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Grand Canyon

 知人が尋ねてきたのをいい口実にして、Grand Canyon へ行くことに。地図の上ではそれほど遠くないのですが、実際に車で移動するとなると結構な距離。何はともあれ、二日半かけて、ざっと見て回りました。なお、これを書いているのは、3ヶ月以上経ってから。記憶が曖昧な点はご容赦のほどを。


アリゾナへ向けて出発
 LA 市街地を抜けた後はI-15 とI-40 を、ひたすら東の方角へ移動。最初は草原、その後は、山々が目に入ってきました。

 土曜日の午後に出発したため、その日のうちには現地に入れず。手前の街(Williams だったかな?)で一泊しました。

 

Grand Canyon
 Wiki によると・・・「Grand Canyon はアメリカ合衆国アリゾナ州北部にある峡谷である。コロラド高原がコロラド川の浸食作用によって削り出された地形であり、先カンブリア時代からペルム紀までの地層の重なりを目の当たりにできるところでもある。地球の歴史を秘めている価値と共に、その雄大な景観から合衆国の初期の国立公園の一つであるグランド・キャニオン国立公園に含まれている。」そうである。

 最初に景色が目に入ってきた瞬間は、思わず絶句。確かにこれはすごい。しかし、峡谷自体が余りに大きすぎて、ちょっと歩いたくらいでは景色の変化が見られないのはちょっと残念でした。

 少しずつ歩いて西側(HOPI POINT の方向)へ移動してみましたが、景色は余り変わらず。自転車があればもう少し快適だったのかも知れませんが・・・。疲れ果てたので、公園内を走っている無料シャトルバスで、更に西の方へ移動する事に。

 余り期待していなかったのですが、予想に反し、きれいな景色が出現。景色が変わったと言うよりは、川底を流れる水が目に入ってきたのが大きな違い。ただの岩だと、やはり日本人の美的センスを満足させるには至らない、ということなのでしょう。

 

Hoover Dam
 せっかくなので、帰りにちょっと寄り道をして、Hoover Dam を見学することに。テレビで繰り返し流されているつまらない映画(タイトル不明)にも出ていたので、もっと大きいのかと思っていましたが、Grand Canyon を見た後では、かなりこぢんまりとしたものに見えました。しかし、その歴史をまとめた映画を見れば、あの当時(世界恐慌の後)にこれだけの物を作ってしまったアメリカに脱帽するしかありません。ある意味では、日本が戦争に負けたのは無理もないような気がします。

 ダムからの帰り道、ラスベガス市内を抜けたのですが、自然の建造物を見た後では、きらびやかな建物に対する興味も消失。もっとも、興味もさることながら、カジノに行くような時間は元々ありませんでしたが・・・。