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LA に長期滞在 (2009.7〜2009.8)


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8/31/09
    この半月程の間、ラボの数人から論文の草稿を見せてもらったが、なぜかどれを読んでも、読者を納得させるには説得力に乏しい。その一方、そんな論文を書いている人も、他人の論文に目を通す際は、私と同様のコメントを口にしている。結局、自分の書き物を客観的に評価できるほど、(私を含め)多くの人間は賢くないと言うことなのだろう。これを回避するには、何か結論づける際には、必ず三種類以上の根拠を示すよう心がけるしかなさそう?大変だろうが、論文が世に出てから、同業者の笑いのネタにされるよりはよほどいい。

8/30/09
    日本の選挙は、およそ予想範囲の結果だったのだろうが、国民はこの四年間で何を学んだのがちょっと気がかり。相変わらず、マスコミの一方的な報道や耳障りのいい公約には敏感だったようだが、一度当選させた議員は、次の選挙まで辞めさせらない事を認識している人は少ないはずだ。一年後に、こんなはずでは、と言い出す人がいないことを祈るばかりである。◆逆風の中、自民党中堅の一部は小選挙区でしっかり当選したようで。無能な重鎮を排除し、まともな政党へ立て直して欲しいのだが、現状ではちょっと難しそうですな。

8/28/09
    Twitter を見ていたら、「鳩山氏のNYT 論文は、米政権にも笑いもの」と書かれていた。民主党が長続きするとは思わないが、心配ですな、政権を取ったあとが。一方で、自民党が、100 議席になったら、こちらは再起不能(解党?)。将来の二大政党制どころでは無さそう。二大政党制が日本に合うか否かはさておき。◆数よりも心配なのは政権交代→官邸の機能不全→政治不信が増長、なのですが。◆ついでに言うと、国籍法に賛成した最高裁の判事を4 人ほど罷免した方がいい。でも、判決履歴を調べる人なんていないでしょうな。

8/27/09
    先日亡くなったTed Kennedy の業績、私はほとんど知らなかったのだが、様々な情報に接するにつれ、やはり大物だった事を今更ながら認識。特に医療保険改革のためには。でもねぇ、多くの人が理解しているように、肥満人口を減らさなければ医療の抑制は不可能。制度よりも国民の意識の方が重要なのでは。◆これを書いていて思い出したのは、最近は飛行機に荷物を預けると、いくらか課金されること。経営努力不足は不問にしても、体重+荷物の総量で課金しないのは納得できない。だって不公平でしょ、痩せている人には?

8/25/09
    数日前、ボスの所に、二年前に終了した研究費の報告書を出すよう催促が来たらしい。論文をつぎはぎした報告書に、業績リストを追加して提出するようにと、ファイルを私に送ってきたのだが、どう形容すればいいのか分からない代物だった。(彼の言う)5 分で作った報告書にしては良くできているが、読む価値のある報告書とは言い難い。そもそも、プロジェクトのタイトルとその中身に整合性が認められないのだから。二年遅れでこんな物を出して許されるなら、そのいい加減さは(一昔前の?)日本の科研費といい勝負かも知れない。

8/24/09
    父親の誕生日が迫ってきた。普段は、メールを出しておしまいなのだが、今年はそれなりに区切りのいい年齢。それを覚えていた母親からも、一時帰国中に「妹と話し合って・・・」と言われていたのだが、結局は相談もすることもなく出国。そんな訳で、ネットで見つけた手頃な(でも、私も興味を持った)物を2-3 日前にネットで注文しておいた。しかし、予想に反し、それはすでに実家に届けられ、開封までされてしまったとのこと。遅れるよりはいいのだろうが、来月早々、紫色の物が届かないなどと言い出さないよう、ちゃんと念を押しておこう。

8/22/09
    論文の査読のため、人様の書き物に目を通したのだが、なぜ、無意味な研究をしている事に気付かないのか、と言うのが正直な感想。政府から出た予算(税金)を使って実験をしているならば、目的もなく試薬を混ぜているという雰囲気が論文から伝わってくるのは問題。せめて、研究者としての矜持が伝わってくれば、国民も納得するだろうに。そりゃ、中国では、研究費を取るのは簡単な事なのかも知れないが・・・。なお、査読はある種のボランティア。査読者を失望させる原稿は投稿しないでもらいたい物である(自戒を込めつつ)。

8/20/09
    日本から知り合いがやってきた。日本の学会でも飲んだので、懐かしさはなかったが、適当な間隔で誰かが遊びに来てくれると、私にとってもいい息抜きになるように思う。何か手みやげを持ってきてくれればなおよかったのだが(笑)。◆某学生が中間審査の予行演習をしたのだが、これがひどかった。話の作り方、テーマの理解度、化学の基礎知識など何を取っても、博士課程に進むに必要な資質にはほど遠い。学位を取ったため将来却って苦労する位なら、この辺りで諦めてもらった方が・・・、は私の思い込みではないはずである。

8/18/09
    この数日で、二人が去っていった。一人は、一ヶ月程前に来た秘書。Professional と言う単語を連発していた割には、ピント外れな行動が目に付いたのも事実。端的に言えば使えなかった訳だが、ラボのメンバーの大部分に総スカンを食らうとは才能ですぞ。もう一人は、任期満了に伴う移籍。契約期間なんてあって無きものに近い私にとっては、寂しくなる半面、うらやましい気も。ここで、おくりびと(?)に徹していても意味がないので、そろそろ、University of Starbucks に移籍かな。その前に、現地調査と称しコーヒー屋へ(おいおい・・・)。

8/17/09
    バス停脇のゴミ箱になぜかPC が捨てられていた。通りがかった人が動くか確認していたが、爆弾だったらどうするんだ(笑)。結局は使い物にならなかったようだけれど。◆PC を捨てる人がいるとはLA の景気も上向き?とは全く思わないが、どこぞの国の実質GDP はプラス成長だったようで(でも名目ではマイナス)。これが中身のある数値だったらいいけれど、プラスになった分野は電気やガスなどの競争の無い分野と、自動車等の政府から補助金が入った分野だけだとか?個人消費の増加に基づき成長するのは当面先ですな。

8/15/09
    月曜日に戻って来たが、未だに日本時間の朝(こちらの夕方?)になるまで眠い。しかし、眠くなるのはアメリカ時間。時差ボケと言うよりは怠け癖のようである。しかし、日本滞在中に入って来た仕事の締め切りがいくつもあるので、怠けてばかりはいられない。それに関連し、DOE から来たメールに"Motherhood and apple pie statements are not useful" と言う文章が。状況からして、何を言っているのか見当は付くが、この手の概念的な表現は未だに苦手である。あんたのメールこそ聞こえがいいだけだ・・・と、本当は言いたいのだが。

8/13/09
    先日の学会の参加賞(?)としてもらった、デジタルフォトフレームをPC に繋げてみた。偉そうな名前とは裏腹に液晶サイズは1 インチ、一体何を映し出せというのだろう。論より証拠、これまた先日撮った富士山の写真を入れてみたが、威圧感は全くない。◆裏方衆の苦労を知りながらも悪態をつくのはこれくらいにと思ったが、これ、USB ケーブルを外すと動かない。電池が入っているのに・・・と思い調べたところ、その電池が死んでいた。Askul なんて聞いたこともない会社の電池だからなのか?◆でも、電池交換後は正常です。

8/11/09
    偶然にも留守中に、アパートの水道管の交換作業が行われたのは知っていたが、部屋の中は予想以上に荒らされていた。家具の配置が変わっただけならよかったのだが、作業をした人がヘマをしたらしく、冷蔵庫は使えるが、天井のライトが点かない。結局、昨日は原因が分からず、今日になって配管工事をした人達がやってきた。結論から言えば、配線をねじって繋げた部分が、金属ケースに接触していたためブレーカーが入らずじまいだったのだが、お粗末な話。スペイン語を話す人達は、なぜか作業がいい加減なんですよね・・・。

8/10/09
    早い物で、日本滞在も今日で終了。しかし、困ったことに台風の影響で関東は大雨。奇跡的に、私が外を歩いている時は雨がやんでいたのだが、空港へ向かう電車のダイヤは大変なことに。結局、スカイライナーへの接続の悪さと、雨による遅延が重なり、船橋駅で一時間近く待つ羽目に。当初は、おみやげを買い、余った時間は空港ラウンジでくつろぐ予定だったのだが。◆飛行機に乗ること約10 時間、LA に無事到着。こちらは暑くもなく、からっとしていていいですな。一週間もすれば、その有り難みを忘れてしまうのだろうけれど。

8/8/09
    偶然にも学生時代の同窓会があったので、駒場に集合。それほど沢山の人が集まった訳ではなかったが、懐かしい顔も。皆さんあまり変わっていないようで、ちょっと安心。◆会の中で、昔のボスが、来年行われる高校生の化学オリンピックについて、必死に宣伝をしていた。もちろん、参加しろと言うことではなく寄付の要請だけれど(野依先生曰く10000 人から集めたいとの事)。◆月曜日に出国することもあり、元ボスに1000 円預けたのだが、どうなりますか。後日名前を確認することにしよう(中には石井一久や木佐彩子の名もある)。

8/6/09
    今日は座長と口頭発表の日。特に問題はなかったが、うまくプレゼンをするには練習しなければなりませんな。ぶっつけ本番なんてもってのほか(反省中)。もちろん、どう見ても私よりひどい発表をしていた人はいたのだが。◆夜はbanquet のため大学の脇のホテルへ。ここには書けないような情報(とジョーク)が、あちらこちらで飛び交っていたのは面白かったが、通信技術が進歩し、ネットで全ての会議をするようになると、この手の会話は、消滅してしまうのだろうか?お金はかかるが、現在の方法にも一定の価値はありそうである。

8/5/09
    今日は学会行事の一環として、夕方から東京観光。皇居の脇を抜けて、国会議事堂の前を通り、焼鳥屋へ。聞くところに寄ると、ここはブッシュと小泉が一緒に訪れたこともあるくらい有名な場所らしいのだが、実際に食べた串の本数は片手未満・・・。その後は、再びバスで、東京タワーを首都高から眺めながら、お台場へ。なお、バスガイドが、私の知らないようなことまで外人に解説していたのが印象的だった。都内にも、再散策する必要がたくさんあるとなれば、今度日本に戻って来る時が楽しみである(また二年後だったりして?)。

8/3/09
    学会自体は(私の発表も)昨日で終わったので、今日は富士山の五合目を経由して第二の学会地である早稲田へ向けて移動。実を言うと、富士山へ行ったことは一度もないので、外人と同様、100% 観光気分。会期中、あまり天気はよくなかったこともあり、きれいな眺めを堪能したとは言い難い状況ではあったものの、一応、雲の合間から山頂を見ることには成功。見上げた感じでは、さほど大きな山には見えなかったのだが、自力で上るのは・・・?機会があれば(八合目までバスが通ったら!)、富士登山にも挑戦してみることにしよう。

8/1/09
    今日から、学会のために河口湖へ。随分昔に行ったことがあるような気もするが、山中湖と区別が付いていないので、二度目かどうかは不明。会場では何人かの懐かしいメンバーと再会。その意味では、学会に参加するというのは、なかなか楽しい物である。しかし、天気はあまりよくないので、富士山は言わずもがな、河口湖だって大した眺めではない。学会の幹事にとっては一年中晴れているCA が恨めしく感じられるはずだろうが、私の責任ではないのでねぇ。でも、暑くもなく、ほどほどの湿度と言う点では、決して悪くない所ですよ。

7/30/09
    日本滞在中は、なるべくゆっくりしようと思い、あまり予定を入れないようにしたつもりだったのだが、結果的には前回並みの慌ただしさ。ただ、二年前のように都内を歩いている時に職務質問されるのはあまりありがたくないので、うろちょろする時は、他の通勤客に紛れるようにしているけれど。なお、新宿、渋谷、有楽町などを見た限りでは、かなり変わってしまった場所も少なくない。古いガイドブックを片手に日本にやってきた外国人には、ちょっと辛い土地かも知れない。むろん、他の国でも同様な開発が成されているのだろうけれど。

7/28/09
    例によって今回もいろいろな人と会っているのだが、いつの間にか結婚した人、子供が生まれた人など、様々(むろんその反対の人も相当数いるようなのだが)。随分昔に聞いた人生いろいろと言う言葉の通りである。しかし、総じて見れば皆さん上昇機運にちゃんと乗っているように見える。一人負けにならないよう頑張らねば。そうは言いつつも、数日後からの学会で使うスライド作りといった、目先のことばかりに時間を浪費しているうちは自身が成長するはずがない。私の前途は明るいとは、現状を見る限り言えそうにないですな。

7/26/09
    数年ぶりに家族集合。前回の帰国時、妹の顔を見たのは2-3 時間。それに比べれば今回は幾分余裕のあるスケジュールだったものの、空白が長すぎたこともあり共通の話題といえば・・・。◆時間があると家で死んだように寝ている私を見た母親は、普段如何にボスに酷使(?)されているかを悟ったようである。海外でお金を稼ぐのは、そう簡単な事ではないのである。◆実家の周囲を見ていると、道路の幅が狭くなったような錯覚を受ける。高校生の頃の記憶と、現在の感覚の差違は、決して大きくある必然性は無いと思うのだが。

7/24/09
    夕方に成田着(一日損している)。まず閉口させられたのはこの蒸し暑さ(あと雨も)。昔はこんな世界に平然と住んでいたとは認めたくない物である。◆飛行機には、夏休みを日本で過ごす母子らしき人も。旦那はLA に残り、子供は日本の海や山に?◆飛行機を下りる際、CA が大量の日本人に挨拶をしていたのだが、私にだけ英語でThank you と言ったのはなぜだ(ついでに言うと乗った時も)。◆コンビニで1000 円札を出したものの、おつりをもらわずに外へ出ようとしてしまった。カードしか使わない生活に慣れるとこうなるのですな。

7/22/09
    早い物で、明日は日本に向けて出発。帰国までにやらねばならないこと(DOE 等への研究レポート6 本、論文の草稿などなど)は、大体片付けたと思うのだが、その慌ただしかったこと。結果的に、肝心な日本で使う講演用のスライドはほぼ手つかず。飛行機の中で熟睡とは行きそうにないですな。◆私がいない間、誰に○○を頼めばいいの?と言った相談を数人から受けた。普段頼り切っている人にとっては、こういう事でもないとありがたみが分からないのだろう。なんてことを言わなければ、私はもっといい人に見えるのだろうが(笑)。

7/20/09
    ちょっと前にラボの秘書が変わったのだが、最近その本性(?)を現し始めたような気がする。このラボというか理系の研究室の一般的な状況を理解していないのは仕方がないにせよ、良くも悪くも、何事も極端で完璧を目指しすぎるきらいがある、とでも言えばいいのだろうか?それとなしに観察する限り、間の悪いお願いが降ってくる頻度が高いような気がする。そんな人と理解し合うには(できるかちょっと不安・・・)、しばらく時間がかかりそうですな。何せ、本人は、自身のやっていることは正しいし、職務に忠実だと信じているのだから。

7/19/09
    帰国前に、近所に配るためにチョコレートを10 箱ほど買うよう頼まれたのだが、これが意外に難しい。Xmas 直前なら、贈答用の手頃な物が大量に出回るのだが、今はむしろ作り貯め(?)の時期。Costco に行ってみた物の、置いてあったのは、数箱でスーツケースが満タンになるんじゃないかというジャンボサイズばかり。空港で一箱$20 近くするチョコレートを探すしかないのかも知れない。◆Mr. Yoshida のソースなんて言うのがあるんですね。山積みになっていたところからすると、結構有名だったのかも知れないが、私には初耳。

7/17/09
    どこかの国の総理とは違い、高支持率を維持しているObama 氏だが、某学生には「テレビなどへの露出機会が多く、まるでセレブ。仕事をしているようには見えない」らしい。指導者の行動が丸裸にされるのは、先進国では常識なのだが。◆そんな彼が言うに、CA 州ではproposition が多すぎるとのこと。住民投票の結果がうまく機能しないと、有権者は正反対の事を考え始める、と言うのが彼の説。その真偽は分からないが、この辺りにも、長期的なビジョンを持たず、感覚的に行動している人が少なからずいるのはほぼ確からしい。

7/16/09
    噂によると、看護婦や寿司職人のように以前は比較的簡単に永住権(GC)が取れた職業であっても、最近はその取得に3 年以上かかるらしい。その一方、学位(Ph. D)を持っていれば、GC は比較的短時間で取得可能。その意味では、長い間待つなら、大学へ行き学位を取った方が結果的に早く手続きが終わるんじゃないかという気さえしてくる。が、そんな話を耳にしたことが無いと言うのは、学位とは、本来ならばGC よりも高尚であるべき物なのだろう。残念ながら日本では「足裏に付いた米粒」程度の扱いしか受けないのだけれど。

7/14/09
    ラボの某学生は、時々、中国語で書かれたちょっと古い本を読んでいる。本人によると、古典という程古いわけではないが、文革の前に書かれた物であることは確からしい(繁体字なので)。母国語の能力を維持するにはいいようだが、言われてみると、私は、日本語で書かれた本を読まなくなって久しい。子供並みの表現力しかないのは言わずもがな、漢字が全く書けなくなったとはっきり自覚できるのだから、重傷かも知れない。この夏の一時帰国中にやらねばならないのは、旧友に会うことではなく日本語の猛特訓だったりして?

7/13/09
    前々から感じていたことだが、日本の同業者にメールを出すと、昔からの友達に比べ、比較的返信が早いように思う。むろん、全員が私のメールに反応するという訳ではなく、返信がある場合に限るのだけれど。その理由を漠然と考えるに、後で返信しよう、なんて考えようものなら、次々に届けられるメールによって、私のメールなど、受信簿の片隅に押しのけられ、返信の必要性すら忘れ去られてしまうからじゃないだろうか。手短に言うならば、返信が2-3 日後と言うのは、忙しいふりをしている暇人のなせる技なのかもしれない(笑)。

7/11/09
    夏の学会のプログラムがようやく発表されたのだが、案の定・・・と言うのが感想。あるセッションの座長の欄に名前が入っていたから。英語ができないのバレちゃうじゃんと思ったが、時すでに遅し。日本にいれば、その手の役目もこなせるレベルと見なされているのだろうけれど。◆そんな事を考えるより、私の講演の準備をせねばならないのだが、未だ手つかず。最大90 分まで使えると世話人の先生に言われているけれど、20 分間話ができるかどうかも心許ない。いざという時の講演中止の言い訳はインフルエンザの検疫かな?(ウソ)

7/10/09
    書くこともないので、備忘録がてら。最近ご無沙汰気味だったStarbucks へ行く途中、コンビニの隣のバス停のベンチが撤去されていることに気付いた。ホームレスのたまり場になっていたのが理由(5/31/09 参照)、と言うのは明らかだが、日本にはない潔さのような気がする。ついでに言うと405 の出口脇にあったガソリンスタンド、いつの間にか閉鎖されていた。開業時の私の杞憂(10/25/08 参照)が現実になったようである。しばらく上昇傾向にあった原油価格だが、ここのところ下落気味($60)。商売をうまくやるのも大変ですな。

7/8/09
    信用度が低いとクレジットカードが作れないのはどこでも同じだろうが、某PD もその被害(?)に合ったらしい。一昔前は、数100 ドルを銀行に差し出せばその範囲内の買い物が可能なクレジットカードが作れたものだが(もちろん、信用度が上がると、預けていたお金は返ってくる)、最近はカード会社もそこまでして顧客を増やそうとは考えていないと言うことなのだろう。今まで杜撰な経営をしておきながら、景気が悪くなると手のひらを返し・・・。よく聞く話だけれども、余計に信用を失っているように感じるのは気のせいなのだろうか?

7/6/09
    噂によると、私の実名を語り、どこかの掲示板に書き込みをしている人がいるらしい。その意図は私が知る由もないが、世の中には暇人もいるという事ですな。もちろん、書き込む方だけでなく、教えてくれた人も。どうせなら、私の仕事をちょっと手伝ってくれない?◆バスの中で、私を見てソニーの盛田の息子に似ている、と話しかけてきた人が。私は息子の名前すら知らないのに、あんた本当にその顔を知っているのか、と思ったけれど、ソニーに関する知識は私よりもはるかに詳しい。不思議な人はあちらこちらにいると言うことか。

7/4/09(祝)
    こちらは独立記念日。どういう訳かこの日は、家族でBBQ をする習慣があるようで、私も知人宅へお邪魔することに。5 時頃から飲み始め、適当に肉を食べているうちに(8-9 時?)花火が始まった。一ヶ所にまとまって打ち上げると言うよりは、そこら中で好き勝手に発射していたので、見晴らしのいいところにいれば、それなりに見応えのあるものである。飲んだ後は、仕事に戻る予定だったのだが、家で爆睡。こういう日は働かず、愛国心について自分なりに考えてみるのが、正しい時間の過ごし方だと言うことなのだろう、きっと。

7/3/09
    バスを待っていたら二人組のおばちゃんが、Santa Monica ビーチへ行きたいと話しかけてきた。一人は、英語を話していたけれど、その相方は、おそらくスペイン語専門。青いバスの1 系統に乗ればいいと言ったところ、uno uno と繰り返していた。◆Suze Orman のCan I afford it? をぼ〜っと眺めていのたが、無計画にいろいろな物を買おうとする人の多いこと。その大部分が、彼女によってdenied されていたけれど、聞くまでもないだろう。テレビ局側が、受けねらいで非常識な相談ばかりを選んでいると思いたいが、真相はいかに?

7/1/09
    AMEX からのメールに、プラチナカードを使うと○○出来ますと書かれていた。彼らの言い分は、年会費の元を取るには・・・と言うことなのだろうが、そうするには、まずお金を使わねばならない。なかなか散財する機会に恵まれない私にとっては、残念ながらあまり関係のないことのようである。でも、近い将来、クルージングに申し込んでやる(問題は時間、とは言わない約束)。◆この二ヶ月でsaving account の利子が半減してしまった。B/S のインチキ計算のおかげで当面の倒産危機は脱したのかもしれないが、BA の将来は危うい?

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