HOME >>
不定期日記 (2014.3〜2014.4)


<< Prev. Next >>

4/30/14
    ここのところ、ちょっと前に投稿した論文に関連しごたごたが続いている。査読の結果は決して悪い物ではなかったのだが、論文の筆頭著者と実質的な責任著者が、ろくに中身をチェックせずに改訂原稿を送って来たのでボスがご立腹。そもそも彼らは、最初に投稿する段階でもかなりずさんな論文作成をしていたので無理もないのだが、ボスが論文を取り下げると言い出したので、先方が今頃になって慌てている。彼らの尻ぬぐいのため、私の時間をさんざん浪費してくれた論文だが、私の名前は8 番目。取り下げでも構わないんだけど。

4/28/14
    ドイツから来た先生の話。誤解があるかもしれないが、ドイツはイギリスに比べ、学生を集めやすいのだという。その一つは学費がかからないこと。結果的に、潤沢な研究費がなくてもラボの運営ができるのは魅力的。また女性の先生も多いとのこと。日本は言わずもがな、アメリカも多いとは言えませんな。出張が多いので学生との連絡はメールで済ませる事が多いが、一緒にバドミントンをやったりする事もあるとか?私が勝手に推測するに、アメリカに比べ、様々な重圧に悩まされることなく研究に専念するに適した環境のようである。

4/26/14
    4/17 の続き。結局、(仮の労働ビザではなく)正規の労働許可を取れていないことを知ったボスが、すぐに帰国するように厳命。ベトナム側は何とか理由を付けて引き留めたかったようだが、これは大学間の人的交流でもあるので、つまらないミスから傷口を広げるようなことはしたくなかったのだろう。ただ、正規のビザが出るには、数週間から数ヶ月かかるとか?そしてその理由は、最近大量の中国人労働者が流入しているからだという。色々大変なのですな。◆という訳で、今夜は無事に帰国した彼と、情報交換を兼ねて、軽くビールを。

4/24/14
    商務省の経済分析局が、州ごとの住宅価格を公表したらしい。まぁ、その傾向はおよそ想像の範囲内だが、昔いたミシガンとの差(特に家賃に関しては65%)を考えると、かなり無駄な出費を強いられていると認めざるを得ない。逆に言うと、学生やPD がこの辺りに住む限り、家賃を収入の1/3 以内に納めるのは厳しいであろう。一方、家賃に比べると商品価格の差はそれほど大きくはない。事件費が価格に上乗せされるのは仕方がないが、ネットで買い物を済ませられる時代ゆえ、価格もある程度は平均化されると言う事なのだろうか。

4/22/14
    こちらでは、カート山盛りの食料を一度に買う人も多いので、階下スーパーには商品数が15以下の客のための列がある。今日もその列に並んだところ、10 歳前後の子供が前にいた。ちょっと待っていたら、今度は母親が幾つかの商品を手に戻ってきた。しかし、意外にも、もう14 個あるから全ては買えないよ、とその子供諭しているではないか。母親は、16 個あっても関係ないと言う顔をしていたが、娘の抵抗により、最終的には余計な商品を戻しに行ったようだった。大人になると、多くの人が狡賢くなるものだが、この子は大丈夫かな?

4/20/14
    お金持ちの方が長生きする傾向があるのは、食費や医療費にどれだけお金をかけられるかに強く依存しそうなので何となく分かるが、女性の低年収層では、1940 年代生まれの人の平均寿命が1920 年代生まれより縮んでいるとは予想外だった。そんな私の食生活?ははは、毎日似た様な物を食べていますな。と言うことは、きっと、長生きするか早死にするかのどちらかでしょう(アメリカンフードばかり食べている訳ではないが、前者ではなさそう?)。でもそうなら、節約なんかしないで(←してないけど)、毎日おいしいものを食べよっと。

4/19/14
    最近、この欄を書いたままアップするのを忘れた事があったみたい?それだけ集中力がなくなったのだろうか?誰も見ないサイトだから真剣味は低下するだろうけれど。◆ラボの事務の人が、日本語で書かれたサインを持ってきて、何と書いてあるかと言う。見たら犬の絵とともに「犬に注意願います」と書いてあるではないか。どこから仕入れてきたのか知らないが、本人はお気に入りのようだった。◆これ、そうなのかな?UA 機内食は逆立ちしてもANA には及ばない(まずい物はまずい)。UA はビジネスだって結構ひどいのを出すからな。

4/17/14
    ベトナムのセンターへ行った人の話。3月の上旬にビザ取得のための面接をしたが、まだ就労ビザが下りていないのだという。あと二週間ほどで現在の観光ビザが切れるけれど、どうすればいいのだろうという。確かに・・・。本人曰く、現在ベトナム側からも給料をもらっているが、これも違法かも?のこと。◆その日の夜になり、さっき、警察官5 人が真夜中だというのにドアをノックし、中に入ってきて、何か捜索していったとのこと。言葉が通じないから捜索の理由すら不明。◆賄賂を取りにだったら怖いけれど、ベトナムならあるかも(笑)。

4/15/14
    今日の未明に、全米で銅赤色の月が見られるとネットに出ていたので、この辺りでも、何か見られるのかと外に出てみた。残念ながら、曇っていて、月がどこにあるのかもよく分からず。また数ヶ月後にチャンスがあるようだが、残念。と言うより、その頃にはきれいに忘れていそう?◆税金申告の締め切りが今日だからなのだろう、税金がどのように使われているかが表になっていた。国防、年金、国保で約7 割。日本の支出の内訳を見ると、防衛、公共事業、国債費、そして教育関連の支出の割合がアメリカとはかなり違うのですな・・・。

4/14/14
    最近国に戻った旧メンバーの荷物は、トラブル(SFO に放置された?)のため何日か遅れて届けられたらしい。今回はDelta を使って後悔と言っていたが、その直後に偶然こんなビデオを発見。行方不明になったと言うことは、このようには扱われなかったのだろうが、空港の内部を知るにはいいビデオですな。◆それにしても、ミーティングばかりでなかなかまとまった時間が取れない。毎日が土日だったらいいのにと、月曜日なのに思案中。なお、こんなが流れているとは、世の中には似たような事を考えている人も多いと言うことかな?

4/12/14
    朝、ドアをノックする音で目が覚めた。どうせ、セールスか、誰かが間違った部屋をノックしているだけだろうと思い無視していたが、立ち去る様子がない。そのうち、ノブに手をかけたかと思うと、鍵を開けて中に入ってきた。何事かと思ったら、このフロアのどこかで水漏れがあったので、洗濯機を使っていないかチェックしていたとのこと。何とも人騒がせなことである。◆そのためなのかは分からないが、夕方になっても部屋の空調がON のまま。どれだけの水が漏れたのか分からないが、建物の内部を乾燥させようとしていたのだろうか?

4/11/14
    しばらく前に、ある装置がリークしているのに気づいた。9 個のうち3 個のバルブのいずれかから漏れているのだろうが、装置の仕様ゆえ、ばらさないことには特定できない。仕方なく、最も外しやすそうなバルブを外してみたが、問題なし。二つ目のバルブを見たところ、疑わしい点があったので、内部のパーツを交換し、元に戻したが、それでも状況は変わらず。と言うことは、一番やっかいなところにあるバルブを外さねばならないではないか。でも、この部品を取り替えても直らなかったらどうしよう。10 日ほどで答えは出ると思うけれど。

4/9/14
    調査捕鯨訴訟のニュースを耳にした某学生に、鯨を食べたことはあるかと聞かれたが、正直言って記憶にない。そもそも、私はタンパク源としてのを食べる必要があるとも思わないが。◆話ついでに、アメリカ人は毎年3000 万頭の牛を殺すようだが、捕鯨とは異なり、それはなぜ問題にしないのかと聞いてみた。あれは豪州での判決だから、と逃げられたが、白人どもが彼らの基準で物事を判断し、それを他人に押しつけるのは気にいらない。◆豪州のカンガルー肉も、野蛮の程度としてはを食べるのと大差ないんじゃないのかな。

4/8/14
    実際に映像を見たわけではないけれど、STAP 細胞作製に200 回以上成功、ってすごい話だな・・・。私なんか、ご飯を炊いた回数だって200 回には及ばないだろうし、洗濯を200 回するに要した時間もおそらく数年間。同じ実験をそんなに繰り返していたら、研究が進むか否か以前に、飽きそう。逆に言うと、多かれ少なかれ常習性がないと、そこまで物事を繰り返すのは難しいと言うことなのだろう。◆件の発言、善意に取ればそれだけ、研究に没頭していたと言うことであり、うがった見方をすれば全てウソ。その中間ではなさそうですな。

4/6/14
    先週は、論文を二つ投稿するために、かなりの時間を割くはめになってしまったので、今週末はのんびりしようと思っていたのだが、溜まっていた四半期のレポートを適当にまとめているうちに、あえなく時間切れ。ならばいずれ時間ができた時のためにと、食料品を買ったついでに(階下のスーパーでは最高級の?)ワインを買ってみたが、私の小さな保管庫はすでに満杯だったのでした。これも飲まずに放置するうちに味が落ちるのがおち?ただ、明日も8 時から電話会議なので、飲まずに早く寝るというのが正しい選択なのだろうな・・・。

4/4/14
    Inorg. Chem. に出していた論文の査読結果が戻ってきた。基本的には好意的なのだが、最近あまり見かけなかったタイプのコメントが長々と続いていた。端的に言うならば、研究の面白みはどうでもよく、細部の正確性にこだわっているという感じ?ワンランク上の雑誌に出したときに戻ってくるコメントとは、良くも悪くも質が違うのを見て取れた点は面白かった。ただ、この仕事に携わっていた人々がラボから出て行ってしまったため、私が改訂版を作らねばならないと言う面では、もう少し楽なコメントだったら・・・と言わざるを得ませんな。

4/2/14
    ボス曰く、二週間後にサウジに行く予定だったが、先方がビザ申請用の書類を送ってこないのでキャンセルするとのこと。最初は、なぜ来ないんだと不満を口にするくせに、彼らの事務手続は遅すぎる、程度の小言だったのだが、それが徐々にエスカレートし、大学に二週間滞在してくれと言いつつ、現地における予定は空白のままだとか、あの国は石油以外に何を自前で作っているのか、など最後は言いたい放題。とは言え、ボスの気持ちも分かりますな、一度でもあの国に行けば。全てを却下するのが仕事、のような人がいるので。

4/1/14
    夕方、学生に、何かエイプリルフールのprank をしたのかと聞かれた。今日は一日ばたばたしていたからそれどころじゃなかったので、とっさに口から出て来たのは、今視界に入っている私は、本物の姿ではないから明日からはラボに来ないよ・・・。一体何を口走っているんだと思ったが、もう遅い。◆それにしても、雨が続きますな。断続的に降るので、傘を差さねばならない程の雨脚の時に、偶然にも外を歩かずに済んでいるのが不思議なくらいである。これが終われば夏になるといいんだけれど、Berkeley の夏は寒かったのでした。

3/30/14
    日曜日だというのに、ボスからの電話で起こされた。急ぎの仕事だといやなので寝たふりを(無視)したらvoice message が入っていた。意外にもご機嫌そうな声で、ちょっと話があるのでコーヒーショップで待ち合わせよう、ですと。隠すほどの内容ではないが、会話の中身は秘密。◆最近、論文のチェックばかりしているような気がする。確かに、今年に入って4 本投稿し、近日中に投稿できそうなのも2 本(+どうにもならない草稿が幾つか)。もっとも、昨年出しておくべき論文を今頃になって書いている現状は、自慢にも何にもなりませんが。

3/28/14
    最近、枕元に置く電気スタンド代わりにこんな物を買ってみた。製品の売りは、目覚める30 分くらい前から電気をつけ、鳥の鳴き声を流すなどして自然な目覚めを促すと言うことのようだが、私が目覚める時間帯は既に明るいので、昼行灯以外の何物でもないし、鳥のさえずりはソフトすぎて目覚ましにはなりにくい。幸いにも(?)FM ラジオが内蔵されているので、本来の目的とは異なる用途で活用中だが、アンテナを伸ばさないと、雑音が入るのが難点?ラジオくらいネットを使って聞けと言うのは、分かっていても言わない約束である。

3/26/14
    ひょんな事から、M2 の学生とpre-proposal を作成することに。ボスが言うには、彼がおおざっぱなアイディアを持っていると言うことなのだが、彼の話を聞き、更に自分で調べてみると、???と言う点が散見される。例えば、目的の化合物をどう作るかとか、どんなサイズの物質をどんな空間に押し込むのかと言う基本的な点が殆ど考慮されていない。ある程度現実的な実験計画を示さないと、研究費は取れないとは言っておいたが、分かってもらえたのだろうか。優秀なのだが、あまり物事を深く考えるようなタイプには見えないので。

3/24/14
    CSD database を更新するために、ファイルをDL したが、iso 形式ゆえそのままでは読み出せない。いやな予感はしたがDaemon tools をインストール。CSD のインストールは問題なく終わったのだが、その後明らかに、パソコンの設定が変えられていた。自力での復旧を試みたが完全には直らず。仕方なく、ここを参考に起動用USB を作ってみたが、Mac 上でWin7 を走らせているためか、web に書かれている通りの画面が現れず。結論を言ってしまうと、元通りになったのかどうか未だに分からない。これでいいはずはないのだが・・・。

3/22/14
    思い立ったついでに税金申告の計算を始める。もっとも、毎年、特に控除の対象となる項目すら持たない私の場合、書類の作成自体は極めて簡単。逆に、負担額と言う意味では、(毎回$1-3000 戻ってくると言うラボのPD のように?)いい思いをしたことは一度もない。一つだけ救いだったのは、支払うべき税金の殆どがすでに天引きされていたこと。過去数年間は、この時期に$1000 以上払っていたので、それが$50 程で済み、ちょっと得した気分。税金の総額はいつ払っても変わらないけれど。後は、払い込みを忘れないようにと・・・。

3/20/14
    今年も誕生日がやってきた。子供の頃とは違い、プレゼントを期待するような年齢でもないので、わくわく感があるわけではないけれど、大過なくここまでやってこれた事には感謝すべきなのであろう。◆ラボのゼミの後は、メンバーと共にお誕生会を兼ねた飲み会に。ちゃんと付き合ってくれる人(20 人超!)がいるとは、私もまだ捨てたものではない、と言うことにしておきましょう。◆知人から送られてきたメールに、こんなリンクがあった。よく作ったな、とは思うが、そのサイズで味まで楽しめるのかな?私には物足りないんじゃないかと。

3/19/14
    ラボのオフィススペースが手狭になったため、部屋の配置換えをすることに。当然、文句を言うやつが数人出たのだが、ボスが出て来てあっさり解決。結果論から言うと、私は、ボスが確保していたが使っていなかった部屋を一人で占拠することに。彼用の机と絨毯がセットされているので、豪華すぎる環境はかえって居心地を悪くしてしまっているが、実験室に少し近づいたのは好都合である。もっとも、最大の利点は、部屋に邪魔しに来る学生の数が減るため、仕事に集中しやすくなること。静かな環境って意外に無い物ねだりだったので・・・。

3/17/14
    先日、アパートの更新に関する通知が来ていたが、その上がり方が半端じゃない。LA では、毎年5% の上限を定めた条例があったが、少なくとも私のアパートに限っては、そんなことはないようで、市場価格に連動している。うーん、足元を見られていますな。給料は、上げてあげると言われたところで、いつになっても上がらないのに、この手の値上げは必ず定期的にやってくるのである。◆そういえば先週、学長が3% の給料アップに同意したというメールを見たような記憶が。どうせこれも事務職員が対象で、私には関係ないんだろうけど。

3/15/14
    ボス邸で今月末で去りゆくPD の送別会があった。彼がメンバーを招待したのは移転後初めてだったので、今まで全く認識していなかったのだが、PD のほぼ全員が結婚していて、彼らの多くが0-3 歳児持ち。そんな生活が一般人の世の中では普通なのでしょう。◆養子の受け入れが話題に上がっていたが、意外に肯定的な人が多いようだった。アメリカだからなのだろうか?かく言う私は、それが誰の子だろうが育て上げられるとは思えませんが。◆ちなみに今日来ていた幼児は6 人。あちらこちらではらはらするような出来事が・・・。

3/13/14
    D 論に関する無責任な戯言。D 論は学生自身の著作なので、卒業に必要な論文数を満たしている限り審査の段階で中身について色々言われる事は少ない。そりゃ、ラボの人に見てもらえなかった場合、できの悪いD 論は出現するが、所詮D 論なんて電話帳と一緒だからねぇ。ただ、最終版が国会図書館へ送られるのは常識だし、製本にも10 万円前後かかるので、下書きを製本とは・・・。片や研究倫理、研究職を目指しつつも、それを意識せずに卒業できたならば、幾分変わった感受性をお持ちだと言えそうですな。んっ、私の事かな?

3/11/14
    成田での10 時間の乗り継ぎを経て、自宅に到着。普段は大して読まない小説を買い込んだので、意外に労せず時間を潰すことが出来た。その分帰りの荷物は重かったけれど。◆家に着いたが、夕方になっても妙に明るい。出張中に夏時間になっていたようで。◆もう一つの驚きはSTAP 細胞論文に関する疑惑が飛行中に拡大していたこと。データの改ざんや論文の剽窃はクロだろうが、実験の再現性はこれらとは別に議論して欲しいというのが傍観者の希望。後者の方が重要だと思うが、やっぱりネタになるのは前者なのでしょうな。

3/10/14
    慌ただしかった滞在も今日で終わり。ラボとホテルを行き来する毎日だったが、食事の心配をする必要がなかったのは良かったかな。◆時間の関係で空港で、某学生と1時間ほど話をした結果、SGN の手荷物検査では経験したことのない程の行列に巻き込まれた。残念だったのは、搭乗開始時間になった途端、一部の日本人集団が割り込みを始めたこと。全員搭乗するまでは出発できないのだから、慌てなくてもいいのに。◆搭乗券を見せたらエラーが。なぜだ、と思ったらビジネスクラスのチケットを手渡された。ANA に感謝ですな。

3/8/14
    こちらのタクシーは、なぜかミニバンが多い。空港から大きな荷物を持った観光客を連れてくるには適しているが、大量の乗客や荷物が載せられていることは私が知る限りそれほど多くはない。慢性的な渋滞や大気汚染を考えると、セダンの方がよさそうだが、これこそ産油国の余裕と言うことなのだろうか?◆昨日に引き続き、論文の読み合わせを進める。邪魔が入らない休日の方が仕事もはかどるというのは、この国でも一緒。こんな事が万国共通になっても仕方がないんだけれど。◆スクーターに乗ってみたが、慣れないと意外に難しい。

3/7/14
    夕方、ベトナムのラボの全員で食事に出かけた。その理由の一つは3 月のお誕生会であり、私までカードをもらってしまった。誕生日まではあと二週間もあるというのに。お祝いをするもう一つの理由は、この土曜日がIntl. Women's Day だからなのだそうだ。確かに調べてみると、ベトナムでは祝日扱い。学生が言うに、女性の立場が低いので、この日に感謝を込め女性に花を贈る事も多いとのこと。その後は、カラオケに。学生が70 年代の曲を英語で歌っていたのは、色々な意味で意外だった。でも英語力という意味では頼もしいですな。

3/6/14
    今回の滞在中、偶然にもUCLA からも何人かの先生がベトナムに来ていたため、センターで顔合わせ(半数とは再会?)。簡単なラボツアーを通じ、少しずつではあるが、研究環境が整いつつあることは理解してもらえたのではなかろうか。◆一行の中に在米中のベトナム人がいたのだが、彼は東工大を卒業し、その後しばらくNHK で働いていたのだそうだ。技術職だったのか、それとも記者だったのか?月曜日に会えたら聞いてみよう。◆夕食はメコン川のほとりにあるレストラン(暗くて川は見えず・・・)。シーフードのおいしい店でした。

3/4/14
    お呼ばれしていた勉強会のために、駒場へ。今回の世話人には、学生向けに海外における研究生活についても講演内で紹介して欲しいと言われていたが、私が感じた限り彼らの反応はほぼゼロ。こういう話に一人も食いついてこないようでは、日本の将来も危うい。海外留学したところで、日本では大して評価されないものの、好奇心旺盛の研究者が一定数出てこないと、10 年後に差が見えてくるのではなかろうか。そもそも、外国で一定期間生活しないと、日本の長所や短所を客観的に評価するのは難しいと思うんですけどね、私は。

3/3/14
    元々今日はスライド作りの予備日として開けておいたのだが、その必要もなくなったので知り合いの先生へ会いに行くことに。皆さんあまり変わらず研究を続けているようだったが、その一方で、「○○さんが亡くなった」のような話を聞き、何度かフリーズするはめに。まとめて訃報が入ってくるのは心臓に良くないが、海外にいるのでやむなし・・・。◆夕方からは、数年ぶりに妹に会った。事前に調べずにお店を選んだ割には、いい選択だった。おでんを食べたのも久しぶり。毎日こんな食事が出来るなら日本に住むのも悪くないですな。

3/1/14
    日本に向けて出発。機内は満席で、今回は真ん中の席しか取れず。半分弱の時間は日本で使うスライドを作っていたので、気になるほどではなかったけれど。◆座席のポケットに、$17 程払うとネット接続ができると言うパンフレットが入っていた。ただ、ネットとPC を使いフルに作業をしようものなら、電源も必要になりそうだが、UA のサービスはアメリカでは最低級だから・・・。まぁ、そこまで忙しい人はビジネスに乗るんだろうけれど。◆機内でやっていた映画はLas Vegas。決して名作ではないが、機内で見るにはちょうどいい映画でした。

<< Prev. Next >>