせたダンスの他には、そこそこの数のおみやげ屋も出現。隣で恒例のフリマも開かれていたので、多くの人が立ち止まったはずである。

10/10/19
    今年もNobel 賞受賞者の発表シーズンがやってきた。日本から受賞者が出るのはめでたいことだが、この受賞ラッシュいつまで続くのだろう?遅かれ早かれ、その受賞ペースは(米国系)中国人に抜かれるような気がするけれど。◆スポーツと同じで、レベルを上げたければ、裾野を広げることと、それなりに数を打つこと(「選択と集中」の反対)が必要だが、日本がここ20 年あまりにやってきたことは正反対。今後方向転換できればいいけれど、受賞者の発表を受け、多くの理系民が同じことを呟くイベントと化しつつあるのが現実かな?

10/8/19
    山火事防止のために、明日以降、計画停電を実施する可能性があるという通達が再びやってきた。状況ははっきりしないが、山の上のラボが入構制限を実施するのはほぼ確実で、キャンパスもおそらく電気が止められる(授業も全て休講)と言うことで、全ての実験装置の電源を落とすことに。停電が迷惑なのは言わずもがなだが、こんな時に限って、某装置会社のエンジニアが、修理のために大学に来ている。停電のためこの修理が終わらない場合、誰が追加費用を負担するのだろう?研究室にとって$10k の余計な出費は痛いですな。

10/7/19
    噂によると、来年の某省庁がらみの研究がらみの予算は、今年より増える公算が大きいとのこと。むろん、省庁内でも予算の取り合いがあるので、絶対とは言えないようだが、なんだかんだ言いつつ、Trump 政権になってからも、私が関係する分野に関しては、現状維持以上の予算が付いているように思う。大統領一人で全ての予算案を組めるわけではないので、そんな物なのかな?◆そういえば、来月にface-to-face ミーティングがあるのだった。内輪の集まりとは言え、準備(と現地への出張)をするのは、毎度、面倒に感じますな・・・。

10/5/19
    どこかの国の大使館が、福島の放射線量に関する情報をネットに出し、福島は安全だと言っていたらしい。最近、危険性が指摘されているようだが、どうなっているんだろう。大使館内にいた日本人が勝手に書いたのかな?◆これもネットで見かけたのだが、年間の1 軒あたりの停電時間が公表されている。電気の供給状況はCA 州より遥かにいいが、ここ数年若干上がり気味?その理由が(原発の後始末等に関連し)設備投資にお金を回せなくなっているためならば怖いですな。設備の老朽化が一気に押し寄せるかも知れないので。

10/3/19
    学内にはいくつものダンスチームがあるのだが、その中の一つに属している学生曰く、学内にはおそらく50-60 のチームがあり、それらに属している学生数は1000 人を越えるんじゃないかとのこと。当然、レベルの高いチームに入るには選抜試験を突破する必要だが、レベルに応じた発表機会があるので、あまり上手でなくても外で踊る機会はあるらしい。意外だったのは、公式の練習時間に加え、office hour が存在する点(大学の授業のシステムと一緒)。やる気のある人は、上手なメンバーに個別に指導してもらうことも多いらしい。

10/1/19
    某学生がiPad を買ってきた。本人曰くタブレットを使ってメモを取るために買ったそうだが、私の周りには、結局タブレットでのメモ取りやめてしまった人もいるので、彼がどれくらい使い続けるのか興味津々。なお、実際に入力している姿を見た感じでは、ソフトの改良もかなり進んできた模様。ただ、私の場合は、最終的にファイル管理で挫折しそう?◆ちなみに、そのお値段は、キーボードと入力用のペンを含め$1000 程(Costco 価格)らしいので、今度iPad を買い換える際には、スタイラスペンとマウスに繋げて遊んでみることにしよう。

9/30/19
    今の私にはほとんど関係ないことだが、H-1B ビザの保持者がGC を申請する際に、どのような順序で審査をするかが何かと問題になっているらしい。端的に言えば、審査の順番を決める際にインド人を優遇するか否かと言うことのようだが、そのあおりを食らう立場にいる人にとっては笑い事じゃない。日本語の記事を見る感じだと、EAD カードをもらうことすらままならないように見えるので。もっとも、博士の学位を持つ理系の研究者ならその影響は限定的かな?私はEB-1 で申請したし、EB-2 で出す人も、普通はNIW になるだろうから。

9/28/19
    某PD がいつの間にか新しいMac を購入していた。いいね、と言ったら、予想外の反応が。前のMac も不安定だったが、今回の物はHDD の容量が128 GB しか無いので使い勝手が悪いとのこと。ただ、購入元のCostco では90 日までは無料で返品できるので89 日間使い倒してから(およそ一月後らしい)返す予定だという。何でも返品というのはアメリカらしいのだが、どうせ次のMac のセットアップをしなければならないなら、わざわざ90 日使う理由がよく分からない。今は時期的に忙しいと言う事ならば仕方がないのかもしれないが・・・。

9/26/19
    買ってしばらく経つiPad にiOS 13 を入れようとしたところ、途中でフリーズ。嫌な予感がしたが、案の定OS のインストール後、Apple ID の認証ができなくなり、大半のアプリが使用不能になった。ネットで軽く検索したもののiTunes にすら接続できず、お手上げ。仕方なくApple Store へ行ったところ、店員からカスタマーセンターに電話しろと言うありがたいお言葉をもらい、店頭で電話相談。結論から言えば、電話で言われた通り強制的に初期化し、OS を入れ直すことで復旧したが、かなりの時間を使う事に。買い換えるべきだったかな?

9/24/19
    日本のAmazon 向けの電子書籍をPC か携帯で開く方法を探すのに四苦八苦。結局分かったのは、日米二つのアカウントを一つのPC や端末で使い分けることはできないようで、PC で開くにはMac とWindows のそれぞれにKindle を入れるしかなさそう。これを回避するには、Kindle ファイルをepub などに変換すればいいはずだと思い、そちらも調べたところ、確かに変換ソフトは存在するが、無料版だと最初の20% しか変換しないではないか。複数アカウントの紐付けは技術的には簡単に解決できると思うが、その気がないのでしょうな。

9/23/19
    ここ数日の、熱波の到来にも関連し、山火事の危険が生じた場合には、予め電力の供給を止めるという通知が電力会社から山の上のラボに出されたらしい(キャンパスは別)。装置によっては、ひとたび電源を落とすと復旧時にトラブルを起こす物もあるので、何事もなく終わって欲しいが・・・?◆これに関連し、ラボの敷地内においては、屋外で火花が出るような作業を禁止すると共に、喫煙も控えるように、と言う注意書きがネットに出ていた。◆なお、この手の警告の有無はネットでも見られる模様。自発的に見ることはまず無いけれど。

9/21/19
    どういう訳か、赤いミニドレス(おそらくこれがドレスコード)を纏った、大学に入りたてくらいの年齢の女性が大量に出現。パートナーの男性を連れている人も多かったことは事実だが、全ての女性が男性を同伴していた訳でも無かったので(ダンスなどをする)パーティーだったかどうかも不明。ラボの某学生に聞いたら、共和党のパーティーじゃない?なんていい加減ことを言っていたが、民主党が圧倒的に強いBerkeley において、それだけはないでしょう。他には、ソロリティとフラタニティのイベント説もあったが、真相は未だ藪の中である。

9/20/19
    掃除機のバッテリーが弱り、充電器まで戻る前に息切れすることが増えたので、買い換えることにした。前回は意識しなかったが、カタログ上の電池の容量は若干増えている模様。本体が一緒なら掃除に要する時間は変わらないので、電池のへたり方が従来の製品と同程度なら、半年くらい余計に使えるのだろうか?覚えていたら、次に買い換える時に調べてみよう。ただ、それまでに本体が壊れる可能性も決して低くはないと思うけれど。◆目下の問題は、使用済みの電池を捨てる場所がないこと。山の上のラボの回収箱にこっそり・・・。

9/19/19
    某サイトに論文の査読をたくさんした人の名前が記載されている。知っている先生がいないか探してみたところ、一人発見。年間に100 回以上査読をしていると言うことは、(改訂版の査読を含むとはいえ)単純計算で三日に一度コメントを書いている事になる。ただ対象となった雑誌のレベルを考えると、大部分は論文の添削に近かったはず。査読者は必要だが、これが研究者の正しい使い方だとは思えない。最近は出版社側も査読者の負担を減らすように努めているが、雑誌の数を減らさない限り抜本的な解決には至らないでしょう。

9/17/19
    アメリカでは、デジタル契約書類作成を容易にするスタートアップが$50M ものお金を集めたらしい。台湾のIT 大臣も天才プログラマーという話がネットに出ていたが、IT 担当大臣が印鑑とデジタルの共存、と嘯いているどこぞの国では大丈夫なのだろうか?無駄に仕事の効率を落としかねないハンコ社会とは、そろそろおさらばする時期だと思うが。◆もっとも、私から見て時代遅れになっていると感じられる物は、住民票や戸籍謄本、更には氏名のローマ字表記と西暦の生年月日の記載のない運転免許証など、枚挙に暇がないけれど。

9/15/19
    Ig Nobel 賞の授与式の様子がネットに出ていたので見てしまった(今年のテーマはhabit)。式中のイベントは癖の方に重点を置いていたようだが、受賞理由そのものは習慣に関連する物が多かったように感じたのは気のせいか?なお、日本人グループの唾液の研究、色々考えたようで面白いプレゼンだった。ただ、某新聞の言う「日本人科学者の創造性、世界で注目されている」は、その通りなのか?そもそも、この原著論文が出たのは1995 年。このような独創的な研究ができる雰囲気が、四半世紀経った今の日本にもあるのかな。

9/13/19
    再び米国に向け出発。さすがに4 泊6 日(うち成田1 泊)だと移動の比重が高くなるので、疲れに来ただけのような気もするが、ある種の親孝行だったと言う事にしておこう。◆最近任命されたという某環境大臣、踏み絵のようなポストだなと思っていたら、案の定やってくれたように思う。彼を潰すのが任命目的だったとすれば、自民党の執行部もなかなかの老獪集団?もっとも、彼がこれまでに挙げた業績を鑑みれば、順当だったとも言える訳だけれど。将来の首相候補としてこれからはい上がっていけるのかどうか、お手並み拝見ですな。

9/11/19
    久々に実家へ。家族で勢揃いしたのは何年ぶり?◆今回は色々な人に結婚しろと言われたような気がするが、それが、孫の顔が見たいという事ではなく、相続や介護と言ったより現実的な理由による物だったように思う。誰もがいつまでも若いわけではないので、そんな話が出るのは当然だろうが、簡単な解決法はないのでね。◆この数日、デパートのレストラン街で何度か食事をしたが、その額が、大学の周りの小綺麗な店でのチップを含めた支払額と大差ないことに気付いた。結構無理しているんじゃないのかな、日本の外食産業は。

9/10/19
    早朝4 時半過ぎに起き、電車を待つことに。少しずるをしたこともあり、空港の駅を出たのは6 時前。予定より10 時間ほど遅れてホテルに到着。◆1 時間程仮眠を取り、昼食を取った後、講演のために首都大へ。それとなしには聞かされていたが、学生の反応は今ひとつ。普段よりかなりレベルを落としてスライドを作った結果がこれだと、日本の大学の将来は危ぶまれますな。◆何人かの先生方とも話をしたが、様々な制約があり、教育環境を変えていくには時間が掛かるとのこと。時間が掛かっても改善されればいいが、・・・(以下略)。

9/9/19
    無事に成田に到着と思ったが、外に出たら、普段とは比べものにならない数の人が目に入った。電車のホームに向かう通路が封鎖され、成田からの脱出経路を失った人が大量に発生した事に気付くには時間は掛からなかったが、交通機関はほとんど動いていないようで、為す術なし。その後、明朝6 時過ぎまで電車は動かないので、空港内で過ごす人のために水、クラッカー、寝袋を配布するという放送が合ったため、仕方なくホームの入り口付近で朝まで待つ事に。ソウルの乗り継ぎ時に分かっていたら、羽田便を探したんだけれど。

9/8/19
    諸事情により、日本へ数日間戻ることになった。なぜか、出発の時間帯がBART の早朝メンテナンスに重なっていたため、Uber で空港へ。一人だと$60 近く掛かるが、乗り合いだと$40 程だというので後者にしたが、幸運にも(?)誰も乗ってこなかった。運転手にとっては実入りが減るのでいい迷惑だったのかもしれないけれど。◆機内では暇つぶしのため査読コメントを作成。その論文、基本的なアイディアは悪くないのだが、実験、考察、執筆の全てが雑だった点は残念。おそらく、同じ理由で他の雑誌からも却下されたんじゃないかな。

9/6/19
    某省庁の人がBerkeley にやってきた。私の関与している部門は、三ヶ月程前の訪問時に簡単な報告会をしていたため、今回は、なぜか、Oakland のバーでミーティング。研究に関する話が全くなかったわけではないが、どのようなミーティングになったかは推して知るべし。◆このバー、彼らのホテルに近かったと言うのもあるが、この辺りでは良く名前の通った、地元のビール醸造所の直営店である。サイト内のリストにあるように、様々なビールが売られている。もっとも、大体気に入った2-3 以外のビールを飲むことはほとんど無いけれど。

9/4/19
    なんとSF では人糞の処理をする職員(Poop Patrol)が高給で雇われている。確かに、SF の一部は、私が昼間に歩いても薄気味悪く感じるくらいなので、そのような区域に居着いたホームレスが何かと問題を起こしかねない事は想像に難くない。ただ、そんな区域をなくそうとすると、そこから追い出されそうに感じたホームレスが反対するため意外に事態は改善しにくいという話も。解決法?残念ながら私には思いつきませんな。◆そんなSF 市だが、銃規制に関しても動いているようである。テロリスト呼ばわりはヘイトにはならないんだな。

9/2/19
    最近の韓国に対するヘイト云々に関するやりとりには些かうんざりしているが、TL に韓国の研究者グループは気持ち良い人たちばかりなので、日本のヘイトは日本人の品位を下げる、と言う主旨の書き込みを見て更に疲れが。私の周りの韓国人も個人的にもいい人が多いと思うが、それは彼らの歴史や補償問題に対する認識が私と一致することを意味しないし(←言い合いになった経験あり)、韓国政府の無茶ぶりを肯定する理由にもならない。そもそも、欧米で研究にヘイトを持ち込もうものなら研究機関から放り出されるだろうしね。

9/1/19
    アメリカが中国に清王朝時代の借金を払わせようとしているとかいないとか?アメリカからすれば、単なる嫌がらせで、中国だって払わないとは思うがこの手の再建に時効はあるのだろうか。最近は、ポーランドやギリシャがドイツへ高額の賠償金の請求を考えているという話も出ているが、この手の事が全てまかり通ってしまうと、国家間で信頼関係を築くのもばからしくなりそう。ただ、WWI 後のドイツのように多額の賠償金の支払いによりハイパーインフレが起きるなら、国債を帳消しにしたい日本政府にとっては案外好都合だったりして?

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