ACS Meeting @San Francisco
アメリカ化学会の春の学会に参加するためにSan Francisco へ。前回San Francisco へ来たのはアメリカに住む前の2003年。当時の記憶を蘇らすのに、時間がかかってしまいました。例によって、いくつか写真を撮ったので、適当に貼り付けておくことにします。きれいに写っているものは普通のデジカメで撮ったもの、画質が悪いものはiPhone のカメラで撮ったものです。なお、前回のSan Francisco 訪問記はこちら(のページの下の方)を参照してください。
San Francisco Downtown
San Francisco は世界地図を見る限りはLA のすぐそば(?)にあるのですが、日本で例えるなら、東京と大阪のような関係なので、それぞれが全く別の都市として機能しています。飛行機で飛べば1 時間程ですが、電車(新幹線のようなものはない)で移動すると10 時間もかかってしまいます。
ダウンタウンには、たくさんのビルが建っていますが、かなり歴史的な(=古い)建物が存続しているので、一応は、歴史を感じさせる街といって差し支えないでしょう。比較的一箇所にすべてのものが集まっているという意味では、ボストンの街並みに何となく似ていると、言えなくもないかもしれません。
ダウンタウンは中途半端に古い建物が多いような印象を受けました。歴史的と言うほど古くもなく、個性があるとも言い切れず・・・。ごみごみしすぎて嫌だとこぼしていた某学生の気持ちがわからなくもありません。それでも、全てが横方向に広がってしまったLA よりは、私はいいところだと思いますが。
市内を散歩
前回こちらに来たときは、ケーブルカーに乗ってざっと市内を通過しただけで終わってしまったので、今回は3 時間ほど、フラフラと歩いて散策してみることにしました。
ポスターセッション会場は、私が宿泊していたホテルから歩いて10 分ほどの距離の所にありました。必然的に、何となく写真を撮りましたが、観光が目的だったら、ビールに夢中になり、写真を撮ることなどなかったかもしれません。
海辺の風景
最後に行き着いたのは、フィッシャーマンズワーフと呼ばれる埠頭。寄り道しながらでしたが、ホテルから1 時間ほどの距離。まぁ、ここには、前回も来たのですが、ゴールデンゲートブリッジまで行く気力は既に失せてしまったので、この続きはまたの機会に・・・。San Francisco には、また来る機会もあるでしょうから。
学会報告
当初想像していたよりは、かなりまじめに講演を聞きに行ったような気がします。それでも、事前の調査不足もあり、聞いておくべきだった講演を結構逃したのも事実。参加登録費($350)の元が取れたのかどうか・・・。ちなみに、二年前の参加登録費は$320 でした(ACS は営利団体ではないはずなのに、結構値上がりしていてびっくり)。
ポスター会場では何人かのミシガン時代の知人との再会を果たしました。当時はあまり話をした記憶がなかった人もいたのですが、久々に会うと、意外に親しく話ができるというのは不思議な物です。学会の会場に全く知り合いがいないという状況ほど寂しいことはないと言う意味で、また数年後に偶然出会ったとしても話のできる友人をたくさん持っておくことは案外重要なことかも知れません。
実はこの文章(↑)、3 年前のコピーなのですが、今回も似たような状況。かなりの数の知人と、予期せぬ再開を果たしたように思います。ついでに言うと、ポスターセッションが予想外に盛況だったため、拘束時間の間、寂しい思いをせずに済んだのも良かったように思います。まぁ、こちらは、ボスの知名度の高さに助けられた面も多分にあると思いますが、それなりにちゃんとした研究を続けていれば、誰かが見に来てくれるということにしておきたいと思います。
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