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Wedding Reception @Wisconsin

 UM 時代の友人の結婚式の披露宴に参加するためにWisconsin へ。結婚式そのものは昨年末に済ませていたようで、今回行われたのは披露宴のみだったのですが、海外ではこれも初めての経験。飲んでばかりいたのでまともな写真はほとんどありませんが、そのうちのいくつかを適当に貼り付けておくことにします。


Where is Wisconsin?
 日本人にとってはなじみの薄い場所でしょうが、Wisconsin はアメリカの北中部にあります(ミシガン湖に対して西側)。シカゴのちょっと北と言った方がいいかもしれません。LAX からORD を経由してWisconsin まで行ったのですが、飛行機を乗り継いで行くには中途半端な距離かもしれません。ちなみに、Wisconsin の空港は第二次世界大戦時の空軍大将だったMitchell にちなんでGeneral Mitchell International Airport (MKE) と名付けられています。空港内にはちょっとした記念館があったのですが、見て回る時間まではとれず・・・。

 

披露宴
 披露宴が行われたのは、Milwaukee の隣町(?)にあるWaukesha と言うところ。新婦の実家のそばにあるちょっとしたパーティー会場を借りたというのが真相のようで、日本でよく見かける結婚式場とは、かなり雰囲気が違います。披露宴とは言っても、新郎新婦(とその兄弟)が中心になって準備をしていたのが日本とは大きな違い。司会がいるわけでもなかったので、宴を始めたときも、新郎が仕切っていたのが印象的でした(左の写真)。ちなみに、表向きの集合時間は午後4時。前菜をつまみながらビール・ワイン等を飲みしばらく過ごした後、6時半頃になってお食事会(?)が始まりました。

 途中でちょっとしたスピーチがあった点は日本と同様ですが、日本でよく見かける友人による変な出し物(?)は見あたらず。宴の最中はずっと音楽が流れていたので、ダンスをするような時間までありました。途中で私も連れ出されたけれど、幸いそんな写真はこの世には存在せず(笑)。
 宴の後は、自分たちでお片付け。日本の結婚式になれていると理解しがたいことですが、アメリカではこんな披露宴も許されるのでしょう。というのも、新郎曰く、もっとお金をかければよりフォーマルな披露宴をすることも可能だけれど・・・と言うことのようで、あまり堅くない雰囲気で披露宴を行いたかったようです。もっとも、日本のように、新郎新婦が二度三度と衣装を変えて登場するがために、彼らと話をする時間も取れずに終わるくらいなら、この方がよほど本来の目的にかなっていると思いますが・・・。
 お片付け(つまり、パーティー会場の撤収!)を済ませた後は、夜の10時頃から近くのバーへ移動(総勢3-40人?)。店が閉まる午前1時過ぎまで飲んでいました。

 

その翌日
 日本の場合、披露宴が終わったらそれでおしまい、と言うことが多いのですが、今回の披露宴では翌日のbranch もある種の公式行事として組み込まれていました。場所は昨日のバーと同じところ。前日は気づかなかったのですが、地ビールのタンクがたくさん並んでいました。ついでに、年代物の缶ビールなども・・・。

 こちらの人に言わせると、結婚式や披露宴の後にもみんなで時を過ごすのは一般的なやり方だとのこと。せっかくみんなで集まったのだから、最低でも2-3日、時間的な余裕があるようならば1週間近く続くこともあるとか?日本のように、たかが2-3 時間の披露宴のために知人を呼び出すと言うのが、何とも滑稽な姿に見えて仕方がありませんでした。まぁ、見方を変えれば結婚式会社の食い物にされていると言うことなのかもしれません。

 

その後(新婦の実家)
 フライトの時間が夕方だったので、それまでの時間を、新婦の実家で過ごしました。もちろん、私は単なるおまけなのですが、新郎新婦の家族+数人で新婦の実家へ行き、披露宴の時に持ち込まれたプレゼントなどを開けながら時を過ごしました。
 贈り物に関して。日本では、現金を包むのが一般的ですが、こちらでは適当な品物を用意する人が多いようです。カップルによっては、招待状を出す段階で、彼らが必要とする物の入ったカタログのような物を同封し、「この中から選んで!」と要求してくることもあるようですが、決まりきった様式がある訳でもなさそうです。小心者の私は、どうすればいいか周囲のアメリカ人に相談して回ったのですが、最終的な結論は、日本と同様に現金を包んでおしまい(Wedding 用のカードに同封)。$100 しか包まなかったけれど、航空券+ホテル代で10 万円近くかかっているので、それでいいんじゃないと言うのがこちらに住む人達の弁でした。招待されても参加できなかった人がいることを考えれば、当然の事かもしれませんが。

 新婦の実家の周りは辺り一面緑色でした。この光景はA2 によく似ていますが、緑の比率はA2 以上。新婦が言うには、この雰囲気は、カナダのトロントなどに近いとか?ちなみに、この辺りにはGE の関連会社に勤めている人達が住んでいると言う豪邸もあるとのこと。上にはもちろん上がいて、地元のNFL の選手は湖畔に3-5 億円の家を所有しているそうです。なお、このあたりには湖があるので、ボートを持っている人がたくさんいたのが印象的でした。

(おまけ)
 どうでもいいことかもしれませんが、今回の披露宴で久々に雨という物を見ました(日本への一時帰国中は除く)。たいした雨ではなかったのですが、こいつら、私の帰りの飛行機のスケジュールをいとも簡単に破壊してくれました。アメリカの航空ダイヤ、もう少し何とかならない物なのでしょうか・・・。