ACS Meeting @New Orleans #2
今回の旅行の目的のおそらく30% は占めるであろう、軟禁されたホテルの再訪。目的は果たした物の、ちょっと悲しい結末でした。
[何の変哲もない観光編] [復興状況確認編]
スーパードーム近辺
今回泊まっていたホテルから、前回のホテルへ向かったので、避難経路とは逆の道順で、目的地へ向かう事になりました。前回はゴミが散乱していたスーパードームですが、現在は、きれいになっていました。また、吹き飛ばされたはずのドームの屋根も、きれいに修復されていました。以後の写真は、上段が今回の物、下段が前回の物です(基本的には再掲載)。可能な限り、似たような場所で撮った写真を並べたつもりです。
ホテルの周辺 #1
スーパードームから歩く事15 分あまり、ようやくホテルのそばに到着。ホテルの前にあるTulane University は、ほぼ元通りの姿になったようです。
ホテルの周辺 #2
私が軟禁されていたホテルは、あちらこちらの窓が、板で封じられていました。どう見ても、営業しているようには見えなかったのですが・・・。
ホテルの周囲 #3
ホテルの周囲の写真を見れば、察しが付くでしょうが、私が泊まっていたホテルは、その後閉鎖された模様。売りに出されているところを見ると、再開の予定は無さそうです。市内にある大手ホテルチェーン(Hilton, Marriott, Hyatt, Four Seasons など)はどこも営業を再開していたことを考えると、収益力の差がハリケーン後の明暗を分けたようです。
ホテルを予約した際、同名のホテルがネットで見つからなかった事から、もしかしたら・・・とは感じていたのですが、案の上の結果に。当時の被害状況からすれば、順調に復興しつつあると言えるのかもしれませんが、市内の中心部ですら、ちょっと郊外(歩ける範囲内!)に出ると、壊れたままの姿をさらしている建物が散見されたのは予想外でした。復旧させるだけの財力が物を言うのはやむを得ない事ですが、中心部がこんな調子では、低所得者層が住む地域は絶望的。幸か不幸か、そういった地域に足を踏み入れる機会はありませんでしたが、目にせずに済んで良かった、と言う気がしないでもありません。
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