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LA に長期滞在 (2011.7〜2011.8)


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8/30/11
    銀行関連のランクがここに出ていたが、案の定、私のメインバンクは蚊帳の外。ついでにいうと、日本の銀行もあまり安全ではないのかな?静岡銀行はランク入りしいているが。◆日本の中央銀行総裁の評価も低いですなぁ・・・。これ見て、日銀がお金を刷れば、その評価は・・・と某議員が言わねばいいけれど(笑)。日本経済の問題は、根底にドル安があるので、金融政策でどうにかなるレベルではなく、政府が規制緩和、労働生産性の向上、世代間所得移転等を推し進めないと改善しないと思うのだが。新総理に構造改革を期待???

8/28/11
    東海岸では、ハリケーン関連のニュースが溢れているのだろうが、西側は至って平和。この週末は、この夏最後を飾る暑さではないか、というお天気だった。◆日本では、首相選びが目下の話題?アメリカでは一年以上かけて大統領を選んでいるのに対し、民主党はせいぜい一週間。選挙戦(通過儀礼)を突破した自信が代表としての貫禄の有無にも繋がると考えれば、次期首相に多くを期待するのは難しい。◆日本には(強いリーダーより)合議制の方が馴染みそうなものだが、それに見合った組織が作れないのはなぜなのだろう?

8/26/11
    某PD のゼミ発表を聞きながら、彼は、発表している中身はおろか、どんな実験をしたのかすらほとんど理解していない・・・、と考えていたところ、案の定(?)ゼミの後に、ボスが「彼の頭の中はどうなっているんだ?」とぼやいていた。確かに、ボスの言う「彼のパフォーマンスは徐々に低下している」という事には一理ある。半ば呆れたボスに、二週間後に発表のやり直しをするように命じられていたが、多少なりとも名誉挽回できるのだろうか?むろん、これも明日は我が身、となる可能性もあるので、笑っていられる訳ではないけれど。

8/24/11
    放射性物質の飛散状況を調べた研究を偶然にも発見。ヨーロッパで観測された放射性物質の量は健康に害を及ぼす程じゃない、と言う結論は当たり前すぎ?むしろ興味を引いたのは共著者の多さ。80 人以上というのは、滅多にお目にかかれる数ではないので、結果的に、研究者の所属機関を示すためのマークも不足気味。◆ヨーロッパが安全だから日本も安全、とは言えないが、首相が代われば、日本の原発政策も変わりそう(希望的観測)?国家政策にはある程度一貫性が必要だが、元の計画が性急すぎたのは事実なので。

8/23/11
    4 人家族が、贅沢はしないが、それなりに不自由なく暮らすには、世帯当たり$80-90K の収入が必要じゃないかと某PD が言っていた。確かに、普通に一人暮らしをするだけなら、$30K あれば、死ぬことはない。無論、LA のように住居費のかさむ所にいたら、貯金は望み薄だろうけれど。◆なお、彼の地元でそれと同様の生活をするには、アメリカの二倍ほどの世帯収入がいるらしい。そんな国は、日本だけかと思っていたが。◆南部に行けばアメリカでも$30K 程でやりくりしている家庭があるはずだと思い、調べてみたらやはり・・・。

8/21/11
    ある論文が、初稿のままで受理された。通常は査読者も礼儀として簡単な改訂依頼をするので、投稿先が1.5 流誌であった事を割り引いても、驚かずにはいられない。普段から一流誌を意識して実験をしていれば、最終的に下のレベルの雑誌に投稿することになっても、それなりの質は保てるけれど。一方、日本の論文誌のレベルを上げるため、積極的にCL へ投稿していた先生がいたが、その高尚な考えは学生に届いていたのだろうか?CL の上のレベルを目の当たりにしなければ、その差は絶対に理解できないはずなのだが・・・。

8/19/11
    (下のつづき)日本の地震の後、ドイツでは、電力会社の株価が下がり、会社もレイオフをしたとか?失業者保険の原資は税金なので、腹立たしく感じているようである。なお、原発反対の気運は、ドイツでも高まっているが、太陽光発電は原発のせいぜい2% しか賄えないので非現実的だとのこと。ドイツでは、発電所のある地域と電力消費量の大きな地域が離れているので、送電も問題になるらしい。その意味で、彼自身はスマートグリッドに期待しているようである(ビジネスチャンスでもあるらしい)。言うまでもなく、まともな意見でした。

8/18/11
    ドイツ人のお客との会話をメモ。景気が悪い時期に企業がどのように投資を続けるのか聞いたところ、市場があれば世界中のどこにでも行くとのこと。意外だったのは、アメリカの景気は悪いが、欧州の経済規模も大きいので、あまり深刻には考えているようには見えなかった点。ちなみに中国に進出する際は、彼らの知的所有権(IP)が侵害される事を想定し、盗まれてもいいような技術を用いて、製品を作るらしい(核心部はドイツで作る)。将来的には、中国がIP を尊重することを期待している、とも言っていたが、どうなんでしょうねぇ。

8/16/11
    大学の事務から、保険に関する手続きをするよう催促メールが来ていた。が、保険関連の資料は何度見てもさっぱり。言語の問題ではなく、こちらの医療の仕組みが頭に入っていないからでしょうな。◆なお、記入すべき書類(UC のもの)にSame-sex spouse と言うのを見つけ、ちょっとびっくり。Opposite-sex spouse と敢えて区別する理由があるのだろうか?◆私の記憶によると、州内における同姓結婚は、NY とは異なり、否決されていたはずだが、なぜ州立大学の保険の書類に同姓結婚の欄があるのか、これまたちょっと謎である。

8/14/11
    休日のバスダイヤはあまり当てにならないものだが、今日も随分遅れてやってきた。しかし、行き先をよく見るとNot In Service になっている。中に客がいるのに乗車拒否するのは、折り返し運転に間に合わせるためだと想像できるが、こんな時だけ任務を忠実に遂行されても。◆Sawtelle から、Nijiya の袋を手にした女性が乗り込んできた。それも、一目で日本人と分かる奇抜な格好(長手袋+帽子)で。旦那に連れられてLA まで来たのだろうが、まだ日が浅いのかな?アメリカ人と過ごす時間が長ければ、あんな格好はしないだろうから。

8/13/11
    知っている人には今更感が強いが、アメリカでお金を稼ぐには学歴が必要という結果が出ている。クビになるリスクは日本の比では無かろうが、それなりに技術と学歴があれば、アメリカで働く事を考えるのも悪くはないのだろう。ただ、私が見落としていたのは、男女間による賃金差。日本より格差は少ないが、平均すると2割強の差があるとのこと。自分の知識や技術が収入増に貢献するか否かはGgeorgetown 大資料で調べれば当たりも付きそう?我こそはという方は、アメリカンドリームを・・・(その前にVISA とは言わない約束?)。

8/11/11
    この手の単純化されたを見ると、鵜呑みにしたくなるが、一週間ほど前に、ここここで酷評されていたのを思い出した。それ以上に気になるのは、筆者の真意。本当に信じているのか、それとも面白ければウソでもいいと考えているのか?彼が、政府に入れ知恵していた時期もあった事を考えれば、そのどちらでも困るのだが。◆ところで、日本の為替介入により、結果的に日本に米国債を押しつけたアメリカだが、日本人のお金をどう使うのだろう。この失業率と住宅状況を考えると、数兆円規模では足りないので更なる円高が必要?

8/9/11
    科学哲学、と言う授業が存在していることすら知らなかったのだが、そのレポートを巡って、こんなやりとりがあったとは(笑)。仮に創作だとしても、これならOK。◆蒸気とガスの違いについて検索した際に、「国語辞典の引き方を教えてあげるのがよい」と言う回答を見て絶句。むろん、その続きがあるとは言え、国語辞典という文字を見たら、普通、それ以降は読まないのでは?要するに、それなりのレベルで情報収集をするには、多少時間はかかっても英語の方が適しているのだろう。◆なお、この英語サイト、暇つぶしにはいいかも?

8/7/11
    スタバで買ったドーナツを外で食べている時に、親指ほどのかけらを地面に落としてしまった。そのままにしておいたところ、しばらくしてから、一羽の鳩がそのかけらを発見し、ついばみ始めた。そんな光景が周りにいた鳩の目にも入ったようで、周囲からも鳩が飛来し、10 秒ほどの間に十羽ほどの鳩の集団ができたのには驚いた。これを成長させた物が、ホリエモンの言っていた鳩ボールなのか、と何となく納得。しかし、エサを奪い合う光景は、見ていて気持ちのいい物ではない。地球の外から見れば、人間も同様なのかも知れないが。

8/5/11
    イスラム教徒にとっては重要な時期(Ramadan)がやって来た。昼間は何も食べない、と言えば簡単だが、北極地方にいる人は大変そう?冗談はさておき、イスラム教徒(トルコ)の一人が日没後の食事(Iftar)にラボの面々を招待してくれた。何が出てくるか、少し不安だったのだが、私の予想をはるかに超えた料理(ともてなし)にびっくり。なお、Iftar で食べるものは、宗教で決められているわけではなく、国(と言うか地域)によって多少の差があるようだが、基本的には、似たようなものを食べているとは、レバノン出身のPD の弁である。

8/4/11
    ここ半年ほど、Roomba の調子がおかしいとは思いつつも我慢して使っていた。本体が壊れている様子はないので、電池の寿命をネットで調べたところ、一年程度だとのこと。確かに、買ったのは2009 年の冬でした。◆電池交換のついでに、その内部を覗いてみたが、シンプルに作られていること。交換に手間取るには、相当な才能が必要、というのが偽らざる感想である。◆ついでに、内部に溜まっていたゴミを除いたところ、Roomba の動きが格段に滑らかになった。適度にメンテせねばならないというのは、些か面倒であるけれど。

8/2/11
    幸田露伴の五重塔を読んでみた。軽く目を通して終わりにするつもりだったのだが、その理解度は、英語で小説を読む時に匹敵?無論、英文がすらすら読める訳ではなく、明治の文体ゆえ、じっくりと読み進めなければならなかったと言うこと。◆モデルとなった塔は、谷中にあったのですな。私が近所に住んでいた時に見られたら、と思ったが、焼失したのは私が生まれる前の事でした。◆以前、五重塔を読んだことがあったのか、思い出せない。何となく、嵐が来るイメージはあったのだが、その手の話はどこにでもにありそうなので・・・。

8/1/11
    アメリカのアパートには、通常、居住者用の大きなゴミ箱が設置されている。そこにゴミを投げ込んでおくと、クワガタようなフォークリフトを備えた回収車が時々やってきて、ゴミを持ち去っていく。そんなゴミ箱をどうやって持ち込んだのかまでは考えたこともなかったが、今日になって、ゴミ箱その物を輸送する車が存在することを知った。写真を見る限り、両手の幅程のゴミ箱を5-6 個同時に運ぶ事ができそう。もっとも、この国では、家を車で輸送しちゃう人もいるくらいだから、ゴミ箱の輸送ごときで驚いていてはいけないのかも知れないが。

7/31/11
    ここのところ、ラボの中での細々としたルールが増えつつあるように思う。元を正せば、周囲の事を考えずに実験をする輩が絶えないと言うことなのだが、釈然としない。強制力に欠ける規則を作っても、バカを見るのはそれらを守る人ではあっても、破る人ではないのに。無論、力を誇示するには、ルールを作る立場にいる必要はあるが、それは学生がラボでやることなのか?理想的には、誰でも守れる(かつ、守るべき)最低限のルール(他者の立場を尊重する)だけあればいいと思うが、それが一番やっかいなルールになるのでしょうな。

7/29/11
    偶然知ったのだが、MS-DOS の誕生から30 年が経っていたらしい。私が、はっきりとお世話になったと言えるのは、その内のせいぜい4-5 年?そもそもWin 95 以降はDOS の存在意義も(一般人にとっては)消滅してしまったので。◆MS ついでのジョークも発見。個人的には、Vista の方が酷かったように思うが・・・(Me を使ったことはないだけの事ですが)。◆更に、どうでもいいような画像を紹介するならこれ?それでも、同じサイトに出てきたこちらよりは数倍まし。というか、これは、ちょっと日本人の恥さらしのような気がするのだが・・・。

7/28/11
    ラボの秘書が思わず口にしたのは、私以外のラボのメンバーは、夏休みの予定をすでに申告していると言うこと。皆さん用意周到で・・・。◆旅行はおろか、映画館や豪華なレストランにも行かず・・・は、私の生活に近いが、この状況こそ、先日読んだに少なからず重なるように思う。むろん、そこまで切り詰めねばならない程、困窮してはいないが。◆投資に回す程の資金はないものの、日米の国債がフォルトした場合には、インフレで一文無しになる可能性はあるかもしれない。このご時世では、生活を維持するのも楽ではないのだろう。

7/26/11
    映画の中で、電話番号を口頭で教える場面があった。その番号を見て、イタ電をする奴が絶対にいるはずだと思い、その番号がどう扱われているのか調べてみたところ、映画会社が所有しているようである(電話をかけても、鳴り続けるだけという話だが、実際に試した訳ではない)。複数の映画で共用するなら安い投資なのだろう?◆なお、このサイトを見ると、映画やドラマ用に、架空の電話番号も用意されている事が分かる。映画好きには常識なのだろうが、電話なんかほとんど使わない私にとっては、ちょっとした勉強になりますな。

7/24/11
    ラボの数人と共にdim sum(点心)のためにMonterey Park へ。記憶を辿ってみると、同様のスタイルで中華料理を食べたのは10 年以上前の香港ではないか。色々食べた割には、一人当たり$12 は安すぎる。◆CVS の某店員は、私が日本人だと覚えていて、フクシマの原発は復旧しつつあるの?と話しかけてきた。思わずPrime minister を変えないとダメだよと返したら、苦笑されてしまった。◆しかし、日本の内閣支持率は、Obama の支持率のわずか1/3 ですぞ。それでも暴動が起きないのが、日本の良さなのかも知れないけれど。

7/22/11
    最近、MadoffPonzi scheme に関するを読み始めた。「投資に絶対はない」が登場人物によって繰り返されているが、それを確認するための本ではない。読むべきは、騙された人々が、どんな背景から投資をするに至り、更に資産の大部分を失ってから、いかに困難を乗り越えようとしているのかに関する記述。彼らの多くが、恨み節を書き連ねるどころか、事件後に周囲の人々に支えられつつ、新たな生活を始めていたのは興味深い。被害者の多くが、greedy どころか、勤勉な労働者であったのは皮肉な運命にも見えるけれど。

7/21/11
    twitter に、学校の漢字テストで「子供」と書いたら×になる、と言った話が流れていた。その真偽の程はさておき、「供」という字が従属的なイメージを与えるため、人権や教育分野で敬遠されているとか?肝心なのは、表記法ではなく、社会として子供にどう接し、どう育てるかなのだが、そう言ったことが議論されていると言う話を耳にしたことはない。本質的な事から目を背け、どうでもいい議論に時間を費やすのは、日本特有の文化なのかも知れないが、原発を「げんぱつ」と書いても何も変わらないのと同様、得られる物は少ないと思う。

7/19/11
    ちょっと前に卒業していった学生の学位論文が本棚に置かれているのに気がついた。博士論文なんて物は、無意味に分厚いだけで謝辞くらいしか読むところはないのが普通。と言うわけで、いつものように謝辞を探してみたところ、私に対しては、all of his realistic comments に感謝、と書かれていた。現実的、と言えば聞こえはいいが、うがった見方をすれば私からの助言の中にはに夢がなかった、とも取れそう?それでも、副査の次に名前が載っていたので、彼にとっては、多少は意味のあることを口走っていたと考えることにしよう。

7/17/11
    昼頃に、近くに住む学生から、Kirin を飲みながらサッカーを見てるから来ない?とのお誘いが。日本が負けるのを承知で声をかけたんだろうとは思いつつ、一緒にテレビを見たのだが、予想外の善戦ぶり。PK 勝ちには運の良さも合ったのだろうが、いい試合だったと私は思う。なお、放送の最後にESPN の女性解説者が、おめでとうございます日本、と日本語で締めてくれた事までは、日本にいたら分かるまい。◆その彼、金曜日はJury duty だったそうな。携帯も取り上げられ退屈な一日だったらしいが、日本の裁判員制度も同様?

7/16/11
    再生可能エネルギー電気の買い取りが、特定の一社へ利益誘導できるようにうまくまとめられている。この説明ではごまかしているが、手短に言って、(1) 国民の金が特定供給者と、費用負担調整機関(天下り+利権の巣窟)に流れる、(2) 太陽光発電の買い取り価格は、それ以外(風力など)よりも絶対に高い(なおLA の電気代は$0.16/kWh)、(3) 買い取り費用に充当する交付金(電気事業者向け)はおそらく税金から拠出、そして、(4) 後発組が群がる頃には買い取り価格を下げると共に、十分に儲けた特定供給者は撤収?さすが!

7/15/11
    何とか、週明けが締め切りのプロポーザルを仕上げる(もちろん難題は、研究計画ではなく、SOW や予算のセクション)。その後、元締めになる先生から、"I hope that we get this so we have the opportunity to work together!" とメールが来たが、個人的には、勘弁して欲しい。何というか彼ら(手下のPD を含む)、too demanding な割に、そのプロジェクトを進めるに必要となる知識を十分に持ち合わせていないようにも見えるので。◆もう一行書き足せる(?)ので、おまけの記事を。人気投票は万国共通と言ってしまえばそれまでだが。

7/13/11
    ワイングラスの縁をぬらした指でなぞると、音叉のような音が聞こえる。当然、グラスの中に入れる飲み物やその量を変えると音の高さが変わるのは知っていたが、それを利用したグラスが存在するとは知らなかった。欲しいとは思わないけれど。◆ESPN を見ていたら、日本の女子サッカーチームに関するコメントが。日本の健闘に驚いているのは言わずもがなだが、アメリカを除く世界中の人が、日本に勝たせたいと思っている、とまで持ち上げていたのは意外。どちらが優勝するにせよいい試合になる、と予想していたが、どうなるか?

7/11/11
    アメリカの人はみんな電話好きなのかと思っていたけれど、そうでもなかったのだろうか、と言うのがこれ。ちょっと意外でした。◆7 月に入りようやく夏らしくなったのはいいのだが、半袖でいると、その細い腕のため、アメリカ人の体格のいい学生にバカにされてしまう。人間の腕には、そう簡単に筋肉や脂肪は付かないんだよ、と感じているのは私だけなのだろうか?◆今日から二週間ほど、ラボ設立時のメンバーが彼の息子と共にラボに滞在し実験をする予定。こういうのが、日本では見られない、アメリカの大学の良さなのでしょうな。

7/10/11
    先日発表された雇用統計に関連し興味深い事が書かれていた。失業率は9.2% はさておき、なんと、職を持たない人々は、働いている人に比べ、選挙での投票率が10% 以上低いのだという。失業すると選挙に行かなくなる訳ではないとはいえ、政治家が失業対策を後回しにしするのは無理もない。だって政治的には、彼らはほぼ存在しない人なのだから。似たような事は、(若年層の投票率が低い)どこかの島国でも?投票しても事態は変わらないのだろうが、現状に不満があることを、使えない政治家に知らしめる必要はありそうですな。

7/8/11
    週頭が祝日だった事を割り引いても、何をしていたのか分からないうちに週末を迎えてしまうのは、避けたい物である。急に新たなproposal を作らねばならなくなったのが、最大の要因なのだろうが、仕事の進み具合が遅すぎる。英語で文章を書く時間を1/10 に圧縮しない限り私の将来は・・・?◆日本の電気代は非常に高いと思っていたが、日本以上に高い国も存在するらしい。その一方、アメリカの電気代の安いこと。日本の半額というのは、たしかに私の感覚と一致してるように思う。なお、韓国の電気代が安いのはなぜなのだろう?

7/6/11
    某PD 曰く、この数週間、期限付きの仕事を沢山もらったために、ようやく私の置かれている状況が理解できた、とこぼしていた。二年近くラボにいないと分からない、というのは、彼が鈍感だったのか、それとも文句を言いつつも、私が何とか切り抜けていたからなのか?無論、似たような状況に置かれない限り想像すらできない事も世の中には数多くあるのだろうが。◆私のルンバは、自力で充電器にたどり着けなくなって久しいが、世の中には、うまく活用している人も。この違いは何だ?◆写真は一昨日に撮った、年に一度の花火大会。

7/4/11(祝)
    今日は独立記念日である。未だに自力で独立を勝ち取っていないどこかのの人にとっては、恨めしい記念日だったりして?と悪態をつくための日ではありません。◆持ち家信仰は日本人特有の物だと思っていたが、実は、アメリカでもおよそ9 割の人が、アメリカンドリームを達成するには、持ち家の取得が重要だと考えていたとはちょっと意外。もっとも、いつぞやのサブプライム問題を思い起こせば、納得できないわけではないけれど。◆今日はこれから、annual celebration と称し、知人宅でBBQ。無論、飲む理由が必要なだけですが。

7/3/11
    日本のニュースと言えば、反原発と増税がよく目に付くが、気のせい?自然エネルギーで原発分の電気を賄えると思っているおめでたい人につける薬はないが、消費税率を10% にしても財政状況が好転しない事は案外知られていないのではなかろうか。復興予算が必要なら、20 兆円程の国債を出せばよく、財政赤字とは絡めて欲しくない。そもそも日本の問題は、世代間所得移転ができていないこと。金をむしり取れとは言わないが、一票の格差を是正し、老人に利益を誘導する傾向の強い地方出身の議員の数は減らしたい物である。

7/1/11
    ラボには色々なタイプの人間がいるが、その内の一人はよくしゃべる。必要だからというよりは、それがどれだけ重要なのかをあまり考えずに口にしている、と言うべきか。そんな習慣が、実験のやり方にも出ている事を考えると、遅かれ早かれ、それを修正せねばならない時期が来るのでしょうな。ちなみに、一度おしゃべり好きのレッテルを貼られると、ラボの面々は、その手の人たちと長々と話をせずに済むように、心なしか距離を置こうと試みている様に見えるのは気のせい?皆さん暇ではないので、無理もない事かもしれないけれど。

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