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LA に長期滞在 (2011.1〜2011.2)


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2/28/11
    ついにそんな時代に、とは京大のカンニング事件。どうせ完全には防げないのだから、大学側も携帯を使うリスクが高くつくような入試問題を作る事が必要になるだろう。ただ、元を正せばこれも日本の構造的な問題?入試に失敗すると、その後の人生(就活)で明らかに不利になるうえ、(年齢制限ゆえ)再チャレンジの機会も限定的なのだから。大学の卒業認定の厳格化により中退率が半数に及ぶとか、企業が部門ごとに採用を進めた結果人事部(新卒一括採用)が廃止される位にならないと、カンニングの手口はより巧妙になるだろう。

2/26/11
    騒がしい学生数人がバスに乗り込んできた。最初は何が起きているのか分からなかったのだが、赤い物を身にまとった彼らがアリゾナ大の応援歌を歌い始めたことから、NCAA のゲームを見に来たのだろうと推測。騒がしいのは若気の至りだとしても、昼間から酔っぱらってゲーム観戦とは・・・。◆考えてみると、UCLA の応援歌がどんな物か全く思い出せない。UM のものなら、すぐに頭に浮かんでくるのだが、これぞ愛校心の違いゆえ?◆今シーズンのUCLA はランク外だが、ホームゲームの今日は上位校のアリゾナに勝った模様。

2/25/11
    壊れた装置と格闘中に、ボスがコーヒーを飲みに行こうと邪魔しに来た。その道中、ふと、地球温暖化には懐疑的だと言ったらボスが猛反発。彼の言う、地球は閉じた系だから外界とのCO2 のやりとりはない、という点は分かるが、地球は太陽エネルギーを利用しているので、気温の上昇はCO2 の増加と必ずしもリンクしない。彼の挙げた他の根拠にも、反論の余地は沢山あったけれど。でも、私がもっとも気にくわないのは温暖化を問題視しつつも、彼が部屋の電気を消さずに帰る事。いい研究をしているけれど、説得力に欠けますな。

2/23/11
    ある装置が、他学科の人が使っている最中に制御不能に。不慮の災難だとしても、先方は私がすぐに直すと信じて疑わないのは困りますな。他人の実験のために、私の貴重な時間を捧げるには限度があるのだから。◆実際には、教えた通りに操作していないようだったが、ボス同士の力関係ゆえに、我々は「使わないでくれ」と言える立場にはなさそうである。◆素性の知れない奴らに装置を解放すると、不毛な時間を費やす事になるのが常だが、これも実験から離れて久しいボス同士が相談した故の結果(人災)なのかも知れませんな。

2/21/11(祝)
    G20 もそうだが、中国が横暴ぶりを発揮している理由はどこに?そんなの分かる訳がないので勝手に妄想中。GDP が世界2 位になろうと、その統計のデタラメさを中国政府が知らぬはずがない。その一方、一人っ子政策の結果、中国の人口減少が始まるのは5 年後!日本の人口減=国力低下をよく知る(?)中国政府が焦っていたとしても不思議はない。つまり、大国になったから好き勝手に振る舞うというより、強気に出るのは今しかないと言う事か。その用意周到ぶりは、多少は見習うべきなのだろうが、日本のズルには無理かな。

2/20/11
    NW の知人からのメールに、数日前、気温が57 F まで上がりパラダイスだったと書いてあった。それ、ここ数日のLA 並。ただし、私は寒さに震えているけれど。◆日本の諜報活動体制のまずさが指摘されている模様。私には、日本が独立した国家として生きていこうとする気概が欠けているようにしか見えないのだが、特に現政権、大丈夫なのだろうか?◆カダフィ大佐の弾圧に対する抗議活動をしている集団がいたが、背後に見えた国旗はイランの物。アラブ国家における民主化運動をアメリカで宣伝するのが目的だったのだろうか?

2/18/11
    先日も触れたが、今日は某PD の最終日だったので、ゼミの後にラボの面々と近所のバーへ繰り出した。何軒かハシゴしながら、閉店の時間まで飲んでいたのは言わずもがな。その後は、彼の泊まっているホテルへ押しかけたのだが、お疲れだったのか、彼は話をしているうちに、いびきをかきながら寝てしまった。その時の写真は彼のカメラへ納めておいたが・・・(笑)。行き場を失った私は、挨拶もできないまま、家まで歩いて帰ったのだが、帰宅時間に関する記憶が曖昧。乾燥のため、濡れた傘を広げて寝たのは覚えているけれど。

2/16/11
    大学にいる中国人は決して悪い人ばかりではないけれど、米中以外の国から来た人々の口から出てくる中国(と中国人)に対する評価は、意外に厳しい事が多い。アジアの国々のように歴史や領土問題がある訳ではないはずなのだが。見方を変えれば、彼らの国へやってきた中国人がろくな事をしていないと言うことなのだろう。◆アメリカで学位を取った中国人の定着率は9 割を超えるらしい。アメリカで過ごすうちに、彼らも中国(と言うか政府?)が嫌いになるのだろうか?私の周りを見る限りは、定着率はせいぜい半数なのだけれど。

2/15/11
    某省庁の人々が、研究の進捗状況を調査しにやってきた。毎度の事とはいえ、おおざっぱな結果(傾向)しか把握していないにも関わらず、数値ばかりを強調するのがボスのやり方。端的に言えば、サイエンスは無視され、役人向けに数値だけが一人歩きしていると言うことか?研究費獲得という目標のためには有効だろうし、役人が簡単にレポートを書けるような発表を意識しているのも事実だが、成果の誇張にも程がある。研究費が無ければラボの運営は出来ないが、罪悪感を感じながら発表せねばならないのは、いやな事である。

2/13/11
    バス停へ行ったら、私が乗るはずのバスが、車の上に載っている。こちらでは数年に一度見かける光景だが、通りがかった学部生も写真を撮っていたので、そのレベルの出来事(=一応、珍しい事)なのだろう。◆トラックの運転手は、バスを固定した後、車体のガス(サス用の窒素ガス?)を抜いていた。近くの乗客との会話を盗み聞きした限り、輸送中にバスがふわふわ動かないようするためだとか。◆輸送用の大型トラックがすぐに駆けつけるとは、さすがアメリカ。あまりに手慣れちゃっても困るけれど、何日間も放置されるよりは・・・。

2/12/11
    もうじき日本に戻る某PD の送別会と言うことで、昨夜は大学のそばにある寿司屋(?)へ行っていた。事前に何も調べることなく、ただ単について行っただけだったのだが、想像していたのとは全く異なる雰囲気のお店だった。日本料理と言うよりフュージョン料理で、店内もかなり賑やか。◆例によってシェフのお薦めコース(= market price)にトライしたのだが、なかなかの物。はやる理由が分かります。◆敢えて苦言を呈すなら、店のweb site。人様に商品を紹介する事を前提としていない作りゆえ、メニューを調べる気にはなれませんな。

2/10/11
    最近「SNS 革命」の様な言葉を目にする事が増えたように思う。確かにチュニジアやエジプトにおける混乱ぶりを見れば無理もないが、釈然としない。例えばエジプトの識字率は(統計値より低く、特に若者は)50% ほどとも言われている事に加え、食うにも困る貧困層が多いと聞く。そんな人々がSNS を使い革命を後押し?ありえない。一般に単純化された話が好まれるのは事実だが、もっともらしい話に食いつき、鵜呑みにしないよう、ちょっとだけ(?)疑い深い心を持ち続けたい物である。ちなみに、専門家の中にはこのように言う人も。

2/8/11
    ちょっと前から、ラボの秘書が、体調が良くないようで、二ヶ月間の休養期間に入った。予想されていたことではあるけれど、その後、ラボの事務関係(特に来訪者の日程)に関する信憑性の高い情報が入らなくなった。私の所に情報が回ってこないだけならいいのだが、ボス自身も100% 把握できているのか心許ない事は問題?スケジュール管理というのは、重要な任務だったのですな、私はやりたくないけれど。と書きながら、明日はボスの誕生日だったことを思い出した。だからといって、今から出来る悪戯はほとんど無いのだけれど。

2/6/11
    青空文庫等のデータをiPhone とKindle で読む方法を調べるうちに、規格が乱立している事を再認識(端末ごとに異なるファイルが必要)。それに加え、汎用的なePub 形式に対応しているiPhone でさえ、アプリの使い勝手は今ひとつ。結局、私の技術では、全画面表示させた際に手頃なフォントサイズになるpdf を作り、端末にコピーするのが最善策。とはいえ、そんなファイル変換に時間を費やすなら、Amazon から両端末に共通するデータを買った方が早そう?書籍代$10 をけちって得られる事なんて、たかが知れているのだろうから。

2/4/11
    大学内で映画の撮影をしていた。夜でも撮るんですね。飛行船のような照明灯を見たのは初めてだったので・・・。◆また、相撲の八百長がニュースになってるようだが、その存在を信じていなかった人こそ少数派では?最終的には再発防止の名の元に、相撲協会が官僚の天下り先を用意することになるのだろうか。下交渉や談合を否定しない社会でありながら、相撲の八百長で騒ぐのは変な話なのだが。◆Verizon からもiPhone4 が売り出された様だが、売れ過ぎちゃっているみたい?次世代が出るまで待てと言う意見もあるようだが・・・。

2/3/11
    片言の日本語を操る某PD (でも漢字は苦手)に、「世の中ね、顔かお金かなのよ」と書いた紙を渡し、これ読める?と聞いてみた。意味までは理解しているように見えなかったので、簡単にその意味を教え、続けてこれは回文なんだよと言ったら、妙に喜んでいた。事実、彼女(日本人)に、今日はこんな日本語を教わった、とメールを書いていたので。◆彼曰く、racecar のように有名な物もあるけれど、英語で回文(palindrome)を作るのは子音の数が多いので難しいんじゃないかとのこと。でも、検索してみると、それなりには出てきますな。

2/1/11
    ネットで確認した限り、UPS が配達したはずの荷物が行方不明に。玄関先に放置されていたのを誰かが持ち去ったのか?盗品(?)をebay に出すと分かっていれば、私も処分に困りそうな腐乱死体を注文しただろうに(ウソ)。◆一応、leasing office には文句を言ってみたが、解決の見込みがないのは双方織り込み済み。◆彼らとしては、アパートの敷地内に入るには鍵が必要なのに、こんな事が起こる事の方が問題のはず。住民を尋問なんて出来るはずはないし、警備を厳しくするにも限界が。入居者を選べるほど景気も良くないしねぇ。

1/31/11
    某PD(↓) が論文のレフリーに対する回答書に目を通して欲しいと言う。おまけの著者の私は、斜め読みで十分だと高をくくっていたが、読み進めるうちに、そもそも回答書としての姿をなしていないことに気付いた。学生時代に論文作成の手順を学んでいるにしては、情けない話だが。彼には、必ずラボで作成した過去の回答書を読むようにと言ったはずだが、それも忘却の彼方に?厳しいようだが学習能力に難あり。クラブ通いにはまり、仕事への熱意を失っている時期なのかも知れないが、共同研究者にはしたくないタイプですな。

1/29/11
    明日が某省庁への報告書の提出期限である。毎度の事ながら、ちょっとした(?)お手伝いをお願いしても非協力的な人が多いだけに、直前になって、しつこく催促しなければならないのはいやな役回りである。なお某PD は、彼の給料が私と同じレベルならもっと働くと言い切った。一般的に、給料は働いて結果を出さない限り上がらないはずだが、何を思い上がっているのか?現に、彼より後にラボに加入しながら、ボスからの信頼度は彼の数倍、というもいるのだから。もっとも、そんな態度を見逃すほど、ボスは愚かじゃないけれど。

1/27/11
    日本の長期国債の格付けが引き下げられたそうで。確かに政府の方向性の無さを鑑みれば、そんな国の債権を信用しろ言うのが無理な話。無論、国債の大部分は国内で買われているから、たいした影響はないだろうが、政府が無能であることを見透かされるのは、あまりいい気持ちではない。◆それよりも笑えるのはこのブーメラン。突っ込んだところで、国旗国歌法への反対と同様、覚えていないと言い張るのだろうが、発言の軽さに対するそしりは避けられないだろう。どうせなら、あれはカンチョクトの仕業だと居直れば面白いのに。

1/26/11
    レバノン出身のPD の真の誕生日は、パスポート等に書かれている日付より一ヶ月弱早いらしい。と言うのも、彼が生まれた頃、そこでは内戦が続いていたようで、両親が安全な時を見計らって届けに行ったためだとか?しかし、そんなのは大したことないそうで、彼曰く、彼の親戚の一人は、三歳年上の兄の名前を語り続けているらしい。子供の頃の三歳差は、ごまかせる範囲内だとは思えないが、その兄は何歳で亡くなったのだろうか(←聞き漏らした)。少なくとも世の中には「なりすまし日本人」よりも上手(?)がいると言うことですな。

1/24/11
    敢えて続けてみる。指導放棄が話題になるのは、入学したら必ず卒業できる、と言う前提があるからだろう。そもそも、卒論は、教授が合否の判定に使う物ゆえ、審査の間際に教授が添削するのは本末転倒。卒業基準を満たせない学生には、学位取得を諦めさせる事こそ大学の義務だと思う。一方、教授と共に論文を投稿する場合は正反対。全ての共著者が納得するまで、議論するべきである。言わずもがなだが、この過程が、学生を教育するに最も効果的。そして、それを経験してしまえば、卒論を書くのは決して難しくはない。

1/22/11
    卒業論文の指導を放棄した大学教授がいるらしい。反対意見が多いが、卒論の添削は無意味だと私も思う(添削してもらった事もないしね)。なぜなら、1) 卒研を通じ、研究の方向性や意味合いを理解するのは卒論執筆以前の問題ゆえ、添削で話の筋が変わる事はあり得ない。2) 学士号を取る間際に日本語を直されるような人々は、日本人とは呼ばない。3) 卒論は、卒業していく学生自身の著書で、外野がとやかく言う必要はない。4) 向学心があれば、どう書くべきか自分で調べて当然。つまり、添削と教育は別物と言うことですな。

1/21/11
    あるデザイナーの広告が最近になって復活したのだが、よく見ると、彼のsignature color に再塗装された車に値段がつけられている。Bugatti なら普通に買っても億単位なのかも知れないが、私にはゼロの数が多すぎるような気がする。ちなみに彼、Veyron だけではなく、Rolls-Royce の色も塗り替えたようで、別の広告が道路の反対側に設置されていた。これまたお値段$1M 相当?これを買う余裕のある人が、この辺りにいるのだろうが、どんな仕事をしているのだろう。ここを見る限り、転職しない限り到達できないのはほぼ明らかだが。

1/19/11
    口頭試問を控えた学生に、スライドのチェックを頼まれたのだが、これはまずい、と言うのが偽らざる感想。研究計画は適当に作ってみたが、その本質的なところほとんど理解していないと言ったところか。現に、それぞれのスライドの論点が微妙にずれている。無事にパスできるのだろうか?◆最近、卓上NMR が登場したらしい。確かに、サイトを見ると、片手で運べそうなサイズに収まっている。研究には使えないかも知れないが、これだけ小型化と低価格化(?)が進むと、学生実験のカリキュラムは大幅改訂せざるを得ないでしょうな。

1/17/11(祝)
    こちらは、あまり重要ではない祝日。そんな事を言うと、アフリカ系の人に文句を言われるんじゃない?と某学生に言われたが、確かに、清掃業者の人(アフリカ系)は、月曜は休むと言っていましたな。彼がこの日を重要視しているかは知らないけれど。◆先日ボスからもらったB&N のギフトカード(昨年もらい損ねたXmas プレゼント)の使い道を考えるため、色々検索してみたところ、Amazon 同様、色々(書籍とiPhone 用アプリ)そろっている事が判明。この辺にも支店はあるが、そこまで足を運ぶ気のない私にとっては、これも朗報である。

1/16/11
    ある共同研究を引き継がされたのが3 ヶ月程前。いい結果が出ていると言う話だったので、気を取り直して実験を始めたものの、これがかなりの難敵。前任者がどんな測定をしたのか分からないが、そもそも装置がちゃんと動かない。それを何とか調整し、追試をしたら、あらら、効果はほとんどゼロ。以前の結果がおかしい理由は装置にありそうだが、頑固な彼がそれを認める事はない。更に、彼の結果が如何に現実離れしているかを説明しても、そんなことはないの一点張り。論文は沢山読んでいるようだが、実験センスの方は・・・。

1/14/11
    毎日忙しいとこぼしている人は沢山いるだろうが、慰めになる?現代の金持ちは、F. S. Fitzgerald が描いたような生まれながらの金持ちと違い、自分で稼いだ人の割合が高いとのこと。勝者が利益のほとんどを独占する時代だけに、必死に働く事が成功の必要条件になるのであろう。ただこの記事、平民よ働けと言っている訳ではない。勝ち組の言い分(強欲?)も度が過ぎ、国民への還元を拒むようでは、中流階級との間の溝が深まる事を危惧している。その意味で、昔の金持ちは金の使い方を知っていたとは何たる皮肉であろうか。

1/13/11
    2-3 年前からだろうか、韓国の研究機関が海外の著名な先生を招聘し出したように思う。その理由は、研究のレベルを上げノーベル賞を、だろうと思っていたが、案の定やっちゃいましたね韓国。優秀な学生の援助は必要だが、お金を積んだって賞には繋がらない。そもそも、ノーベル賞は、誰も出来るとは信じていなかった事を実現しなけりゃ候補にも上がらないのだから、政府が奨学金受賞者を選ぶということから本末転倒。国家が出来るのは、研究が芽を出したあとに、さりげなくサポートする事くらいだと、私は思うのですが。

1/11/11
    日付を書いて感じたのだが、今日は沢山1の並ぶ日である。11/11 ほどではないけれど。◆ここ数日、大学のサーバーへの接続に難あり。携帯には、メールが送られてくるし、web サイトにも接続できるので、完全にダウンしている訳ではないのだが、Outlook や、ネットワークプリンタは利用できない。夜になると正常に戻る事もあるが、昼間に全く仕事にならないとは、迷惑以外の何者でもない。◆お釣りの中に$2 札が紛れていた。お目にかかったのは数年ぶり(笑)。珍しい紙幣といえば、日本の2000 円札。まだ流通しているのだろうか?

1/9/11
    Obama 大統領は、必ずしも再選したいとは思っていない、と想像していたが、そうでもなかったみたい?最近少しずつスタッフを入れ替え、ビジネス業界との関係改善を図ったり、親中派の側近を異動させているそうで。確かに、ちょっと前まで期待されていたG2 なんて構想はすでに頓挫しているし、中国の些か攻撃的な振る舞いを見たら、票に結びつきそうな中国たたきに出たくなる理由は分からなくもない。でも、再選の鍵は失業率と景気の動向でしょう。失業率は低下していても、このあたりのホームレスの数はむしろ増えているので。

1/7/11
    ボス曰く、私はベトナムでかわいい女の子を見つけてくると思っていたそうな。彼の言う事ゆえ、どこまで本気なのか分からないけれど。確かに、きれいな人も目にしていたと思うが、大学の周辺に限ってはお世辞にもそうとは言い難い。街中が、こんな人達(→)であふれていたら、考えも変わるかも知れないが。その一方、いかにも現地妻(?)とデートしています、という感じの欧米人を何人かみかけたのも事実。外人向けのバーの店員には、客と話し込んでいた人達もいたし、需要と供給の関係が成立するのは間違いないのでしょうな。

1/6/11
    最近ボスは、自身の所属に"Center for Global Mentoring" を加えたらしい。「よく知らない人々に対しても、ためらう事なく全てを教えてあげられないようでは、我々の人生は満たされない」と言う彼の思想に基づいてセンターを作ったとか。理想論とも言えるが、高校に入る前にアメリカへ移住し、様々な経験を積んできた彼だからこそたどり着いた結論なのだろう。でも、私のベトナムでの経験がそうであったように、純粋に学ぼうとしている人々に機会を与えるのは大切。その結果、感謝してもらえるならば、確かに、悪い話ではないですな。

1/4/11
    ネット上の情報によると、世の中には、宇宙ステーションの中が無重力である理由が分からない人や、月面上も無重力だと思いこんでいる人が少なからずいるらしい。最近は物理の概念的な事を学校で教えていないからなのか、単に科学的センスがないからなのか、私には分からないけれど。◆ついでに言うと、単利と複利の区別ができない中高生も多いとか。分数計算のできない大学生がいるご時世だから、利息計算はできなくても問題にならないのかも知れないが、金貸しが問題視される原因の一つはこんな所にもあったりして?

1/2/11
    ゆっくりするにはほど遠い日程だったが、二週間弱の長旅は今日で終了。雲の上は晴れていたので、地上も当然いい天気なのだろうと期待していたが、出発時と同様、雨が降っていた。よく降りますなぁ・・・(ちょっと意外)。◆ベトナム滞在中は、現地の学生が適当なレストランに毎日連れて行ってくれたし、日本に戻ってからも、世代間格差是正という言い訳の基、両親にたかっていたので、食事の心配はおろか、出費の機会すらほとんど無し。これから、またすべてを自分でやらねばならないのかと思うと、ちょっと面倒な気分に(笑)。

1/1/11(祝)
    明けましておめでとうございます。今回の年末年始は、ベトナム行きと重なったため、偶然にも日本で過ごすことに。ちなみに、最後に正月を家族と共に過ごしたのはいつなのかと記憶をたどってみると、これまた20 年程前なのですな。その間、一人暮らしを続けていると言う事もあるけれど、孝行息子でないことだけは確かでしょう。でも、正月に実家に戻っ(一時帰国し)ても、誰も遊んでくれないのでねぇ。と言うわけで、今年の目標は、もう一度日本に遊びに来ること、にしておきますか。旅費申請が可能な手頃な国際会議はないのかな?

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