当初はYosemite へ戻る予定でいたのですが、ホテルを探すために南下した距離を考えると、あまり得策ではないという結論に。US-395 沿いには、別の国立公園もあるのですが、面白そうなのはむしろ西側。と言うことで、無謀にも、真夏にDeath Valley を目指すことに。

ホテルを出発
　最初にやったことは、水を買うこと。ガイドブックに、色々と脅し文句が書いてあったので、ガロンサイズのボトルを3 本購入。その後は右手にシエラネバダ山脈を見ながら南下。Lone Pine で左折し、CA-190 沿いに前進しました。

　この辺りに来ると、かなり暑く、砂漠地帯に足を踏み入れてしまったことが、イヤでも分かります。しかし、後悔するには、時既に遅し（笑）。

　更にCA-190 に沿って進みます。砂丘に到着する少し手前にあったInformation center（＋売店）に立ち寄ったところ、その時点での気温は45 C（湿度は10% ほど）。まだ午前中、と言うことは、気温は更に上がるはず？

Bad Water
　あまりの暑さに意識がもうろうとし始めた頃（ウソ）、Bad water に到着。一応、地表からも水は見えるのですが、溶けきらない塩が析出しています。遠くを見ると、雪だったらいいのに、と思うくらい白い地面が広がっています。

　正直言って、あまりの暑さに、動くだけでだるくなりました（山に登り、動けなくなる人の気持ちが非常によく分かった）。幸い、一度は塩の道を歩き始めたのですが、これはちょっと水がないと・・・と察してペットボトルを取りに戻ったのでちょっとだるくなった程度で済んだけれど、水がなかったら・・・？だって歩きながら、体温を下げるために体中に水をペタペタ塗っていたので。温度計が手元になかったので、外気温までは分かりませんが、55 C 近くになっていたんじゃないかと思います。

　その後は気を取り直して、来た道を逆走。と言うか、そうしないと、一方通行のArtist Palette road には入れないようですが・・・。赤茶けた岩しかないなりに、様々な色がついていたように思います。Furnace Creek にある博物館をちょっと覗いた後、ステーキを食べ、CA-190 で東の方角へ。途中で、Zabriskie Point を通過しました。

　帰り道はDeath Valley Junction までは順調だったのですが、その後、ナビのご乱心で、なぜか舗装されていない悪路へ何度も誘導されそうになりました。その誘いを振り切り、直感に頼って大通りを探したのは言うまでもありません。最終的には、US-95 に乗ってLas Vegas へ。この時点では、翌日の予定は皆無。軽く市内観光かな？と考えていたわけですが・・・。